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シアワセナメツボウ

制限時間:15分 文字数:288字

異星人の乗ったUFOがこちらにコンタクトをとってきてから数年になる。

鮮やかなマゼンダの花びらが風に待っているようだった。あるレポーターは乗り物というにしては可憐過ぎるそれをハートマークが地球に降ってきたと興奮して伝えた。

蜻蛉のように細い体に蝶の羽根をはやしている異星人たちは、たちまち好奇の目で迎えられ、次第に地球という虫籠で丁重に飼われるようになった。

彼らの美しさを目の当たりにすれば、争う気も消え失せ、地球の人々は日々を平穏に過ごすことが出来た。

資源が全て異星人に食い荒らされていても、地球人皆が喜んで卵の養分として吸いつくされた。

青い地球はやがて緑に染まった。

お題:汚い平和

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