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愛。
愛。
愛。
愛。
「ネ〜愛瑠のLINEグループに入ってよ〜」と静華が誘ってくる。
下校前の教室で都会からの転校生愛瑠が立ち上げたグループの一人である静華は愛瑠のご機嫌伺いなのか必死でくどい!
放課後の教室、愛瑠も少し離れた前の席で振り向きもせずに耳ダンボで聞いている。
そんな見せ掛けの友情ごっこのツールなんて興味ないしと内心思うので私は断った。
「お互いは心の内で心服し合い、大事な時は会話すればイイ」と私は断った。
愛瑠が振り向かずに「愛がないよね〜愛が!」と声を荒げる。
その声を聞き捨てながら「ごめんね〜用事あるから帰るね〜」と教室を後にする。
そもそも私ガラケーなんだけど、そんなのを理由にする必要もない話だ。
帰り道。
愛。
愛。
愛。
と頭の中に言葉が木霊した…。
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