その40 「タヌキとアライグマ」
2020年12月1日の活動報告より。
今回のお題:『タヌキとアライグマ』
うーむ、二つの違いかー。( ̄~ ̄;)
私の中では、『タヌキ』のイメージは信楽焼のタヌキかなあ。で、『アライグマ』は『ぼのぼの』のアライグマくんですね。
違い……違い!? どこだろう! Σ( ̄□ ̄;)
とりあえず記憶を巡らせた結果、考えた違いは次の通り。
・タヌキは目の模様が垂れがち、アライグマは吊りがち
・タヌキの顔は丸く、アライグマの顔はひし形
・タヌキの尻尾は身体と同じ一色、アライグマの尻尾はシマシマ
・タヌキの耳は顔の割に小さく内側よりで、アライグマの耳は大きく外側に開いている
という訳で……よし、こうだ! φ(`△´;)
「あり? 何かおかしい?」φ( ̄▵ ̄;)
明確におかしい訳じゃないと思うけど、でも何かがおかしい。
目の周りって黒だったと思ったけどな。瞳がちょっと怖いな。悪霊チックというか。
でも、「これなーんだ?」と言って見せたら通じる気も?
とりあえずググってみましょう。
『タヌキとアライグマの違い』という記事によると、両者の違いは以下の通り。
・タヌキは眉間に黒い筋がないが、アライグマは眉間に黒い筋があるため、黒い部分が繋がっているように見える
・タヌキの足跡は犬と同じように手の平と指が離れているが、アライグマの足跡は手の平と指がくっついている。そしてアライグマは指が長い。
・タヌキの尻尾はアライグマより短く、模様がない。
・タヌキは四足歩行なので立つことは無いが、アライグマは後ろ足で立つことができる。
ほほー。( ̄O ̄*)
だとすると、意外にイイ感じじゃない?
アライグマが目が吊り上がって感じたのは、眉間も黒くて睨んでる気がしたからかもしれない。
写真を見ると結構可愛い顔をしているのに。
ただ、タヌキの尻尾は間違えましたね。
あんなに短かったのか……。( ̄~ ̄;)
さて、見た目以外のタヌキとアライグマの違いはというと?
・タヌキは『イヌ科タヌキ属』で、アライグマは『アライグマ科アライグマ属』。
・タヌキは臆病で攻撃性が低いが、アライグマは気性が荒く攻撃性が高い。
・タヌキは木に登れないがアライグマは木に登れる。
・タヌキの生息域は日本・中国・朝鮮半島・ロシアなどで、アライグマの生息域はアメリカ・カナダ・メキシコなど。タヌキは世界的に見ると珍しい生き物で、日本にいるアライグマは外来種である。
日本ではタヌキって昔話にも出てくる馴染み深い動物ですが、もともとは東アジアにしか住んでいない珍しい生き物なんだそうです。
アライグマは特定外来生物に指定されていて、現在は原則ペットとして飼うことは禁じられています。
アライグマはラスカルブームにより一時期よくペットとして飼われていたそうなのですが、手先が器用で脱走しやすいため結構逃げたらしい。
それと、ラスカルの最終回になぞらえて自然に放す飼い主もいたようで、当時は外来種問題があまり話題になっていなかったのもあってスルーされちゃったみたいですね。
アライグマは雑食で繁殖力が高いので今ではしっかり各地に根付いてしまっているそう。
あとはー、食べ物としての比較をしますと、タヌキは獣臭くてあまり美味しくないらしい。
タヌキをいろいろ調理して食べてみた人の記事が載っていましたが、だいぶん工夫しないと相当獣臭いらしいです。
で、アライグマも臭みはやはり強いようですが、肉の旨味が強いので美味しいらしい。
……まぁ、食べてみようとは思いませんがねー。
ただでさえ顎に不安があるのに。"(-""-;)"
~頂いたコメント~
・絵本のようなタヌキ。でもこれだけ似ているならアライグマとタヌキを見間違えても仕方がない。
・アライグマのおいしさに着目しているとは。
・今回の見分けポイントは尻尾だと思う。
・タヌキが不味いのはよく聞く話で、昔話のタヌキ鍋も実はアナグマではないか、という説がある。
・信楽焼からのこのイラスト……ということは、アレは立派なゴールデンボール!
→(※カセユキ返信)あ、あ、あ、あれは、足ですよ、足! まぁるい足!
誤解ですぅぅ~~! ( ;∀;)ノ
・タヌキは立てないことを初めて知った。信楽焼のイメージで立てると思っていた。
下半身を考えるのが面倒になり、手を抜いた結果ヘンな憶測を呼んでしまいましたね……。
やはり手を抜いてはいけない。
見て頂きありがとうございます!




