表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/41

コラム:ワールドマップ問題

(本編ではありません。読み飛ばし可)

※元々、本編の一部だったため、ニュクス口調です。


 ワールドマップ問題というものがある。


 多くのRPGでは地図上で北に突き抜けると南に出て、東に突き抜けると西に出る。

 だが、これは冷静に考えるとおかしい。

 もし、世界が球形の惑星ならば、地図の北に到達してもいきなり北極から南極へはワープしない。

 惑星の裏側に出て、今度は上から下、北から南へと進むだけのはず。


 二次元だからしょうがないね。

 でも、3Dのゲームなら球体を表現できるのだから、南へワープしないでしょ。

 と、そんなことを思っていた時期もありました。

 だけど実際には、これもまた謎の力で南に飛ばされるゲームが多いんだよな。なぜか。

 ゲームの都合上、上ボタンを押しっぱなしにしていたら、いつの間にか下に向かっていた……ということがやりにくかったのだろうか?


 仮に、北に突き抜けたら南にワープする惑星を真面目に考えた場合、どんな形になるか。

 以前、これを真面目に考察した人がいた。

 まず北と南をくっつけるために、地図を丸めて筒状にする必要がある。

 これで北極と南極が繋がった。

 さらに東と西をくっつけると、ドーナツ型になるのがお分かりいただけるだろうか。


 つまり、ほとんどの国産RPGはドーナツ型の惑星上での話なのだ!


 ドーナツ型の惑星に緯度という概念なんてあるのか?

 緯度が高いほど寒いというのはどういう理屈なんだ、と。


 ――しかし!

 それもこれもメルカトル図法ではの話である。

 それらを解決するのが、“正距方位図法”だ。

 図法の都合上、ワールドマップを円形にしなければならなかったため、端と端を繋げるのにかなり手こずったが……エタクリ世界のワールドマップは赤道を中心とした正距方位図法で描かれている。

 そのことを証言するNPCも、絶海の孤島にひっそりと配置してある。

 よって、エタクリの世界はきちんと、球形の惑星上に成り立っているのである!

 だから緯度の高いパンクラツは寒い!

 うわははは!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
面白かったら是非是非、拡散にご協力いただけると助かります!
この小説が好きだと言ってくれる方は、友達10人にこの小説を紹介してください!www
感想や評価、レビュー等も、随時お待ちしております!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ