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Real;Users  作者: 熊蜂
一日目
1/44

【Prologue】

初めまして、熊蜂と申します。

小説家になろうでは初めて小説を投稿させていただきます。

誤字脱字、表現ミスなどがあった際はいつでもお知らせください。

 オンラインSRPGシュミレーションロールプレイングゲーム「Real;Users」。


 2018年現在、オンラインゲーム業界でおよそ10年間ランキング1位を固持し続ける人気作品。


 何故そこまで人気が出るかと言われれば、独自システムである“個人のパソコンから使用者個人の人間性をより正確に隅から隅まで分析するAI”

──通称ISPインタースキャニングプログラムが搭載されているからだろう。


 そのプログラムは、「プレイヤーの使用端末及び周辺の電子機器などのデータから“プレイヤー自身”を読み取り、“プレイヤーの思い描く自分”という名目のアバターを創造する」という、


今までのオンラインゲーム等の悩みの一つであった

「頭の中では姿は決まっているのに文字とか絵とかに描き起こせない」の様なやり場の無い葛藤を解決できる点で話題となった。


 他のオンラインゲームとは一風変わった独特なシステムのみに頼らず、オンラインSRPGとしてゲーム運営がしっかりとユーザーの声を聞き入れている事も人気の一つ。


 まさに理想のオンラインゲーム像と言っても過言ではない「Real;Users」はユーザーの期待に応え続ける循環を送っていた。



 始まりはよくある異世界転生ものの導入のようなありふれたものだ。


 無職の何の行き場も人間が、やることがないからパソコンを立ち上げゲームをして、

 現実世界では何の役にも立たないトップランカーの実績を持っていて、

 ふとした簡単な理由で死──ねはしなかった。


 今から始まるのは殺し合いだ。

 何の価値もなく人が殺し殺される、そこで人生がどう変わろうが狂おうが、知れたことではなく、自業自得なだけだ。


 この物語の主旨を今ここであらかじめ伝えておく。


 “初めからこれは誰の物語でもない”

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