長期休載(エタ)作品の今 (小説編) ― 〇中芳樹続きは? 出てたわ
「お前ら、すぐにエタるエタらないといちいちうるさい」というエッセイで、数か月でエタるエタらないと言うのではなく少しくらい待て、と提起したのですが、「少しやそこらじゃなく」待ってる読者で感想欄がマゾ大会に。
まず、感想欄で出てるの教えてもらった〇イタニア。
”〇イタニアじゃなくて〇ルスラーンの方でしたか。”
1988-1991 1-3巻
そして18年の歳月が流れた・・・・
”2009年3月、『衛星アニメ劇場』に○○○○がゲストで登場し、続編の執筆を宣言”
でも「宣言」するだけ。まだ書かない。
”2010年4月に刊行されたアニメDVD付き初回限定版『○○○○○』の著者特別寄稿でも続編執筆を宣言”
やはり「宣言」するだけ。まだ書かない。
”漫画版単行本の最終9巻(2011年12月刊)にも寄稿し、翌年(2012年)には原作新刊の執筆予定”
まだ「予定」である。
”「○○篇」は、2013年6月3日に脱稿、同年9月25日に○○から刊行された。”
続刊が出たのは実に22年後。再開宣言から4年。 に じ ゅ う に ね ん。
さらに最終巻が出たのが2015年。足掛け27年である。
こ れ は ひ ど い。
少しは待とう、という趣旨のエッセイが、少しじゃなく待たされるマゾ読者にしかみえない。
私が追っかけなくなった頃は、中国文学ネタ書いてみたり、ストーリーより政治的愚痴が増えてきたころで、おそらく金銭的にはあくせく続き書く必要もないでしょうから、もう好きなことしか書かないんじゃないか、と正直諦めてました。
なろうの作家さんが、感想はじめ原動力の話を書いたりしてますが、彼もまたアニメ化やらマンガ化やら、外界の刺激が再開の原動力になったんじゃないでしょうか。
”〇竜伝は流石に無理でしょうねぇ。”
”2006年1月には作者がマネジメントを任せている「らいとすたっふ」社のブログで一度は「14巻が年内に執筆される」と公式発表された[2]こともある。(この際は2007年5月に撤回された[3])。この撤回から約12年後となる2019年10月、第14巻が約16年ぶりに刊行となった。”
何と。ちょ、まじか。まさにでたばっかじゃねーか。〇mazon見たらホントに出ててベストセラーになってるわ。
〇竜伝14 <月への門> (講談社ノベルス)
〇mazonの書評欄に、俺みたいに〇イタニア完結知らん奴がいる。
”やっと出ました、ラスト1冊前。〇ルスラーンが終わったので、この作品を終わらせたら、「〇イタニア」ですかね?。”
”某〇川さんなんて、ウン十年物の未完作品を山ほど抱えてますし。原本は出版されてるらしい”
あー、海外モノだと作者がはやくても翻訳者で詰まってることってありますね。
○○文学者の余技みたいな翻訳者もいますし。
SFだと〇ジョルド(〇ォルコシガン・サガ)とか追っかけてましたが、巻末の作品リストに未訳がいっぱいあって。今確認したら結構翻訳進んでました。が、その間にも原著新刊が。
〇mazonあたりで電子書籍の原著買うしかないんですかねえ。それでも物理原著よりは買いやすくなったと思いますが。
海外の訓練されたオタクは、日本のアニメやエロゲを見たいがために日本語覚えるらしいです。
戦後の初期海外SFファンはSF読みたいがため英語覚えたとかなんとか。そういう道。
”世の中にはなぁ...人気シリーズが完結して借金返済終わったら、続刊中の他シリーズを全部放り投げてエッセイストに転向する〇村うさぎとかも居るんだよぉ!
〇宙海賊ギル&ルーナの後編待ってるぞチクショオオオオ!”
コレか
【ラノベ】
さまよえるエロス(前編)―〇宙海賊ギル&ルーナ〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)
前 2000/05
中 2001/12
後 未刊
【エッセイ】
〇ンボー日記 1997-2000
〇ョッピングの女王 1999-2000
以後全部エッセイ
こ、これは・・・
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┃ おきのどくですが ┃
┃ らのべさっかは ┃
┃ きえてしまいました。 ┃
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出典:wikpedia amazon
なろう作家に限らず、プロ小説家でも、本業が別にある方も多いようです。SF作家の本業が学者とか、医療系ネタの作家が医者とか。そういう方だと、やはり1~数年おきが普通です。
大丈夫、〇中芳樹に比べればみんな速筆。
「それ言っちゃうんだ」