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私の世界の目覚め  作者: 里乃南
50/67

50 不条理のオーラ

心配してくれてると思っていたが・・・

「みなつ、お腹が痛いの?パンケーキ食べ過ぎたの?」

クレハ、話聞いていないの?毒を盛られたの、食べ過ぎを疑われるなんて心外です

「えー、あいか、材料集めてきたのに食べ過ぎたの?誘惑に弱いだから うふふふ」

あなたのほうが誘惑に弱いでしょう 言いたくないけど楽しみにしてましたよ。

どちらが誘惑に弱いか、我慢比べ受けて立ちますからね

「にひひ 情けないな、みなつは、無視したから罰があたんだ」

なに!この上から目線、絶対仲良くなれません、あれ?なぜか、懐かしい

「みなつ、どこが痛いの?大丈夫?」

りのな・・・好き♡あなただけだよ、心配してくれたの


「えー騙されたの めいな、嘘つく人、嫌いですよ」

「めいちゃん、なに怒ってるの?」

「あ、食べ物!この人が、みなつに毒を盛ったんだよ」

「えー、食べ過ぎじゃなかったのか?ごめん、みなつ」

「よくもやってくれたな 食い意地がが張ってるみなつに、ただじゃ、すませないぞ」

「仇はあいかが討つ じゃま、ちょっと下がりなさい」

「あいか、何するつもりだ ぼくが先に行く」

まだ、生きてるって、まだ殺さないで、あれ?、心配してくれてるじゃない

良かった・・・死んでも後悔ないわ あやうく化けて出るとこだった


「可愛いお嬢さん達、大人しくしていたほうがいいですよ、大人しくしてくれたら、何もしません、お怒りですが、女王の攻撃範囲には入りませんからね ワハハハハ」

「ねぇ。止まって、くれない」

時間が止まり、あいかの連続攻撃のターンが始まる


注意するべきは、女王の射程範囲に入らない事のみ、研究所でしっかり確認できた

だが、イフリーナルは自らに起きた異変に気が付く

「これは・・・驚いた、時間を止めました?ダメージログが止まらない」

この子も、再来者なのか、能力が分からないうえに、ダメージを受けてるのに何がされたか分からない

これだけ強力な攻撃・・・連続では使うことは出来ないはずだ


「次、僕が行くぞ」「ひ、酷くないですかぁー」

怒りのクレハが、ひにかをのけ、『光雷撃』突進するダメージを与えると体の一部が消滅した

この距離は安全ではない、逃げないとやらかねない

「これは、困りました。結果と症状を確認の必要がありましたが、残念ですが、撤退します」

一瞬で距離が離れる、想定内ですから、逃げ切れます


「クレハ、信じているから、ひにかに飛び込んでこい」

真っすぐな性格で迷いがない、私たちが最高のカップリングだぞ

『光雷撃』突進する『ハートの扉』ハートを通り抜けるとイフリーナルを先回りしていた

『光雷疾風撃』無敵状態の貫通突進 体に穴をあけ致命的なダメージだったか、消滅していく

「防衛特化の分身が倒されるとは、恐ろしい力だ だが、手遅れですよ 計画は成功しました ワハハハ」


りのなが、みなつの手を握り心配してくれてる

心残りはあるけど、みんなの気持ちが知れて幸せよ、後悔はない

これでお別れか・・・いやだ、涙が止まらない

笑うのみなつ、笑顔じゃないと後悔を残しちゃう・・・それだけは嫌

「みなつ、大丈夫だよ りのたん、お願いね♡ふふふ」

「めいなが、奪い取らなかった?りのなの奇跡の力、使えないだろう?」

「うわわわわ りのたん、ごめんね 思い過ぎたら止まらなかったの」

「みなつは、ペナつくな、僕に冷たくしたからだ にしし」

「うえぇぇ 酷いよ、酷くないですか 馬鹿、みなつの馬鹿」

「みなつ、約束、守りなさいよ うぅぅぅ」

涙が流れ・・目をつぶりみなつに抱き付いて泣きじゃくる


りのな?時が来たのかな?『あにすの剣』が姿を現した

『不条理のオーラ』が発動する

りのなの心の世界が目覚め 慈愛の力、自らの命を掲げる奇跡の力

みなつの状態異常を完全回復させると、ピンクのオーラが町中に広がり

発症した村人の症状が完全回復される奇跡がおきた


あにすの剣が消え、不条理のオーラは再び眠りについた

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