02 ユニゾン×リンク「ストーリー」
ストーリ―
主人公の少年ヨウタは町の近くにある古代遺跡の中で、不思議な雰囲気の少女ルーナと出会う。
ルーナは長い間遺跡の中で眠っていて、それまでの過去の記憶がないという。
ヨウタはそんなルーナの為に彼女に記憶を思い出させるために、旅に出る事になる。
しかし、その道中ルーナを襲う者達との戦闘になる。
その戦いで明らかになる事は、彼女には、人の潜在能力を引き出す力があり、〈聖音楽〉という能力を持っているという事。
ヨウタはその〈聖音楽〉の力を借りてルーナと〈協調〉した状態で、敵と戦う事になる。
〈聖音楽〉には、強大な力を発揮するという〈四聖楽譜〉というものがあり、襲い来る者達を〈聖音楽〉の力を使って退けながら進むヨータ達は、ルーナの記憶を蘇らせるために〈四聖楽譜〉について調べる事にする。
道中で、世界の異変、魔物の大量発生や自然の荒廃などを目にはしつつも、二人の旅は順調だった。
しかし、その旅の途中で廃墟となった町を訪れたルーナは、遥か昔〈四聖楽譜〉の力を使って、その街を滅ぼしてしまったことを思い出す。
自分の正体に悩むルーナだが、ヨータの説得によって旅を続ける事を決意し、〈四聖楽譜〉を探すために行動する。
そして、喜び、怒り、悲しみ、楽しみをテーマにした、全部で四つあるという〈四聖楽譜〉の中、喜びの物を手に入れたヨウタ達。
だが、そこで相対する敵から驚愕の真実を告げられる。
その昔、滅亡寸前だった世界を救うために〈聖音楽〉の使い手で結成された〈全調律楽団〉があった。
しかし、楽団は助かる者だけを確実に助けるという〈サルベージ派〉意見と、不完全でも全てを助けるという〈オールラウンド派〉意見で対立してしまう。
結果、〈協調〉の効かなかった〈聖音楽〉は世界を救うことなく、逆の効果を発揮。
町を滅ぼし、人々を攻撃し世界を滅亡させてしまった。
同じことを繰り返さないためにも、と生き残ったルーナや楽団のメンバーは遺跡に眠りついたのだという。
そうして長い時を経て、同じ危機が訪れた世界を救うために敵の人間は、不確実な方法を取ろうとする〈オールラウンド派〉のルーナの命を狙っていたというわけだった。
ヨウタ達は知らされた真実を前にして、自分たちのすべき事を悩み、不完全でも全てを救う事に決める。
そうして楽しみの〈四聖楽譜〉を手に入れ、怒りと悲しみの〈四聖楽譜〉を手に入れた〈サルベージ派〉との戦いに臨む。
二人の心を合わせ〈協調〉によって勝利したヨウタ達は、今まで戦って来た敵たちに手を差し伸べ協力を願い出る。
説得の末、心を合わせて奏でられる〈全調律楽団〉の〈聖音楽〉は正しく効力を発揮し、滅びに瀕する世界を救ったのだった。