表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

第四話. summer vacation

テストで更新遅れました。

これからも遅れるかもしれません。

  告白から、もう2ヶ月。


  夏休みが近づいていた。


  俺の所属していたバスケ部は7月に行われた地区総体で敗退。


  対して彼女の所属する吹奏楽部は8月4日にコンクールがあるので、夏休み中にも部活はある。

  

  長ったるい終業式を終え、下校中。


  「しばらく会えなくなるなぁ・・・」


  そんなことを考えていた。


  「毎日メールするからいいじゃん♪」


  隣にいる彼女が言う。


  「あ、声に出てた?」


  「うんっ、出てたよ笑」


  そんなストーカーみたいな発言を彼女に聞いてほしくはなかったけど、


  彼女は全く気にしていない様子だったのでよかった。


  「じゃあ、俺もたまに部活に顔出しに行くから。その時会おうな。」


  「うんっ。」


  そして、俺たちの帰る道が分かれるところで、


  「じゃ、よい夏休みを!」


  「あぁ、部活頑張れよ。」


  「うんっ!」


  そう言って、俺たちは我が家へと向かう。


  明日から夏休み。


  

  夏休み、だった。


  俺たちの破局の原因は紛れもなく俺のせいだけど、


  それは、夏休みの出来事。


___



  7月下旬。


  夏休み突入5日ほど。


  部活動を引退している俺は、その時間を持て余していた。


  まだ一日練などがある彼女に対して、


  俺はとてつもなく暇だった。


  コンクールを控えた彼女にメールを送りすぎるのもどうかと思って、


  メールは夜の7時からだけにしておいた。


___



  8月にも入ると、少しからだがなまってしまうので、


  たまに部活に顔を出しにいく。


  そしてその度に、


  彼女を探す。


  見つけることが出来ると、


  少しのアイコンタクトをして、部活へ参加する。


  くだらないような事だけど、


  彼女を少しだけでも見れるだけで、


  なぜか安心する。


  


  そして、日は8月下旬へ差し掛かる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネット小説ランキング>恋愛シリアス部門>「愛していても、いいですか?」に投票 ネット小説の人気投票です。投票していただけると励みになります。(月1回)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ