ただのプロローグ ~違う、そうじゃない~
「異世界転生か~。一回してみたいよな~」
ラノベを読んだことのある人なら誰だって一度は考えた事があるのでは無いだろうか?
少なくとも俺はある。日に一回位はしてる。
え?少し多すぎじゃないかって?仕方無いだろ?暇なんだよ。遊んでくれる友人だってほぼいないし……
あれ?何だか目から汗が零れてきたぞ?
ま、まあ俺の事は置いておいて、異世界転生では無くてもこんなことは考えた事はあるだろう?
このマンガの主人公になりたい。こんなヒロインになってみたい。この世界に行ってみたい。こんな食べ物食べてみたい。etc……
まあ、色々な事は想像するだろう?俺はその中でも異世界転生に多くの想いをはせているだけの一般人だ。キモいオタク野郎では無い(当社比
さてさて、皆様、何故俺がこんな話をしたかと言うとだ。俺は今正しく異世界転生と言うものを体験しているからだ!
俺の夢だったと言っても過言では無い異世界転生だ!今まで本当にあるなんて信じてはいなかった。フィクションの世界の中だけの話だと思っていた。
だが、夢は叶った!叶ったんだ!
しかし、一つだけ言わせて欲しい。
俺の!想像していた!異世界転生は!
違う、そうじゃない!
主人公「何で?始め方って滅茶苦茶大事でしょ?なのに何で、劇的な始まり方でもなく、先の展開の伏線なる訳でも無い、クソつまらない始め方してんの?馬鹿なの?死ぬの?」
作者「返す言葉も御座いません。」
主人公「てか、何で1話目から俺の名前が出てねぇんだよおorz」
作者「wwww」
主人公「(# ゜Д゜)ビキビキ」