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私の世界の目覚め  作者: 里乃南
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新スキル

闇の空間、衝撃の報告に凍り付いた


【勇者の呪いが消滅した】

【在りえない 不可能なはずだ】

【馬鹿な仲間がやられたいうことか】

【我々は見えないし わからない 存在しない】

【見つけたとしても、なにも出来ない】

【精霊チャームの餌食になった】

【危険すぎる】

【システムが使われる】

【目覚めさせたら終わりだ】

【非常に危険だ】




気持ちが熱いうちに、新しい技を身につける為、訓練にやってきた。

日差しは、穏やかで、時より涼しい風も吹く、限界を超える気力のを使い気絶しても、心配ないだろう。

着いてすぐに、りのなは、座って眺めていたが、いつのまにか気持ちよさそうに眠っている。

心配なのか、みなつは、そっと背後から手をまわし親鳥の気持ちだろうか、温めるように包み込んだ。

幸せな気持ちに満たされる・・りのなの匂い好きだな・・夢心地のまま眠ってしまった。

回転すると飛び上がり右手に全ての重力乗せ急下降、着地すると突進して急停止、足先をから指先まで、美しく、流れるようなクレハの練習をあいかは見入っていた。

気力0でも戦闘できるのは、繰り返し行う練習の賜物なのかな、うん?気力のバランスが変だ!クレハは気力を使い切ってるのに神木光雷しんぼくこうらいに気力が凝縮している。


「クレハの気力、光雷に吸われてるね」

「またまた、冗談だよね」

「光雷のほうが気力多いよ。まさか、理想武器の現実化維持!クレハなのに高度な事してる」

「言い方、酷くない、馬鹿にしてるでしょう」確かに・・光雷から気力感じる


指摘されるまで気がつかなかったのは、クレハの性格か、手足のように扱えたのは、そういうことか・・もしかして天才!間違いない天才だわ!私!

テンションが上がり無心で練習していたが、あいかのスキルの事を考えてしまう。

強力だったな・・一撃必殺!憧れるわ・・光の鳥や騎士の石像を一瞬で破壊した秘密も知りたい、教えてくれないと気になって、寝不足になりそうだよ。


「スターティアラ、どうなってるの?」

「うふふふ 時間が止まるの ターンが倍になる」予想と反してあっさり答えてくれた

「うへぇ~。もう最強じゃん」

「スターティアラ発動中しか使えないスキルもあるんだけど、調子にのると気を失う うふふふ」

「調子に乗ってないとこなんて見たことないよ」反省して落ち込んでるとこなんてみたことない

「うふふふ、褒めたってなにも出ないぞ」


褒めては、いないんだけど、いいほうに取るな!あいかのそういうところ好きだな

優しいとこあるし、頼りになるし、たまに、おとりにしたり、気力尽きたって一人で戦わせたり、思い返すと無茶ぶり多くないですか!だんだん、腹がたってきた。

この間の事、言っておかないと同じ扱いされそうだな


「あいかは、気力無くなるとなにも出来ないよね」

「気力なしで・・なんで戦えるの?教えてほしいな」


反省してほしいのに聞き返してきたよ!でも、頼られてる感じ悪くないな


「ふふふん。教えてしんぜよ」

「なんか、偉そう!クレハなのに」

「なのにって、なんで、褒めてくれないと、教えてあげないんだからね」

「ほっそりして姿勢がよくお綺麗ですね。お鼻も高くて、お顔もお美しい」

「もっと褒めて、気分いいわ」


気力0で戦える秘訣が精神力と知って、あいかは早々にあきらめた・・気力なくなったら、どうするの聞くと・・


「りのりのにぎゅっとしてもらったら、気力とスキルの使用回数が回復したんだよね。1日1回しか使用できなかったのに、あの一戦でスターティアラの使用気力が減少して使用回数も増えていた。可愛いて最強の近道!」


何言ってるんだ?問題解決になってないけど、お互いに提案しあった。


「日が明るくて見えないけど星は光っってるんだ。輝きが振り落ちるイメージで全身で蓄積して、おヘソのあたりに大きな星を作る。あとは全身に行き渡らすのすると末端からキラキラとぼんやりと輝きだす


気力を溜めて、血液が循環するように末端まで送る?スキルの発動仕方は無茶苦茶なように聞こえるが、真剣な表情だ。

全身に発散するならおヘソに溜める必要がないんじゃと、疑いつつも、試してみると、気力に包まれ全身が軽くなる。

重力が働いていないのかと錯覚する感覚だった。

光る鳥の頭上のほうから落ちてきた攻撃は、これか!極めれば・・いままで届かなかった所にも届くかも!

だが、気力の消費が激しくクレハには難しい・・総気力量、増やさないと、とても扱えない。

あいかと、目が合うと、こちらに手のひらを合わせるように向けてきた。

正座した膝の上に光雷を置き、手のひらを合わせると、気力をぶつける・・痛みと痺れるような感覚、こんな訓練あったんだ、気力の底上げが加速される。

忍耐強いクレハについていけないと、あいかが離れた・・一人での気力の訓練を教えてくれた、両手を合わせ左右に気力を分けぶつけあう。

気が付くと気を失っていた・・

頭を左右に振り寝ぼけた意識を戻す・・・今、視界に・・3人で抱き合って寝ている・・前後に挟まれ、りのなが、心なしか、うなされてるように見える。

クレハも、こっそり抱き付いた。スキルは実戦で試そう。

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