ドラえもんの のび太君は何故意外に将来……
S先生の思い出話で続きます。
今でもしっかりと覚えている先生の言葉があるのですが。
ある日、S先生が教室でみんなに言いました。
「ドラえもんののび太君、あんなに毎回、テストで0点取ってるやろ。でも将来、大人になったのび太君、意外にまともやろ」
一瞬の間のあと。
「うわっ、ホンマや!……何でや?!」(男子のひとり、ナイスリアクション)
みんな騒然となりました。
ドラえもんでは、たまに未来ののび太君やしずかちゃんの姿が描かれることがありますが、確かにのび太君、未来では普通に就職してそれなりにサラリーマンやってる……!(← のび太君に名誉毀損で訴えられても仕方がない)
「あれは、テストで0点取ったあと、放課後に先生ともう一度解き直ししてるやろ。間違ったところはもう一度、しっかり見直して、ちゃんとやり直してるやろ。だからや」
なるほど!
と言っても当たり前のことなんですけれども。
そういうわけで、私の頭の中には、間違ったところをそのままにせず、きちんとやり直せば将来は何とかなる……という教えが刷り込まれました。他の子はどうだったのかは知りませんが。
間違いをしっかり正して復習することが大事!
のび太君の担任の先生も、のび太君のためだけに放課後補習をしてくれてありがたいことですね。
もうひとつ、勉強方法に関して、頭の中に残っていることがあります。
これは、S先生の言葉であったかどうか定かではありません。もしかしたら別の先生の言葉だったり、本やテレビや映画だったかも。
「スパイはなんで頭がええねん。それは覚えないと、死ぬからや」
この情報を覚えないと役立たない。用無しで殺される、ということですね。
これが私の頭の中では「これを覚えないと死ぬ、と思えば絶対に覚えられる」という意味に変換されました。
そして、これがわたしの暗記法になりした。
数学などの理数系は、出来ないと死ぬ、と思っても絶対に出来ませんが。ムリムリ。あれだけは命かけても無理。
歴史や地理、文系の暗記系ならば命がけで頑張れば何とか頭に入るもの。
私は小学生の時から、テスト前にこの方法で暗記していました。自分ではかなり効果があったと思っています。
効果の程度は個人差があると思いますが。なろう民(特に作者脳)の想像力を持ってる人ならば割と有効なのではないでしょうか。
お前、アホやろ、と思わずに。
自分というキャラクターを作って思い込み、なり切るのがコツ。
自己啓発系では
『私は絶対にこの漢字を覚えられる優秀な人間である』
と思い込む方法があると思います。ですが、私はこれはいまいちだと思います。
『私はこの漢字を覚えないと殺される……!ヤバいヤバイやばい!』
と考える方が、真剣度に差が出てくると思いませんか。後者の方が覚えられると思いませんか。
本気で、真剣にね。出来るだけ壮大に。ストーリーを作る。想像力です、想像力。演劇部じゃなくても、そのキャラが降りてきて、そのキャラと自身を融合するのです。
この漢字を覚えなければ、邪神を封じ込めていた結界が崩壊し、世界が暗黒の闇に包まれてしまう……!
この年表を覚えなければ、北の国が核弾頭の発射ボタンを押してしまう……!
等々。(もはや自分の命だけではなく、他人も巻き込む)
私はこれまで世界のために何度命がけで勉強したか分かりませんや。
大人になって試験も少なくなったので、そんな機会は減りましたけれども。
様々な勉強法があって、人によって向き不向きもそれぞれですから。
とりあえず、自分に合った勉強方法をいろいろ探してみるのがいいかもしれませんね。




