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【書籍発売中!】ライブラリアン〜本が読めるだけのスキルは無能ですか!?  作者: 南の月
第一章 底辺スキルの貴族令嬢

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護身用アクセサリー

ダンスを終えてヘロヘロながら、魔法を練習するため訓練所へ。

まずは土の魔法陣を思いのままに操れることを目指してみようと思う。

まずは土壁。

高さを意識して腰高になるようイメージして作る。

できた!

次は自分の背丈くらいに…できた!


おぉ。意外と簡単にできるのね。

楽しい♪

そして、作った土壁を崩して整地も…できた。


そのあと自分を囲むように円状の土壁を作ったり、訓練所にあった木の周りに土壁を作ったりした。

できたけど、他者の周り…すなわち今回だと木の周りに魔法を展開するのはちょっと難しかった。

隣に立っていればなんとかできた。

けれど自分の周りに壁を作る時と違い、円の中心に木はなかった。

自分の周りに土壁を作った時は、円の中心が自分だったんだけどな。

これは私と木が離れれば離れるほど難しく、1メートルほど離れると円内にすら入らなくなった。

そして比較的近くにいても、目を瞑るとやっぱりできない。


距離のある対象物に魔法を飛ばすってなかなか難しいだろうけど、使えたら便利よね。

それに結局魔法は、魔力操作とイメージが大事なのだと体感した。

遠くの木まで上手く魔法が発動しないのは、遠くへ魔力を飛ばしたことがなく、かつ木までどれだけの距離なのかしっかりイメージできてなかったからだ。

他の場所に魔法を飛ばす練習は今後もやっていこう。


その後はいろんな形に変えられるのかと土壁の厚さを色々と変えてみたり、球体を作ってみたり、星形のオブジェを作ろうと挑戦してみたりした。

土壁の厚さは問題なかったが、球体は泥団子レベルからバスケットボールレベルまでできた。

星形は…うん。まだ要練習だ。


そうこうしていたらゼポット様が通りかかった。

世間話ついでに魔法陣での魔法を披露すると、ゼポット様は魔法陣を凝視した。


「昔このマークに似たのを見たことがあった。

なんのマークじゃろうと思っておったが…そうか、魔法陣だったんか。」


「魔法陣を見たことあるのですか?珍しいですよね!?

魔法陣は今からうんと昔に廃れたと本で読みましたが。」


「爺さんがいつもネックレスをつけておったのじゃ。

デザインは無骨で、石自体もあまり研磨されておらず、キラキラしとらんかった。

その石に刻印されとったんじゃ。

爺さんも形見じゃと言って首から下げとっただけじゃから、それが魔法陣とはわからんかっただろうのぉ」


魔法陣付きアクセサリー…

それならいつも身につけられて、いつでも魔法を発動できる。

考えたことなかった。盲点!


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