表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の異端と黒の正道異世界へ  作者: ryurenn
1章 異世界に現れた討魔師2人
1/24

第1話 討魔師の日常は崩れ去る

最近書いては別の話を書き始めるryurennです。この小説からは心を入れ替えて最低でも1年は書きつづけられるようにしたいです。そのためにも小説に対する感想やアドバイスなどよろしければお送りください。

討魔師


 それは己の魂を鍛え武器として具現化し世の中に現れる《影》と戦うものたちである。彼らの存在は世の中の一部の人だけが知っており、彼らは人知れず世の中を守っている。ちなみに《影》を倒してももらえる給金は低く怪我をしても保険がきかないという悲しい職業でもある。

 そんな討魔師として活動している僕こと雪白(ゆきしろ)(とおる)はパートナー兼恋人の黒羽(くろば)(れん)と一緒に高いビルの屋上から夜の街を見下ろしていた。


「いやあ、今日も怪我をすることなく無事に終わりましたねえ」


「そうだね。とはいえ結構ギリギリだったから油断はできないけどね」


「最近は現れる《影》が強くなってきてますからね。ここ500年の歴史を見ても何かが起こる前は《影》に異変が現れるそうですから気を付けた方がいいですね」


 互いに最近の《影》についての考えを語りあった僕らはそこで解散となり、明日からの学校のために早く寝ることになったのだった。











 討魔師は世間に認知されていない職業なので仕事のために学校を休んだ場合、当然ながら仕事があるので休みますとは言えない。それなのに突然仕事を押し付けられたりするのがこの仕事の嫌なところである。単純な《影》の討伐だけでなく書類仕事などもあるのでその忙しさからあまり要領のよくない透は友人が少ない。外面のいい蓮はクラスメイトや教師とも良好な関係を持っているがそれでも友達といえるほどの関係までは踏み込ませない。

 そんな僕たちが所属する赤城高校2年5組は今日も変わらず授業を行っていた。チャイムが鳴り昼休みに入ったので僕と蓮は弁当を食べようと食堂へ移動しようとしたのだが妙なことに扉が開かず教室から出ることができなくなっていたのだった。


「ん?これはいったいどういうことだろうね。鍵はかかっていないようだけど確かに開かない」


「前の方の扉はどうでしょうか?」


「こっちも開かないね。こうなったら蹴飛ばしてみるかな?」


「それは最後の手段ですね………これは!?」


 僕らが今度は窓が開くかを確かめようとしたときに不意に床が光り初め僕らは日本から姿を消した。











雪白透


全距離対応万能型

魂装(こんそう) 日本刀『白雪(しらゆき)』 大鎌『雪那(せつな)』 他多数




黒羽蓮

中遠距離支援型

魂装 形状変化型銃器『黒打(くろうち)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ