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【書籍発売中!】ライブラリアン〜本が読めるだけのスキルは無能ですか!?  作者: 南の月
第一章 底辺スキルの貴族令嬢

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魔力切れ

目が覚めた。

うぅー。なんだか体全体がだるい。


ちょうどその時メリンダがやってきた。

「そろそろお勉強の時間ですよ…って!お嬢様どうされたのですか!?

お顔が真っ青ですよ」


「魔法の本を読んでたのだけど、ちょっと疲れちゃって。

体がだるいの。」


そういうと、あれよあれよと言う間にベッドに寝かされた。

「ちょっと失礼します」というとメリンダは私の首元に手を当て、体温を測ると「すぐ戻ります」と言って出ていった。


面目ない…


戻ってきたメリンダの手には、カップとティーポット。

さぁ飲んで下さいと言われて飲んだのは、スパイス香るあまーいチャイだった。


シナモンの香りに癒され、体の芯まで温まる。

2杯ほど飲んでホッと一息つけば、徐々に気力が戻ってきた。


「ありがとう。メリンダ。

もう大丈夫だわ」


「顔色もだいぶ良くなられたようで、よかったです。

魔力を少し使いすぎたみたいですね。

今日はお勉強お休みにして、大事をとってベッドで休んで下さい。」


「もう大丈夫なのに。

心配かけてごめんなさい。

でも、1日でも休んでしまうとまた元の怠け者の私になってしまいそうで怖いのよ。

だから今から1時間はちゃんと休む。

それから残り30分は勉強していい?」


メリンダはしっかり休んで欲しかったみたいだけど、1時間はしっかり休むことと顔色が良くなったことを考慮して、最終的に30分勉強することを認めてくれた。


「でもいいですか。

お嬢様のスキルはライブラリアンです。

読書は魔力を使ってなさそうですが、お嬢様はスキルの力で読んでいるのですから、読書をする度確実に魔力は消費しているのです。

無理をすればまた倒れますからね!」


そう言い残して、メリンダは出て行った。

そういえば、最初に魔力切れを起こしたのは本の読み過ぎだった。

3日寝込んだんだったなぁ。

今回は2、30分ほどで意識は戻った。

魔力がゼロになったわけではないから回復が早かったのだろうか。

それとも魔力の回復スピードが早くなったのかな…


どうやったら回復スピードって速くなるんだろう?

いやもっと言えば、どうやったら魔力が増えるんだろう?

魔力で本が読めるなら、魔力が多ければ多いほどたくさん読めるはず。

増やしたいなぁ。

そもそも増えるものなのかなぁ?


そんなことをつらつら考えているうちに私の瞼は閉じていき、夢の世界に旅立った。


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