山の上のパン工房
その町は、山の頂上にあった。
3人は、生クリームがぎっしり詰まっり、一口かじるとフルーツの香りが口の中に広がる。
今、話題のパン屋さんに向かっていた。
森で大量に手に入れたキノコを高額で買い取ってもらい、目的の【山の上のパン工房】で食事をすることにした。
『くまさんの顔、かわいいよ』
『りのなは、それ選んだんだ。あいかは、有名なクリームパンいちご味にした。』
『同じの選んだけど美味しい。ペースト状にして生クリームに合わせてるのかな』
『みなつは、料理上手だよね。いつも、ありがとう』
『あいかは、作るの見たことないけど、できるの?』
『ひどいよ! 冷え切ったの調理してあげてるのに・・な』
『それて、料理できるっていわないんじゃない?』
『材料に熱をいれてるから料理だよ』
『その言い方、語弊があるんじゃぁ。前の日、作った冷めたの温めなおしてるだけでしょう』
『うふふふ』
『また、笑ってごまかしてる。りのなが、勘違いするでしょう』
にこにこ笑いながら、両手を頬にあて肘をテーブル固定するように時々、うとうとしながら聞いていた。
あいかと、りのなは、町の中央にある噴水にいくようだ。
みなつは2人と別れ、密かな楽しみにしてる近くの村にあるパンケーキへ、向かった。
20分くらい歩いたくらいだろうか、草原で小型のリス系魔物に少女が襲われてる。
レベル1でも、たたけば、即死する弱い魔物なのに、不思議な光景ではあったが、助けに・・・
『痛いいよ、やるな、こうしてやる、効かないか。いたたたぁ』
これは、戯れているのか?いや・・・噛みつくリスを必死で払おうとしている。
転がってる小枝を手に取り、リスを倒した。
『助けてくれて、ありがとう。可愛いからな撫でようとしたら、狂暴だったよ。小さいのに強いや』
『初心者でも安全な魔物しかでない草原のはずなんだけど、私は、みなつ』
『あら、見つかっちゃ。めいな。精霊さんですよ」
『精霊さんだから、魔物に苦戦・・・絶対に違うでしょう』
『人型の精霊さんですよ。お友達になってね』
『こんなに可愛いから、きっと精霊さんね』
『この先に、美味しいパンケーキ屋あるから、一緒にいかない?』
『パンケーキ!。いくいく、楽しみや。 でも、ダイエット中で、炭水化物は我慢してるの』
『デザートはカロリー0ですて、知り合いがいってました』
『食べてもいいのかなぁ?』
『1枚だけにしようね』
『は~い』