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両世界無敵女子高生之異世界転移  作者: 明日も孤独
2章
6/7

浜四季無波との再会

そうして学校に到着した。


が、学校が燃えていた。

生徒が何人か避難している。


私は近くにいた女の子に聞いた。


「あの……。何があったんですか?」


「みっ…見てなかったの!?今の爆発。昼休み中で、私はたまたま外にいたから助かったけど……。」


「誰がこんなことしたんでしょうか……。」


「おそらくね…。隣の国よ。」


なるほど…。

状況は掴めた。


この国は弱いくせに他国と仲が悪かった。

わかってはいたが、戦争が始まるのか…。


急展開すぎる……。


「と、とりあえず、私は避難するわ。」


そう言い去っていった。


私は異世界に戻る選択肢も残されている。

しかし、異世界は……。


私はつらくて逃げたのだ。

仲間が死んで敵が強くて…。

苦しかった…。ずっと。ずっと。


この戦争は私がやるべきだ。



不敗援護(さいきょうサポート)バームート。出撃。



しかし、この国は弱すぎる。

銃すらないので、一方的な虐殺だ。


戦力は私だけ。

みんなが、こっちの世界に帰ったとき。

戦争が終わってたら、感謝されるかな…。


罪滅ぼしにはなるかな……。



相手はヘリコプター、兵と、2つの手段で攻めに来ている。


私は銃で羽を撃ちヘリコプターを落としている。

命中率は100%だ。

偽ハクリエさんから貰ったこの銃は、弾が無限だ。


しかし、兵が多すぎる。

私1人でどうすればいいのか…。


しかし、命をかけても勝つ。

撃ちまくる。そして殺しまくる。

それしか私はできない。


しかし、この国の人ってまだ残っているのか?

この辺りには私しかいないのだが…。


そんなときだ。

遠くに大きな人影が見えた。


生存者…ではないな…。

あいつは敵の兵と一緒に、歩いてきている。


私は撃ちまくった。


が、死ぬ気配がない。

どうなっているのだ…。


人間…だよね?


しかし銃が効かないと、勝ち目がない。

とりあえず今は撃ちまくるだけ。



あれから1分。

少しずつだが、大きな人影との距離が近づいている。


そしてはっきりと姿が見えた。


人間の顔じゃない――


「あの、何者ですか?」


「俺はこの軍のリーダーだ。さて、銃を渡してもらおうか。」


私とやつの距離は10mほど…。


「すいませんが、渡せません。これを渡したら、私は完全に負けるからです。」


「負ける?お前は既に負けている。ここから勝てないだろ?」


たしかに勝てない…。

どうすればいい……!?

こいつは化け物だ。


「――手伝うぜ〜!バームート。」


「私も応援しにきました。」


そこに来たのは、仮面を被った男と、紫髪の女だ。


「えっと……。誰ですか?なぜ私の名前を……。」


「おれはニート仮面だ。ほら、大会で戦ったろ?」


「私は、こいつと同じチームの呪われた天使です。」


この2人は…。

『AIlove銃の世界で生きて』の大会で、よく戦う人だ。


私とよくマッチングするということは、猛者だ。


「んで、だ。おれは銃もってないけど……。天使?銃は?」


「私も……。持ってないですよ。って持ってない!?」


自分の言葉にツッコんでいる。


しかし、だ。

私の銃だけでは勝てないし…。


いや、でも逃げたら…。

ここで逃げたら、あのときと同じだ。


「私は銃を持っています。倒す手段はないですか?」


「銃があるなら倒せるぜ。あいつの耳に付けてるイアホンを撃て。」


「わかりました!」


そうして私は撃った。

もちろん命中だ。


「おい、俺のイアホンを…よくも…。せっかく虫対策してきたのによぉ。」


この対策法は……。ひとりぼっちさんが使ってた…。


「あいつの弱点は虫です!」


「虫つってもな…。おれ触れない。」


「私は触れないわよ。」


あっ…。

だめだこりゃ…。


いや、他にまだ方法があるはず…。


「異世界とかあれば行きたいのだが、な?」


異世界に入れたら楽だ。でも逃げるのか…。

いいや、この人たちは避難させてもいいのかもしれない。


「わかりました…。2人を異世界に逃します!」  


「おう!」


「バームートちゃん?異世界なんてものがあるの?」


「てか2人って…。俺たちだけ逃して、お前はどうするんだ?」


「私は……。戦います!」


「そうか…。じゃあ俺は行くぜ。案内よろしくな!」


「おい、ニート。お前、こんな小さな女の子を置いて逃げるのか?」


「どうせ勝てないなら逃げるさ。」


「そうか……。」


そうして私は案内した。


そしてショッキングピールモに到着した。

おばあさんは、まだ逃げていない。


「おばあさん、この2人を異世界に……」


「そう言われてものぉ、このマットには回数制限があっての、使えるのはあと3回じゃ。」


おばあさん合わせて3人。

ピッタリだ!

……私は行けなくなるが……。


いや、もう残ると決めたんだ。

今更、後戻りはできない。


私は道を選び続け、奈落へと奈落へと進んでいく。



そうして呪われた天使さんが、マットに乗ろうとしたときだ。


「よっ、お前ら何やってんだ?」


「あ、みなさん、お久しぶりです!」


黒髪と緑髪の青年がきた。


「あら、これじゃあ、誰が異世界に行くか、考える必要があるわね。」


「バームート、こいつらを紹介する。おれのチームメンバーで、黒が明日も孤独、緑が抹茶と結婚だ。」


明日も孤独さんに、抹茶と結婚さん…。

もちろんゲーム内の名前だ。


しかし、私除いて5人…。


新しく来た2人に、状況を説明した。


「僕は残りますよ。」


そう言ったのは抹茶と結婚さんだ。


「あら、あなたが残るなら、私も。」


「おれも残るぞ…。」


「ニート。本当によかったのかしら?」


「あぁ。そしてバームートは異世界へ行くんだ。」


「では、明日も孤独さんと、おばあさんで、いきましょう。」


「おいおい、俺だけ行くってのも、恥ずかしい話だ。しかし、だ。バームート。お前は行け。」


「いえ、私は残ります。」


「俺らは全員おっさんおばさんだ。」


「誰がおばさんよ!!」


そう怒ったのは呪われた天使さんだ。


「つまり、若いお前が生き残れ。もちろん俺は、心からそれを望んでいる。」


明日も孤独さんはそう言うが。

私にも戻れない理由がある…。


「私は戦いま――」


「おい、バームート。ニートの俺でもな…。旅をしてた時期があったんだ……。あれは16年前で、14歳だった。とある女の子と旅をしていたんだ。」


「とある女の子…ですか……?」


「そうだ。旅をしていたのは、異世界だ。そして、その女の子は、異世界に取り残されている。いや、俺が守れなかったんだ。」


「私を異世界に行かせるための嘘ですか?」


「いいや、本当だ。浜四季無波(はましきむなみ)っていえばわかるか?」


「それってハクリエさん……。でも、無波(むなみ)さんは私と、同い年です。」


「あいつは異世界で2つの能力を手に入れたんだ。リスタートと錯覚。」


「それって…。」


「リスタートは死ぬとリスポーンする。記憶は引き継ぐが、体は0歳からになる。そして錯覚は相手になにかを、錯覚させることができる。」


「でもそんな能力…。使ってませんでした――あ」


そういえば、空国(あきぐに)で、無料で料理を作ってくれたり、無料で宿に泊めさせてもらったり…。

あれがハクリエさんの能力なら…。


「そしてあいつは、魔女と呼ばれ始めた。きっと何処かで生きているはずだ。いいや、あいつは死ねない。」


「……わかりました。異世界に行きます!」


「そうか。あと、俺の被ってるこの仮面を、持っていけ。何かに役立つと思う。」


「は……。はい。」



そうして私はマットに乗った。

他に乗ったのはおばあさんだけだ。


視界が暗くなった。

そして気がついた。

やはり気絶をしていた。


「おばあさんは、浜四季無波(はましきむなみ)さんを知っているんですか?」


「いいや、あったこともないのぉ。」


ん?

じゃあハクリエさんは、どうやってこっちの世界へ?

普通はおばあさんに合うはず。


いや、覚えてないだけか…。

普通に考えて、16年前のことを覚えてる方が凄い。


「おばあさん、ここを下ると、空国(あきぐに)という国があります。そこに行ってください。」


「そうかい。ありがとうのう。あと、じいさんに会ったら伝えてくれんか?」


「何をですか?」


「まだ生きておる。そう伝えておくれ。」


「分かりました!」



そうして私は、おじいさんのいる国に向かった。


1週間後。


なんとかその国に到着した。

そしてショッキングピールモに来た。


「おじいさん、おばあさんからの伝言です。まだ生きておる。と……。」


「おう…わかったぞ。これでもう安心じゃ!」



そうして私は正規ルートからGS星に向かった。

が、誰もいなかった…。


リーダーが死んだ影響で、GS星から解散したのだろう。


そうして私は宿に来た。

ここはみんなと最後に話した場所だ。

ここの宿も無料で泊めてくれたけど、それもハクリエさんだろう…。


ん?

ハクリエさんに錯覚されたら、目が赤になる?

今までも優しくしてくれていた人は、みんなそうだ。


しかし、この宿の人は赤い目だったか?

いいや、赤くなかったはずだ。

ではなぜ無料で?


よくわからない……。


しかも不思議だ。

この宿には誰もいない。


とりあえず、仲間を探すか。



そうして私は探している。


10時間が経過した。

そんなときだ、誰かとぶつかった。


「あ……すいません。」


「ふっ、大丈夫だ。てか、おまえ……」


「どこかでお会いしました……?」


「いや、うちのリーダー倒したやつよな?俺は元GSで、匿名ルシファーだ。」


「あっ…どうもです。」


まさか元GSと会うとは…。


「そんなに焦ってどうした?」


「はい…。私の仲間を探していまして…。」


「あー、お前と一緒にいたやつらなら、どこかに連れて行かれたぞ。」


「えっ…。詳しくお願いします……。」


「そこの宿から連れてかれてだな。連れてったやつは、雷光雷歌(らいこうのらいか)だ。知ってるか?」


「はい……。」


雷光雷歌(らいこうのらいか)…。

でもなぜ連れ去って…。



それから1週間後

私は雷光雷歌(らいこうのらいか)の家へと戻った。


もう体力は限界だ。

2週間何も食べていない。


私は疲れ切ってる。


そして雷光雷歌(らいこうのらいか)の家だ。

しかし、何もない。

敵はどこで、何を考えて……。



――ん?まてよ?


偽ハクリエさん…。

もし偽ハクリエさんが、嘘を…。


偽ハクリエさんは、雷光雷歌(らいこうのらいか)の家から後ろに行っても何もないと言った。

でも、それが私たちを寄せないための嘘であったなら?


とりあえず雷光雷歌(らいこうのらいか)の家から、後ろへと進んでみよう。



そうして私は進んだ。

そこに見えたのは、大きな城だ。


なぜこんなに大きな城が…。


――見えなかったんだ!?


いや…。

とても嫌な予感がする…。


そうして私は城へと入った。


しかし、一方通行の…迷路をしている気分だ。

一本道がずっと続く。


そしてかなり歩いた頃だ。

途中階段などもあり、上に上がって行ってるとは思う。


そんなときだ。

目の前に大きな扉が見えてきた。


そして看板もある。

看板にはこう書いてあった……。

『イマチオンカードをここに置いて下さい』と。


イマチオンカードは持っているが…。


そうして私はイマチオンカードを置いた。

てか置く場所は、看板の上に付いてる変な装置でよかったのか?


その瞬間だ。

扉が開いた。


まてよ!?

イマチオンカードを見せろってことは…。

脳情報を見せろ。

つまり、私が来たことがバレたってことか…。


いや、まぁいいか。



そうして私は進んだ。

扉の向こうは、変わらぬ景色。

ずっと一本道だ。



そうして2時間後。

ようやく部屋が見えてきた。


めちゃくちゃ大きな部屋だ。


そして雷光雷歌(らいこうのらいか)もいる…。


「おっ、バームートさんこんにちは〜!」


雷歌(らいか)さん…。とりあえずみんなを開放してください。」


「まぁその前にさ、飯にしようや!」


「は、はい?」


なぜ飯?

腹は減っているが…。


そして私は飯を食べている。

なぜ?


そして部屋の奥から、もう一人入ってきた。


「お〜!バームートちゃん!うちは浜四季無波(はましきむなみ)や。よろしくな〜!」


無波(むなみ)さん…。ん?偽物の!?」


「いいや、うちが本物や。ある日、うちの脳情報と体を、特殊な能力を持った子供に渡してなぁ。それがバームートちゃんと旅をしとった、浜四季無波(はましきむなみ)や。」


「え…。」


「そして、脳情報と体を受け継いだ浜四季無波(はましきむなみ)こそ、バームートちゃんの妹や。」


「私の…妹…?」


「せや。0歳くらいの、バームートちゃんの妹が捨てられてる瞬間を見てなぁ。そのとき、バームートちゃんもおったんや。まぁ赤ちゃんやけどな。うちは捨てられた妹を心配した。でも、心臓が止まってるのに生きとったんや。不思議やろ?」


急展開すぎる…。

捨てられた私の妹?

それがハクリエさん…!?


「時系列順に話すと、うちの人生1週目。異世界に行ったんよ。そして異世界でバームートちゃんの妹を見つけたんよ。そこで、私の体と脳情報を渡して死んだんや。」


なぜ異世界から私の妹が…?

そしてなぜ私の妹って知って…?


「死ぬのは怖くなかったんですか?」


「せやな。怖かったで。でもな、能力があることは知ってたし、極端に怖かったわけじゃないで。」


「そう…ですか。」


「そして人生2周目や。バームートちゃんたちと、体は同い年やな。そうして私は、バームートちゃんたちが異世界に来ることを知り、飯や宿が困らないように、大勢の人を洗脳した。」


「そうなんですね…。」 


「そして、ひとりぼっちちゃんに撃たれて死んだ。そしてリスポーンした。」


「え…でも、そうだとしたら…。」


「やろ?うちが今、20歳くらいの体なのがおかしいやろ?発育薬を2つ使ったんや。知っとるかなぁ?」


「は、はい…。」 


発育薬は、年齢を10歳上げれるものだ。

それを2つ飲んだということだ。



「さて、色々知ってしまったが、うちが人生を何回もリスタートしとるのを知っとったんかな?反応が薄いし。」


「はい…。ニート仮面さんから聞きました。」


「なんや、その変な名前?」

つかれた………!

伏線めちゃくちゃ回収しました〜〜!

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