光雷
食卓にカラフルな料理が並べられる。りのなの手作りだった。
怪しい、赤い液体が鶏肉をコーティングしている。
豆の煮込みスープには、黒い個体物が沈んでる。
ふにゃけた野菜にドロっとした見たことない色のチーズが、怖くて手が出せない。
『初めて、作ってみたの。あいかが、生煮え危ないっていっていたから、
念入りに火は、通したよ』
『お客さんのクレハさんから、わけましょうか』あいかが、素早く小皿に盛った。
酷いよぉ。見た目はあれだが、美味しいのかもしれない。
フルーティーな香りが、食欲を誘う。
『お、美味しい』 目がキラキラ、ニッコリ
『クレハに、毒見させましたね・・はぁ』
美味しそうに、食べてくれる姿に、りのなも、嬉しそうだ。
様子を見届け安心した・・あいかが、口に運んだ。
フルーティーな香り、物凄く甘い・・・甘すぎる!
『ご、ご、ご飯は、おやつでは、ありません』
『みなつは、好きな味付けです』
『クレはも、大好きな味』
『りのなと、同じ好みでよかった』
。一人を除き、美味しく頂いていた。残念ながら、少数派のあいかだった。
『ご、ご、ご飯はおやつじゃ、ないんだからね』
温める匂いを嗅いで、予想していていたのか、スパイシーな料理を作っていた。
『はいはい、あいかの好きなカレーあるから、こちらもどうぞ』
みなつの作ったデザートのパンケーキも食べ終え、お腹も十分に満たした。
クレハが、紅の魔女との戦いを語る中、
みなつは、気になっていた木刀のことを聞いてみた。
『町で依頼を受けて、話題の竜がでる・・森に鉱物掘り出しに、いったんだけど。
狂暴な魔物に囲まれて、もうダメかなと考えたけど・・倒して切り抜けたいと
強く願ったら、空から神木が、落ちてきて!ワーって!、驚いたんだけど・ね。
触れたら、光雷を手にしていた』
『ちょっと、触ってみてもかな?』
『ふふ、驚くよ。』
全く持ち上がらなかった。光雷が嫌がってるかのようだ。
連続で襲いくる炎も突き抜けていた、木刀とは思えない。、
数々のスキル、光雷の扱いが、さらに上達したら、神技の域に到達しそうだ。
新たに受けた依頼を四人で行くこと約束して、眠りにつくことにした。
名前 クレハ
細身で、手足も長い
いじられることを、嫌がる
甘党で、辛いのが苦手
幻影武器の現実化維持で、一部弱体
気力・魔力が低い、レベルも上がりにくい
☆私の世界の目覚め
≪神器 光雷≫
破壊不能武器 無敵効果を持つ武器
スキル発動中に一瞬無敵になる
呼べば手元に戻ってくる




