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その38 「ルービックキューブ」

2020年8月21日の活動報告より。

今回のお題:『ルービックキューブ』


 おおお、ルービックキューブ。皆知ってる、だけど色の配置と言われると……?

 うーむ、なかなかイイ題材ですね。( ̄一 ̄;)


 さて、まずは色の選択ですね。ルービックキューブに使われている色は何色か?

 とりあえず、私が考える6色は次の通り。


 挿絵(By みてみん)


 これは多分、合ってると思うんですよねー。

 揃ってる状態から「白の真ん中1個だけ赤」にして


「日の丸弁当!」⊡_(≧▽≦)


 ……とかやってた子供時代が懐かしい。

 あと、派生で


「バングラデシュ!」◘ฺ_( ̄▽ ̄)


 ……とか。


 さて、次は塗り方ですが……皆さん、ここで問題です。(-0_0-)b


『立方体を6色で塗り分ける方法は何通りあるでしょう?』


 立方体はくるくる回すとカブりが出るので、展開図で考えるのはNGです。

 ちゃんと立体のまま塗る必要があります。


 まず、転がらないようにするために『上面は白』と固定します。

 すると、底面の色の選び方(つまり白と対になる色の選び方)は5通り。

 残りは4色ですが、上面と底面が決まっても側面はくるくる回るのでまたカブりが出る危険性があります。

 ですのでどれか1面をまず塗り、残り3面の色の塗り方を考えればいいいので

  3×2×1=6(通り)

 と言う訳で

  5×6=30(通り)。


よって

 立方体の色の塗り分け方は『30通り』

となります。


 だーっ!! Σ( ̄□ ̄;)

 1/30を当てられる気がしない!


 とりあえず『対になる』、つまり絶対に隣り合わない色の組み合わせを考えてみよう。

 これが決まると、塗り方は2択まで絞れますからね。


 黄色とオレンジは色が近いので向かい合ってるんじゃないかなー。

 同じく、緑と青も離れていた気がする。

 ということは、「黄-橙」「緑-青」「白-赤」って感じかな。( ̄~ ̄;)


 ってことで、答えはこうだー! \( ̄O ̄;)


 挿絵(By みてみん)


 うーん、白を基準とした絵の方は

「こんなのだったよね!」( ̄▽ ̄*)

と思えるのですが、赤を基準とした絵の方だと

「こんなんだったっけ……?」( ̄д ̄;)

と不安になりますね。

 

 とりあえず答えを見てみよう。


 挿絵(By みてみん)

 挿絵(By みてみん)


「答えが二つある!」Σ(゜o゜;)


 えーっ、衝撃だ! 『世界標準配色』と『日本配色』があるんですって!

 皆さん、知ってましたか?

 なお、図でも分かるように私の答えはいずれとも違うんですけどね……。ははは……。( ̄▽ ̄;)


・ルービックキューブは建築学者ビク・エルネーが考案した立体パズル。1977年、ハンガリーで『マジックキューブ』という名称で発売され、日本では1980年7月25日にツクダオリジナル(現・メガハウス)で発売された。

・日本発売において青と黄色を入れ替えた理由は不明。2013年ver.から世界標準配色で統一された。

・回転操作して得られる色の配置の数は、全部で『4525京2003兆2744億8985万6000通り』。

・「いかなる状態でも、最多で○○手で各面が揃った状態に戻せる」という数字のことを「神の数字」と呼ぶ。この神の数字は「20手」であることが証明されている。


 ……はぁ。(・_・;)

 そういやルービックキューブ揃える芸の人が

「あ、これ面倒なタイプだ」

とか言ってたりしますが、グチャグチャの仕方によって手間がかかるタイプと比較的すぐに揃えられるタイプがある、ということですね。

 で、その中の一番メンドウなタイプでも「必ず20手で6面揃えられる」ことが証明された訳です。


 この「神の数字」、1981年には「52手」と考えられていましたが、2008年8月時点では「22手」まで減少。

 その後、研究チームが問題を「22億1709万3125個」に場合分けすることで突き止められる、としましたがその1つ1つが「195億842万8800通り」の計算を必要としていまして、これらを全部吟味していたら「11億秒(=約35年)」かかるという計算になったそうです。

 それで研究チームがGoogle社の力を借りて演算、この「20手」という答えが導き出されたそう。


 ……何のこっちゃ、途方もない数字ばかり出てきますね。

 すごいぞー。( ̄▽ ̄;)(←深く考えるのを止めた)


~頂いたコメント~

・配色が合っているだけですごい。かなり近いと思う。

・メガミンクスという十二面体のものを持っている。崩したら戻せないかも、と思って遊ばなかった。

・おー、凄くソレっぽい!

・ルービックキューブは成功した試しがない。2面までは頑張ればどうにか。20手で成功するって信じられない。

・6面揃えられる。ブームになった頃は販促イベントで公認認定会をしていて、三分ぐらいで揃えた。

・白の反対は青と記憶していたから「あれ?」と思ったけど、そういう経緯だったとは知らなかった。


誰しも一度は手にしたことのあるルービックキューブ。

少し懐かしい気持ちになれた回でした。


見て頂きありがとうございます! (^^)/

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加瀬優妃は現在
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」へようこそ!』
というエッセイを連載しております。
「なろう世界」での日記みたいなものです。
こちらもよろしくです。
※なお、こちらは完結済です。
『お暇つぶしに「パズル&クイズ」をどうぞ。』
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