表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/42

竹馬

 ゴールデンウィーク中、私の父が何処からか竹馬(竹ではなく、スチール製)を出してきました。

 早速、長男(小学二年生)にやらせましたが上手く出来ません。通園していた保育園にもあったはずですが、長男は練習しなかったとのこと。

 仕方がないので私が見本をみせました。

 過去、保育園にいた時に女子のみんなで練習し、私は習得していたのです。

 最初、ちょっとつまづきましたが、カンを思い出すにつれ、スムーズに方向転換も出来るように。

 昔、身体で覚えたことは忘れずに今でも出来るって本当ですね。


「俺、出来ねえんだよ」


 と、そんな私を見ていた下船中の主人。

 練習したけど出来なかったとか。


「やってみいよ」


 主人と交代しました。


 ……本当に出来ない。乗れない。


 私「アレやって。昔の下駄履いてた日本人の感覚で。花魁道中の外八文字みたいなイメージで」(テキトーなこと言ってます)


 アドバイスしますがなかなか出来ません。


 主人「あれ?」


 やっと乗ったと思ったら。

 何故か主人は後退し始めました。(そっちの方が難しいぞ)


 私「なんで後ろに行くんよ?」


 主人「わかんない。後ろに行っちゃう」


 重心が前に出来ないのか?

 そういえば、以前靴屋さんで重心を見てもらった時、主人はカカトでした。


 私「扁平足、ってことと関係あるんかな」


 主人「分かんない」


 ※主人は超扁平足。ちなみに私は反対でハイアーチ。行軍すると疲労骨折しやすいという足ですね。


 その後、子供のときに習得したこと、習得出来なかったことについて話しました。

 主人はアイススケートが出来たとか。ローラースケート、スケボーは無理だったとのこと。

 私はアイススケートに一度だけ連れて行ってもらったことがありますが、出来ませんでした。ローラースケートもスケボーも挑戦したけど無理。竹馬だけですね。


 そして話題は一輪車に。


 一輪車に乗れた子、ってクラスで尊敬の対象じゃありませんでした?

 あれこそ練習を積まないと絶対に出来ないといいますか。

 余程バランス感覚が良い子か、もしくは習得するまで努力する根性のある子のどちらかでしょう?


 私も主人も、もちろん一輪車には乗れませんでした。



 それにしても、私たちが子供の時はちゃんと外で遊んでましたよね。

 今は、スケボーとかローラースケートする子なんて、もしくは竹馬やカッポカッポや、ゴム跳びとかする子なんて……居ます?

 ……居ませんよね。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ