一話、ブルーメタルロボテック前編
改変の投稿が遅れてすみません。一話から五話を改変させて頂きました。よければ一話から見ていただけると嬉しいです。
コロダナ大洞窟内部。
鍾乳石や花崗岩で覆われた大洞窟。今、六機のロボットが戦闘を行っていた。コックピット内に、赤いランプの音が響き渡る。メインカメラから、映像を映すモニターに三機の機影が映っていた。
一つ目の機体は、体長約18mの人型の機体。右手には鉄の大盾、左手には鉄の塊の様な巨大なロングソードを手にした機体が、前線で剣を構えこちらの動きに合わせ動ける様に、警戒している。
二つ目の機体は、タンク型で体長約16m。足は二つのキャタピラで胴体は、人型のそれと変わりはなく強いて言うならば、キャノン砲が両肩に装備されており、手には横に長い巨大な盾が握られている。
三つ目の機体に関しては、スモークを張られており。その中にいる為、機影しか観測できずにいる。こちらの構成は同じく三機。
人型の体長約18mの初期機体。少し違うとすれば、持っている武器が初期武器を少し変えた程度で、色が違うのみ。あとは、ほぼ一緒という絶望的状況。
事態の状況としては、紫色の機体が片腕を損傷、もう一方の腕はちぎれた様に無くなっていた。
他の二機の損傷は軽微だが、残りの残弾数が少なくなってきている。
陣形は、中央先頭に青色の機体、左側面後方に紫の機体、右側面後方に緑の機体が、三角形の形で陣を組んでいる。
出来るだけ広がらずに固まってはいるが、出口は相手側にあり、相手に出口を押さえられている状況で、戦局は硬直していた。
青色の機体の持ち主、仲間から飲み物と呼ばれている。プレイヤーが、イライラを吐き出す。
「あああぁぁぁ。なんで逃げ場が無いんだよここ!おい!配給物、気を付けろ。なんか飛んでくるぞ!」
飲み物と呼ばれる青年から、緑色の機体に乗る青年に注意しろと指示が飛んだ瞬間、タンクから砲弾が飛んでくる。それを左側方向へ避ける。
「分かってるよ!飲み物。クッソ、こいつらマジで何なんだよ...追っかけすぎにも、程があるだろ!」
「あぁあぁ、もう嫌だ。何で俺だけ、片腕取れるんかなぁ!」
「おいツクモ!左から来るかもだぞ。気を付けろ!」
緑色の機体に乗っている食べ物から、そう告げられた瞬間、紫側の左手側からスモークが湧き出てくる。
「えっ?左って、どっちやっけ?」
「「はぁ!?」」
「何でわかんねーんだよ!」
「ごめん。今、焦ってて上手く頭が回らん。」
「はぁ、お前のお隣だ!スモーク出てんだから、それくらい気付け!突っ込んではこなさそうだけど...これは一旦、ホーム行きかな?やれるところまでやるかぁ?」
「デスペナは、ないといいんだけど。」
「最近のゲームって、デスペナは無いんじゃないかな?」
「じゃ、突撃という事で。突破出来たら、それぞれ散らばって逃げるという事でおk?」
「「おk!!」」
「逃げれたら、集合場所どうする?」
「そうだなぁ。じゃあ酒場、ネオンの酒場で合流でいい?」
「「りょ!」」
それから十分後。ネオンの酒場という場所に、鉄のジョッキから泡が溢れる程、注がれた飲み物を片手に文句を垂れている三人の青年の姿があった。
「はああああぁぁぁ。何なんだよあいつら、マジで。初心者相手に恥ずかしくないんですかねぇ?」
「うーん。初心者狩りはプライドとかないしねぇ。」
「はぁ、てか今日平日だぞ!なんであんなの居んのかな?俺らは春休みだからいいけど。」
「そこはほら。休暇取ったり、俺らと同じだったり、ニートだったり、その人の理由があるんじゃないかな?」
「働け!休暇なら…仕方ない。俺らと同じく春休みだってんなら勉強でもしてろ!」
((休暇はいいんだ。あとすごいブーメラン。))
「それにしても。ログインしてちょい遊んだだけで、速攻PKに会うとは思わなかったな。」
「ちょいって…言っても三時間くらいやけどな。」
それは、四時間前に遡る。
ガタゴトと揺れる電車の中、イヤホンから流れる音楽を聴きなから、のんびりと電車の車窓から見える景色を眺めている青年がいた。
彼の名前は橋波七瀬。16歳高校1年の、自分の世界に入りがちで、あまり普通とは言えない青年。そんな七瀬がふと、ポケットの中にあるスマホを取り出し、チャットアプリの中にある雑談というチャットルームを開く。その中には、七瀬の他には三人がグループに入っている。
グループの中で、七瀬はツクモというアカウント名で登録しており、グループ内の友達とはチャット内外でも、アカウント名で呼び合っている。七瀬のアカウントのアイコンは白髪の猫耳女の子の画像で、他に三人、一人は色白い肌の赤い目の少女、もう一人は黒い六角の枠の中に(株式)と言う文字の入った画像を使っている。最後の一人は猫だかウサギだか分からない物体の画像を使っていた。
七瀬がグループ内で発言すると、すぐにメッセージが返ってくる。
色白の肌で、赤い目を持つ少女アイコンのアカウントの持ち主からの返事が最初に返ってくる。
名前は霜田奏雨。16歳高校1年の一般常識を持った少しまともな人の一人。たまに壊れるのだが、気にしないのが吉。アカウント名はカフィーという名前で登録していた。
もう一人は、株式と書かれたアイコンの持ち主、名前を谷塚香月。16歳高校1年の多分常識人の部類に入る一人。アカウント名は、レーションという名前で、登録していた。
最後の一人は猫かうさぎか分からないアカウントの持ち主で、名前を兎乃善文。16歳高校1年で七瀬の親友だ。最近は三徹をして寝不足気味だそうだ。アカウント名はレッサーとう言う名前で登録している。
(やっとブルーメタルロボットティック買えたよ!)
(おっ!じゃ今日早速ブルロボやろや。)
(了解!レーションとレッサーはやる?)
(やる、やる。レッサーは?)
(ちょっと遅れて参加するゾイ。)
(よーし、久々のフルダイブオープンワールドオンライン。今日から春休みだし、存分に楽しめるぞ!)
(ブルロボって、ロボを自由にカスタムして、モンスターと戦えるみたいだし、PV見てると早くやりたくて仕方ないや。)
(あのパンク系の街並みも良かったし、他の町も色々あったりして面白そうだし、早くやりてぇ。)
(フルダイブ出来るとか、俺マジでこの時代に生まれて来てよかったよ。)
(((マジでそれ。)))
先程から話に出ているフルダイブとは、仮想空間に完全に意識を没入させることで、仮想空間内のアバターと一体化し異世界を体験できるという、プラネットアースカンパニー社(略称pec)の次世代型ゲーム機の機能の事だ。
元々は、pecが医療用技術として開発された技術である。十数年前に開発を開始し、そこからたった三年で実用化にこぎつけたことにより、医療は大きく発展を遂げ、世界中から賞賛の声が贈られた。
そこからさらに進化し、フルダイブ技術は本来の目的である医療のみならず、軍や警察の訓練、宇宙開拓計画、建築、アート、スポーツ用としての運用...と、様々な活用法が開拓されていった。今や仮想空間という舞台は、人の技術の進歩の象徴にもなっている。
そしてその進化の中、フルダイブ技術を使用したゲーム機が発売されたことにより、世界のゲーム業界もまた仮想世界ブームが巻き起こっていた。
そんなゲーム業界では今、世界中のゲーマー、特にオンラインRPGプレイヤーにとって、期待されているゲームがある。
オープンワールド型ロボットRPG
『ブルーメタルロボティック』
そしてそれは半年ほど前に発売され、今ではメディアでも毎日取り上げられている程人気の高いゲームになっている。
『ブルーメタルロボティック』これは、自分の思うがままロボットの見た目などを設計し、オープンワールドを走り回って、世界中にいる人類の敵『アーデス』と言う強大な魔物の敵と、闘うというゲーム内容だ。もちろん、PKもありの世界で、七瀬達は、今から一週間前に予約を取り一緒にプレイする事を約束していたのだ。
(しかし、案外高かったな。)
(あぁ。七千円強は痛い出費だが、今出てるレビューや動画を見る限りじゃ、楽しそうでワクワクすんな。)
(それで、待ち合わせはどうする?)
(最初の町の中央広場でいいだろう。誰かがしばらく来なければ、街を探索してよしと言う事で。)
(そうだな。キャラ名はみんな、いつも通りだろ?)
(((うん。)))
(じゃあ、それで。)
(名前変えるのであれば、各自フレンドメールで報告な。特にレーションさん。)
(あい、分かったよ。)
七瀬の乗っていた列車が、目的の駅に着く。七瀬は、列車のドアが開いてから走って家へと帰宅した。家は、駅からそう遠くなく十分もかからない。
七瀬達の住んでいる地域は大阪で、さほど都会では無いが不便無く暮らせている。家は一軒家の二階建てで、二階への階段のすぐ隣の部屋が七瀬の部屋だ。七瀬は自分の部屋に着くと、学生服を脱いで乱雑にドア前にある籠に投げ入れた。
八畳の畳の部屋に、窓の隣にピッタリと横向に置かれたベッドには、ゴーグルのような機械、Skyと呼ばれるフルダイブ用の機械が、枕元に置かれていた。
七瀬は、横になり、半袖、半ズボンの完全オフスタイルでSkyを被り、事前にダウンロードされていたブルーメタルロボティックを起動する。
七瀬の意識は、現実世界から切り離され、別の空間に意識が飛ばされる。
七瀬は(ブルーメタルロボティックの世界へようこそ)と言う声が聞こえると、瞑っていた目を開ける。
目の前には、白い空間に三機のロボットが並んでいた。七瀬が、三機のロボットを眺めていると、ガイドの無機質な女性の声が聞こえて来る。
(ここでは、プレイヤーが操作するロボットの、クリスタルコアを選んで頂きます。
クリスタルコアとは、この機体達に組み込まれている核の事を言います。クリスタルには、青のクリスタル、緑のクリスタル、赤のクリスタルの三種類あります。
それぞれには特性があり、青のクリスタルは水中用の機体に装備されています。
緑のクリスタルは、航空用の機体に装備されています。
赤のクリスタルは、陸戦用の機体に装備されています。最初の機体には全て、赤いクリスタルが装備されています。他のクリスタルが欲しい場合は、クエストやボスのアーデスを倒せば手に入ります。小物のアーデスを倒せば、小さなクリスタルの欠片を、手に入れることができ、それで自分のクリスタルを強化する事ができます。自分のクリスタルを、強化する事で新たな装備が付けれるようになり、体力もパワーも上昇します。
説明は以上です。では、ここにある三機の機体を選び、ブルーメタルロボティックの世界を、お楽しみください)
(Oh。ここでは操作方法、教えてくれないのか。にしても装備品で強化でなく、強化素材でレベルアップの世界ですかい・・・周回プレイがきついなぁ。はぁ、機体選ぶかぁ。)
七瀬の目の前には、人型の機体がニ機と両足がキャタピラで人型の体を持った機体が一機、目の前に初期機体として置かれていた。
(うーん。これ、今は無理みたいやけど。見た目変えたり、改造したり、とかも出来るんだろうなぁ。今すぐ改造したなぁ...ザ○IIみたいなので、走り回りたいなぁ。うーんだったら人型かな?人型で良さそうな、見た目は...ほぼ一緒だな。強いて言えば、重装備と軽装備で角があるかないか...かな?)
七瀬が、今迷っているのは頭に鋭く尖った角が、付いているかいないかの違いしかない機体で、悩んでいる。
重装備と軽装備でしばらく悩んで、ツノなしの重装備、機体を選ぶ。
それから機体の色を紫色に変え、キャラクター名を(ツクモ)とし、性別を男にして設定は終了。キャラクターメイキングは、ランダムで選ばれるシステムで、性別を決めるとすぐに最初の街へと転送された。
転送された先は噴水のある広場で、NPCやプレイヤーが闊歩しており賑やかで、煙突や鍛冶場、酒場、明るいパンクな雰囲気の建物が並び、活気のある街になっていた。
ツクモは、最初にガラスのあるところで自分の顔や、体格を確認する。
男にしては、白い肌に細い腕や足。顔つきは幼く一目では、女と見間違える。少し長めの灰色よりの白い髪色で、赤色の中にピンクが散りばめらた様な瞳をしていた。
女性に飢えている人から見ると、ただの女子にしか見えないだろう。しかも服は「男も女も着ている人が居そうだよね。特に女の人が」そのような服装なのだから余計に、女の子の雰囲気が漂う。
(これ…俺、性別間違えたかな?服とか…白いカッターシャツに灰色のセーターって...チラッと見ただけじゃ完全にJKじゃん、やめろよぉ!!はぁ、とりま見た目あいつらに見た目送っとこ…絶対ネタにされるよなこれ……。)
ツクモはそう心で叫び、顔を引きつらせながら自分のステータス画面を開き性別を確認。
性別は設定した通りの男としか書いていない。
(これは運営の罠か!罠なんだよな!てか、どのVRMMOゲームでも、俺こんな見た目なんだよ...クッソ。俺、これもう泣いていいよね?いいでしょ!?)
ツクモが、膝から崩れ落ちて密かに涙を流している。そしてなんとか立ち直り、ふらふらと街を見て回っていると後ろから男の声が聞こえて来た。
「どもー。そこのお嬢さん、俺とお茶しない?」
ツクモは、たまにある女キャラと間違えてのナンパかと思い振り向くと、そこには黒髪の短髪で細身、灰色っぽい瞳で、見た目的にはさほどチャラくはない顔付きと服装で、逆に大人しそうな見た目をしているそんな男が立っていた。
「ねぇ、君は暇?俺とお茶しようよ。なんならさ、俺とパーティー組んでくれない?ねぇ、いいでしょ?」
(こいつ、見た目に反してグイグイくるタイプだ...。しかも、完全に俺のこと女だと思ってるし。)
「ねぇ、なんで黙ってるん?」
「あのぉ。俺、一様男なんだけど、キャラも中身も。」
ツクモがそう言って、いつものようにその場を切り抜けようとしたところ、男は突然笑い出してその場を転げ回り出した。多少、他人の目を引いたが、誰も気にするところではなかった。
「ブッフ!フッハハハハ、アハハハハハ!相変わらず、女みたいな見た目してるから、ちょっとからかったらそんな、他人行儀みたいに...アハハ〜アハハ!やばいお腹痛い。ブッハハ。」
「え?え?えっとぉ〜?」
「悪い悪い。俺だよ、レーションだよ。」
「えっ!?お前か!?てか、レーションって」
「あぁ俺だよ。お前はツクモだよな?」
「あ、あぁ。でも、よく俺のいる場所が分かったな?」
「さっきログインして、暇だったから散歩してたんだけど、お前から見た目送られて来てな、それでたまたま送られてきた見た目の奴が近くに居たから、もしかしたらと思ってな。」
「それで、人違いだったらどうするんだよ!」
「そうなった時は、人違いでしたって謝って終わりだ。」
「お前、普通じゃないな。これだからカフィーに、見た目送れって釘刺されるんだよ。」
「うるせぇ。何を今更...俺らの中にまともな奴らはいないだろ?」
「確かに...。」
「で、件のあの飲み物はどこだ?レッサーの奴は遅れるって言ってたし。」
「まだ会ってないよ。ログインしてないんじゃないかな?」
「そうか。確かあいつ駅から家、遠いって言ってたな。」
「じゃ、さっきのお誘い通り、飲みにでも行こうか。」
「あぁ。俺が手を取ってエスコートしてやろうか?お嬢さん。」
「やめろぉぉ!はぁ...なんで、いつもこうなるんだ。」
ツクモとレーションは、すぐ近くにあった人の居ない喫茶店に入る。
中は落ち着いた雰囲気の、薄暗い所で秘密の隠れ家のようだ。実際路地近くの人の気配がない場所にあるので、そうなのかもしれない。
ツクモとレーションは、カウンター席に座り注文をする。注文は、テーブルに置かれているメニューに書かれている飲み物を、タップするだけいい。
ツクモはコーラを注文して、レーションはサイダーを注文した。喫茶店だというのに、誰もコーヒーを注文しない謎だ。
「人気のない喫茶店に入ったはいいものの...俺ら、コーヒーが飲めないという欠点を忘れていた。」
「俺は一応、飲めるけどコーラがあるとついねぇ...レーションは無理だったか。」
「それにしても本当お前、女みたいなキャラ好きだよな?」
「好きでこうなってる訳じゃないんだよ!」
「うん?そうか。あとは、あの飲み物の返事はまだか?」
「うん。多分…機体で迷ってるんだと思う。」
「迷うも何も...似たような人型が二機とタンク型が一機じゃねぇか。」
「そんなお前は、何選んだんだよ。」
「俺は、軽装備の方の人型。お前は?」
「ん。俺は重装備の人型だけど、最終的にはザ○II見たいのが作りたいなぁって。」
「あぁ。それなら俺はシナン○ュスタインみたいなやつかなぁ。」
「じゃ、俺は、ヴァ○・ヴァロとか、マ○ンガーZとか、グレン○ガンとかゲ○ターとか、他にもおかしな機体とかも作りたいよな!」
「結構癖のある特殊なのとか。古いのチョイスして来たな...それに、なんで対抗意識持ってんだよ。てかまぁ。元から持ってるドッグも、五機ぐらいなら入りそうだし、拠点さえ決まれば...。」
(ピロン!)
レーションが、拠点の話を切り出している途中で、ツクモとレーションの前に手のひらサイズの、小型ロボットが表示されていた。
ツクモが、デジタルロボットをタップすると、ツクモの視界にだけ文章の書かれたメールが映る。送り主はカフィーと書かれていて、内容はこうだ。
『遅れてごめーんちゃい。ちょっと機体選択で迷ってた。今どこにいる?もしレーションいるなら、一緒に噴水前まで、来てくれ!』
あまり反省の色が感じられない文が、そこには書かれていた。ツクモは『おk』と一言だけ書いて、カフィーに送信する。
「誰から?何が書いてた?」
「飲み物から、遅れてごめーんちゃい。噴水まで来い人外ども。だとさ。」
「あの飲み物...反省の色が感じないのだが。」
「まぁ、いいか。いつもの事だし。」
「じゃ、行くか!」
「あっ、待って。お金は払わなくていいの?」
「えっ?もう払ってるだろ?自分のメニュー画面、名前と性別の隣数字の後に、Gって書いてるやつ。」
「あっ、ホントだ。他のゲームと違って、買った時点で即引き落としされるんだ。」
「んじゃ。支払いも済んでるし、行くぞぉ。」
こんなぐだぐだとした会話をしながら、ツクモとレーションは、隠れ家喫茶店を後にした。
さっくりキャラ紹介
ギルド名 『クレイジーカレイドスコープ』メンバー
主人公 橋波七瀬 (はしなみななせ)
キャラ名 ツクモ
ギルド『クレイジーカレイドスコープ』のお飾り団長、いつも、のほほんとして、自分のファンタジー世界に入り込んでしまう青年。
機体ネタ枠 第一機体クラフトボックス