くれは
いつも持ち歩く、にんにくとハーブを詰めてじっくり焼いた渾身の出来だ。
2人は、むしゃむしゃ、鳥の丸焼きをくらいついていた。
『ね、みなつは、私のこと好きですか?ふふ』
『好きだよ。可愛いから、みていて幸せな気分になる』
『きゃっ、嬉しいい。食べすぎなのかなぁ。ほっぺたが、すぐ膨らむよ。誘惑おおくて困ちゃう。ふふ』
『竜も食べたんだっけ?』
『そぉそぉ、姿焼きや、3匹も食べれて、幸せだった。鱗って焦げると、いい香りするんだね』
『さ、三匹も、竜どうやって倒したの?』
『こう、やってね。ダメだよ!って、ペシと叩いたのぉ。一発で終わり。3匹居たから3発かぁ』
手刀で倒したとか・・ありえない、同時に相手になんて、無理無理、やっぱり冗談なのかな
奥のほうから、音が聞こえる。
行ってみると、戦闘の真っ最中
『ちょっと、きりがないじゃない。でも、負けないんだから』
複数のゴーレムと戦っていた。
木刀を振り回して、『光雷衝』近づいたゴーレムを範囲ノックバックさせ、間合いを詰める!『光雷撃らいこうげき)』突進して粉砕
演武でも眺めてような錯覚、ゴーレムが、瓦を砕いてるかのようにパンと砕けていった。
『酷いな!同じ数、準備するの大変なんだよ』
『べぇ~知らないよ。あなたが、果実を独り占めするから成敗にきたんだよ』
『私の彼を呼び出すしかないか』
イケメンな彼でもいるのか!ゴーレムの次は、なにが来るんだ。
炎が周りの空気を燃料に螺旋をえがきながら包み込む、炎の呪文を唱えてるようだ。
火柱に変化して、消えると、鋼のゴーレムが現れた!
『ゴーレムが彼氏って、いたいわ』
『私を怒らせて、後悔しないでね』
『ボコボコに、しちゃうんだからね』
『光雷撃』『光雷衝』『光雷衝』カンカンカン 数ミリ下がる程度で、効果が薄いようだ
『どうしたのかな?』
『う~ぅ!負けないんだから』 鋼のゴーレムの圧に屈して、ダメージを受けだした。
『願う、私の世界、守るための剣 デュアルシールド』
鋼のゴーレムに、S字の刃を投げ、胸あたりで激突してるS字の刃をつかみ押し込むとズドーンと倒した。
『光雷飛翔』パチパチと音を響かせながら、飛び上がり、鋼のゴーレムの胸あたりに突き立てた。
『鉄男!』
悲鳴のような叫び 2つの炎の球体が飛んできて、消えると2体の鋼のゴーレムが追加された。
間一髪で、後ろに飛び下がった。
『私は、くれは、力貸してくれない。』




