心や恋
手玉にされたのか。
自ら沼にはまったのか。
弄ばれていたのか。
気付いていたものから目を逸らした結果が今につながるだけで、女に蒙昧だったのだからそうなったに過ぎない、チンケな男気で何かを語ったところで誰も耳を傾けはしないだろうが、僕は信じていたのです、運命っていうやつを!
失恋なんてもの美化なぞする気は毛頭無いがなんだろうかこの感覚は、恐らく脳内では何とかミン何とかニンとかヤバそうな物質がドバドバ沢山溢れているのだろう。
人生ってのは一生であってその中の今は死に向かう他なく誰もが抗うことができない絶対的な事実である、それを受け入れてもなお怠惰に生き抜こうとすることに嫌気が差してくる、それが人の弱さなのかそれが人なのかと沸沸湧き上がる自我の問答で譫妄状態に陥るほど狂ってしまうので恋とかいうものは困るのだが、ひとたび彼女を目の前にすると全てを忘れ我が心は彼女の虜になってしまい生を実感せざるを得ずな喜怒哀楽の見世物がそこら中で開演される次第である、またしても脳内では語尾にニンとかミンとつく物資が僕を呆けさせるのです。
でも魔法は永くは続かないとおもうんだ、僕も色々と経験しているからね、魔法が消えたら次は愛だろうね。
たまには君を思い出すんだよ、きっとね、其れはどんな時でしょうか?
ありがとう、楽しかったよ、ひとまずはさようなら。