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愛の間

制限時間:15分 文字数:318字

彼女と旅館に行ったら部屋名にでかでかと「愛の間」と書かれていた。いやいや、直球過ぎるでしょ。彼女うつむいてますやん。可愛いけど。

ボク以上に奥手な彼女を宥めすかしてようやく取り付けた温泉旅行なんで、下手したら意識しすぎて何にも起こらない可能性すらあるわけ。

お膳立てが逆効果やないか。いくら旅館とはいえ。

しぶしぶ部屋入ったらな、壁色ピンク。それもラブホかと突っ込みもできない程度にお洒落げな桜色でこれはこれで有りかな思えてくるギリギリラインときた。

「……かわいらしい部屋やな」

ボクが呟くと彼女ワンテンポ遅れて焦りながら頷いた。

「住みたいね」

小声で囁いて頬を染める彼女を見て、ボクはおっ、プロポーズまで行っちゃう?と内心思った。

お題:愛の部屋

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