表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魂の彷徨  作者: 高階珠璃
1/4

~prorogue~

僕がなろうを知る前に書いた、短編以外では初の恋愛小説。出来るだけ推敲し直したつもりですが、文法作法のおかしな点残ってたらすみません。

 時折吹き付ける風で落ち葉が巻き上げられる、そんな秋の終わりの寒さなど、子供たちにとって遊ぶのを止める理由になどならない。

 今も公園では、小学生くらいの男の子が集まってボールを蹴って遊んでいる。その中で一際足の速い少年がボールを蹴った時、今日一番の強風が吹き付けた。ボールは大きく軌道を逸れ、公園の外へと転がっていってしまった。

 先程の少年がボールを追いかけて外に出ると、本を読みながら歩いていた、彼とあまり歳の違わない少女が丁度ボールを拾い上げた。

「これ、貴方の?」

「おぅ。拾ってくれてありがとな」

 そう言って少年は満面の笑みを浮かべた。

 少女も少し頬を染めながら微笑み、再び本を開いてそのまま去っていった。

 少年もボールを手に、仲間たちの所へと戻っていった。


 少しこそばゆい風の吹く、ある秋の日の出来事。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ