プロローグ 1/10
自分の能力を知った方がいいと言うことで、俺は彼女とともに町から離れた見通しのいい平原に来ていた。
彼女によると障害物がないできるだけ邪魔になる物がないところが良いと言う事だったが、風を直に受け少し寒かった。
ルース「ここら辺でいいわね...さぁ、どうぞ。」
尾山「はい。」
能力の発動方法は既に聞いていた、ただ強く能力を発動したいと念じるだけだ。
尾山「能力...のうりょく......ノウリョク...!!」
すると全体に寒気と、立ちくらみを起こしたようにふらついた。
どうやら能力の発動に成功したらしい。
尾山「......。」
恐らく能力の発動から数十秒がたつ、自分はさっきまでずっと止まなかった風がピタリと止まったのに気づいた。
しばらく周りを歩いていると、自分の足音がないのも彼女が微動だにしないのにも気づいた。
そして自分は底知れぬ恐怖と意味もない怯えに襲われた、心臓の鼓動が早まる。
尾山「落ち着こう、能力の停止は発動と同じだったハズ。」
一呼吸を置いて安心を図り、もう一度強く念じる、次は発動ではなく停止。
尾山「解除...カイジョ...カイジョ!!」
ルース「うわぁ!?」
いきなり声を荒げ目を丸くして動き出した彼女を見て、また違う怯えと安心を得た。
2回も本文消えちゃったよね。
今までのそれじゃ読みにくいかと思ってもっと細かく分けることにしたよね。
ここの話好きじゃないからやる気でないよね。