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一章
「指揮官大募集中!初心者歓迎!みんなでこの国を守りませんか?……だと。俺にピッタリな仕事じゃないか。ありがとうミレイさん!俺受けてみるよ」
「そ、そうかい。私もこの募集を見たときあんたにしかできない仕事じゃないかと思っていたんだよ。話をつけておくから明日開けといてもらえるかい?」
すこし、申し訳なさそうな表情をミレイさんは浮かべたが、俺はそれを吹き飛ばすような明るい笑みを浮かべて、はい!と答えた
「と、とりあえず今日はここまでで大丈夫だから今日はぐっすり休んどきなさい」
「そうですね。そろそろ武器の補給や道具の準備が必要だと思っていたんですよ。今日の所はこのへんで失礼させていただきますね」
俺はギルドを後にする
「わるいねぇザック、私はあんたのことを思って鬼になるよ。」
ミレイさんの思惑など、俺は知らなかった
翌日、俺はギルドに行って、ある指定された場所に向かったのだが、そこは大きな家だった