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私の世界の目覚め  作者: 里乃南
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アイドランス城

闇の魔力の影響か動物の鳴き声も聞こえなくなり・・吸血鬼ドランの住処、アイドランス城についた。

3000年前からある建物らしいが、町の建物と比べても、豪華な洋館で歴史を感じさせない。

入り口の門を開けると同時に無数の手が飛び出し・・ゾンビが地面から這い上がってきた不気味な光景だった。

あいかが、りのなに首に手を回して落ちないようにしっかり掴んでとお願いすると門の中に足を進めた。


『夢見る。私の世界、夜空の星は過去の光、煌めきが未来を輝き照らす スターティアラ』


特殊な強化スキルの発動。星のティアラが、輝き、光の粒子が全身を包む。


「ねぇ。止まって、くれない」時間が止まり ターンが倍になる


無数に沸きだしたゾンビが全滅していたが、洋館の入り口の扉付近に赤い不気味な魔法陣が現れ、デュラハンが現れた。

クレハの手を引いて、走り出すあいか、デュラハンまで50メートルあたりで、またしても、無数の手が飛び出してきた。


「あいか、モテキ来てるのかな」

「違うよ、絶対、違うよ」クレハなら、こんな気味悪い物に好かれたくないよ

「残念だけど、消えてもらおうかな」


足を止めるとあいかの周りに星の輝きの様な無数の粒子が、流れ星のよに囲んだゾンビに流れていった。


「綺麗!ドラン討伐成功!ドラン討伐成功!ドラン討伐成功!」消える前に3回言えた

「流れ星じゃないだから願い叶わないぞ うふふふ」

「そんな意地悪言わないでよね」


あとは、デュラハンかと扉をみると既に消滅していた・・最強だよ『スターティアラ』

洋館の入り口の扉に付くと、背中にぶら下がるりのなを見た、目をつぶり必死にしがみついていた。

扉の向こうから、生き物の気配を感じる・・。目で下がるように合図送ると、豪快に蹴って開けた


「ねぇ。止まって、くれない」時間が止まり ターンが倍になる


次の瞬間には、静寂に包まれていた。精神的にキツイが、連続の使用で『スターティアラ』の、レベルがあがった。

クレハに全く出番がない・・終わらせそうな勢い、気力がなければ役にたたないのに・・・りのな搭載・・燃料タンク背負ったあいか・・悪質すぎる。

階段を上がり、地下へ、見下ろす先に長い廊下が、階段を降りる度に闇のオーラーが強くなってきた。


「吸血鬼ドラン倒すのは、クレハだからね うふふふ」

「え~!依頼受けたのあいかじゃない」出番は欲しかったけどボス丸投げ

「だって白木の杭じゃないと倒せないんでしょう?神木光雷しんぼくこうらい うふふふ」

「酷いぞ!光雷は、杭じゃないよ!」


長い廊下の先に大きな扉があり、ギィー、開けると玉座のある部屋に辿り着いた。

吸血鬼ドランは、勇者の暗殺を試みた影響で、本来の力を失っていた。

玉座から、ゆっくりと立ち上がりマント広げ挨拶をした。


「アイドランス城にようこそ、美しくお嬢さんたち」

「覚悟しなさいよ。ぼこぼこにしちゃうんだから」

「ちょっと、叩いても駄目だよ。突き刺さらないと杭ぽい武器で」

「光雷は杭じゃないと言ってるでしょう。神木!神木!」


ドランは、『操りの瞳』操る暗示を使ってきたが、効果がなかった。

『光雷撃』突進した 「光雷乱舞」強化スキルの発動、首元に噛みつく隙がまたくない連続攻撃、胸を打ち抜いたが、不死身の吸血鬼、倒すことが出来ない。

後ろに飛び下がると「光雷砲撃」一直線状にいる相手に大ダメージを与える、粉々に消し飛んだが、一瞬で再生した。

『光雷撃』突進したが、姿が消えている。見失ったが、狙いは分かっていた右か、左か、上から振り下ろしたら危ない、振り向くと同時に横に振りぬく、見事に命中してノックバックした。

「光雷砲撃」粉々に消し飛ぶが、「光雷乱舞」効果が消えた。またしても、一瞬で再生する。

これでは倒すことは出来ないんじゃないか?不安がピンチを招く、ドランが背後に回り込む。

『夢見る。私の世界、闇の中でも輝く星の輝き 過去の光が未来の天空で煌めく スターキャリヴァ!』

星の形をした刃の矢がドランを打ち抜く、消滅したように見えたが、再生する倒す方法が見つからなかった。


「太陽に弱いんだよね?殺菌効果あるスキルない?」

「浄化系スキルだよ。無いから受けたくなかったの」

「クレハより、清潔な、あいかに任せて」

「馬鹿にしてるよね。怒る元気もない休憩」任せて休むことにした


疲れた、寝がると何か飛んできて、イタ!手に取って見てみると、ニンニクで出来た十字架だった。

いつの間にこんなの作っていたんだろう・・これなら襲われないか

キュィーン ゴゴゴゴゴゴゴ キュィーン ゴゴゴゴゴゴゴ

ドランが距離を詰めると、星の矢で打ち抜かれていた・・まるで、シューティングゲームみたいだった。

星の刃が、キュンキュンと唸る、撃つと音が小さくなり、なかなか、威力を上げられない。

「死の接吻」吸血ドレイン 狙ってくるが、近づけないが、しつこく何度も繰り返し狙ってくる。

首が苦しい・・締められる・・・気力が半分消費してるじゃないか・・燃料タンク・・・違う・・りのなは、寝息・・熟睡していた・・人って寝ると重くなるんだね。寝ると重いを理解した。

違う!気力なければ・・美しさしか・・残らない、唯の美女・・吸血の餌食に・・貧血気味なので・・献血は、ちょっと、クレハの近くに『スターキャリヴァ』牽制しながら寄った。

準備してきた聖水を取り出し、顔めがけて、ドボドボドボ、溢した。


「つ、冷たいよ!風邪ひいちゃうよ」

「聖水、かけてあげたから倒しちゃって、ほらほら」


不満はあるが黙って立ち上がり『光雷撃』突進した 光雷に聖属性付属され、ヒットすると、うめき声をあげる。

効いてる!ここが攻め時、決める「光雷乱舞」強化スキルの発動 『光雷疾風撃』近戦闘でも使える無敵状態の貫通突進 刺しこんだ、腹部から消し飛び、ウギャヤヤ、断末魔をあげて灰になった。

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