紀行・舞鶴/油船YO30、汎用護衛艦「まつゆき」「あさぎり」
自衛隊OBが運営する遊覧船「あさなぎ」に乗って東舞鶴港内を周遊していると、港湾を東西に縦断する国道二七号線沿いに延びた、海上自衛隊造修補給所の岸壁西端付近で、艦船三隻が岸壁に係留されているところに近づいた。下に示す写真でいうと、手前から油船YO30、汎用護衛艦「まつゆき」、汎用護衛艦「あさぎり」だ。以下、各艦船について述べる。
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油船YO30。
基準排水量六八〇トン、全長四六・五メートル、幅七・八メートル、速力九ノット。搭乗員十名。貨物油層五二〇立方メートルで日本列島沿岸を航行する。
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汎用護衛艦「まつゆき」DD130。
一九八六年三月就役。基準排水量三〇〇〇トン。全長一三〇メートル、全幅一三・六メートル。速力二九・七ノット。ヘリコプター一機を搭載。駆逐艦に相当する古い護衛艦だ。
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汎用護衛艦「あさぎり」DD151。
一九八八年就役。基準排水量三五〇〇トン、全長一三七メートル、全幅四・四メートル。三〇ノット。ヘリ一基搭載。旧海軍駆逐艦「朝霧」に由来し、女性副官が登場していたことで話題にもなった。駆逐艦に相当する。
ノート2015.04.08/取材2015.04.05
手前から油船YO30、汎用護衛艦「まつゆき」、汎用護衛艦「あさぎり」




