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私の世界の目覚め  作者: 里乃南
10/67

10 めいな

『最近、竜と戦ったんだよ。倒せる感じが、ぜんぜんなかった』



『めいなも、あったよぉ。可愛かったなぁ。、えへへ、鱗が焦げる香りがたまらなくて、食べちゃった。』



『ええええ!食べたの、嘘でしょう』



『美味し・かったなぁ。思い出したら、お腹すいてきた』



『お年寄りみたいな、さっき、食べましたよ。もう少し、我慢しましょうね』 



面白い子だな、精霊さんと言っていたし、この話も、冗談だよね。


パク パクパク


爽やかな風に、甘い香りが混じってる。


パンケーキを食べた店で、お土産にパンを購入していた。



『今、食べたでしょう?』



『食べてないよ』 あきらかに声のトーンが怪しい



『緑色で、メロンパンみたいだけど、甘い香りの正体わかる?』



『ミルク味や』



『あら、よく分かりましたね。食べてないのに』



『食べてないよ。こ、声が聞こえて、きたのです。パンさんが教えてくれたんだ』



『さすが、精霊さん、パンとも、お話できるんだ』



『ふふ、ここだけの秘密だよ。誰にもいわないでね』



『はぁ~い』



『秘密に、し♡ て♡ ね♡ 』 



魅了される笑顔、でも、正さなきゃ、調子にのると手が付けられないあやつと同じタイプだ。


この数日、似た感じの知り合いしか出会えないな・・はぁ



『実は、そのまま食べても美味しいだけど、みなつ、見つけたんだよね。さらなる楽しみ方』



『なになに 教えて、教えて』 ピョンピョン飛び跳ね始めた

 


『トロトロに溶かしたチョコレートに、香ばしく焼いた木の実をいれ、付けて食べたらね。口の中で複雑に絡み合って美味しいの』



『えぇ~!いやだぁ~!やってみたかった』



『やっぱり。我慢できなくて、食べたんだ』 



『ごめんなさぁい。食べちゃいました』 



反省したようでうつむいた。


大きな影が道を通り過ぎていく。


めいなが、影を追いかけて、走っていく。



『ちょっと、待ちなさい。足早い』



なんとか、追いつくとそこには、3メートルはある大きな鳥が、立っていた。



『おぉぉぉ、お鳥さぁん、可愛いなぁ』



めいなは、抱き付き、モフモフと毛の感触を楽しんでいる。


なんと素早い・・・ことだろう・大きな鳥は逃れようと頭を突くが、効果が無い。



『厚みのある肉付き、美味しそうや』



『食べる気なの』



手を緩めた・隙をみて逃げ出し、上空に舞い上がると、羽を飛ばして攻撃してきた。



『願う、私の世界、守るための剣 デュアルシールド』



みなつは、全て打ち払い、S字型の刃を、大きな鳥狙い投げるが、簡単に回避された。



『相性、悪い、当たる気がしな』



『逃がさないよ。こちらにおいで』



めいなが、手をかざすと桃色の竜があらわれ、あっさりと大きな鳥を捕まえた。



『いまの、竜みたいなの、なに?』



『お友達、精霊さん、召喚したの。みなつも食べる?絶対美味しいよ』



『食べるのね・・・』






名前 みなつ


慎重だが、即決断する面も、思い切りがいいが、予定が崩されるとムッとする。


規則正しくいとこがあるが、甘いものに関しては、非常にあまく、食べるためなら・・・


☆私の世界の目覚め 


≪守るための剣≫


デュアルソード S字型の光る刃 


1段階 刃の中心を握り攻撃を打ち払ったり、ブメーランのように投げて、攻撃できる


2段階 刃のない剣があらわれ、気力の消費が激しいが、吸収・無効化するS字型の刃が使える


最終段階 守る気持ちが失われたとき、開放される秘技、使うと刃が消失する 


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