第一話
とりあえず書いてみました!よかったら読んでみて下さい!
「はあ〜今日もしんどかったわ〜」
辺りはもう暗い。いつもの帰り道をぶつぶつと呟きながら歩くサラリーマンがいた。
彼は佐藤ハジメ。歳は28歳。彼女なし独身。身長は180センチの細身のボディ。今日も上司と部下の板挟みで心身ともにボロボロだ。
そんな彼の一日の楽しみがある。それは……
「いらっしゃいませ〜!」
コンビニ内に響く声。ハジメは察した。
(この声は絶対にあの子だ)
足早に店内に入ると商品を探してるフリをして辺りを見回す。すると視界の片隅で商品の補充をする女の子が見えた。こちらにパッと気が付き笑顔で
「あ、いらっしゃいませ!」と言ってきた。
(あ。かわい。かわいいぃぃぃ‼︎)
ここはハジメの近所にあるコンビニ。いつも会社帰りによく立ち寄る。ハジメはこのバイトの子を拝むのがマイブームになっている。
思わずにやけ顔が溢れそうになるが感情を飲み込みここはクールを決めこみ会釈する。
彼女はどうやら最近入ってきたバイトの子らしい。名前はネームプレートには「姫川」と書いてはあるがそれ以外は知らない。
しかし彼女に対してハジメのフェチセンサーは反応していた。
それは彼女の身長は140センチくらい、顔はハジメの手のひらより小さくてモデル並みに整っている。バストや足のサイズも小学生並みでそれはいわば「ロリっ娘」というやつだ。
そう、ハジメは小さいものフェチのただの変態だ。
そんな変態なハジメは今日は1人で晩酌しようと考え缶ビールとおつまみのチータラを取りレジへと足を運ぶ。
(ここが1番の勝負どころだ。姫川さんがレジに戻るのを待つ。そのタイミングを間違えたらベテランバイトのおっさんがすかさず来てしまう。それだけは避けたい‼︎)
しかし、その時はすぐに訪れた。姫川さんがレジに戻ってきた。
(今だ!今しかない‼︎)
ハジメは周りにライバル(客)がいないことを確認するとすかさずレジにカゴを置いた。
(勝った!この勝負!俺の勝ち!あとはボーナスタイムを楽しむのみ‼︎)
姫川さんはやはり身長が足りない為脚立を素早い動きで持ってきてレジを打つ。
(ああ、脚立使うのは反則級に可愛いわ〜)
その姿はとても一生懸命で可愛いとハジメは思った。
そう思ったハジメだったが何やら姫川さんの様子がおかしい。どうやらレジの打ち方で戸惑っているらしい。
「んん〜、すみません、少々お待ちくださいお客様〜」
と言われたハジメだがニコニコしながら待っていた。内心では
(あ〜困っている姫川さんもなんて可愛いだ〜!最高だわ〜)
と表情すら何も隠せてはいない状態になっていた。
するとそれを見ていたベテランのおっさんバイトが近寄ってきた。ハジメの表情は少し曇った。
(おっと、これはなんだか嫌な予感がするんだが)
次の瞬間ハジメの嫌な予感が的中した。ベテランバイトのおっさんが来て姫川さんに
「何やってるの?俺やるから棚出しやって」
と言われた姫川さんはわかりやすく凹んだ。姫川さんが
「申し訳ありません、、。」
と蚊が鳴くような声で謝ってきた。ハジメは彼女を傷付けないように
「大丈夫ですよ。ハハハ〜、、。」
ハジメも凹んだがここはクールにしなければ彼女をさらに傷付けてしまうと思い気にしないそぶりをした。
確かにベテランのおっさんは手際がいいしマニュアル通りに話すしとてもスムーズだ。しかし、ハジメが今望んでいるものとは違った。
(後はおつりを受け取る時の姫川さんの少し触れる手のひらの温もりと笑顔でありがとうございましたを聞いて上機嫌で家に帰えれたのに〜‼︎)
と望んでいたハジメは悲しんでいた。
自分と同じ歳くらいのおっさんの生暖かい手のひらからおつりを渡され使い古された「ありがとうございました〜」を聞いてハジメは絶望に打ちひしがれていた。
(ああ、今日の癒しが没収されてしまった〜!なんて呆気ない最後だったんだよ〜)
しかし、帰ろうと出口に近づくと棚出しをしていた姫川さんと目が合い、
「あ、、。ありがとうございました!」と少し申し訳けなさそうな姫川さんはそれでも満面の笑みだった。ハジメは天に昇る気分になった。
(ああ、この子はなんていい子なんだろう!さっきの失敗を受け入れてもう気持ちを切り変えようとしてる!しかもこの笑顔!もうおじさんは満足です!うん!満足!)
そう思い少しはにかんでハジメは会釈した。
この時、姫川さんとなんとしても連絡先を交換して仲良くなりたい‼︎もっと普通に話したい!この子こ笑顔をもっと見てみたい!友達になりたい!と若干コミュ障のハジメは決意した。
その為のハジメの戦い?が今はじまった‼︎