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学校あるある〜昔は嫌いだった先生が今思うといい先生だったなー、と思うこと

 戦慄しました。


 コロナで休校の今、子供が家庭学習しているのですが。


 長男(小学新6年生)の漢字力のあまりの無さに!


 うんこ漢字ドリルとか買ったのに、全然身についてない。

 なんだ、そのレベルは!


 そういえば、私が小学生の時に比べたら今の子は宿題が少ないなー。こんなんで、大丈夫かいな、と常々思っていたのですが。

 やっぱり、大丈夫じゃなかった!(ゆとり反対)

 放っておいてはいけなかった!


 なんだか近年、量をこなしても大して頭に入らない、意味がないとかいうデータが出たので、教育方針が変わったのだとお聞きしたのですが。

 んなわけあるか!

 特に漢字なんて量を書いてナンボ。もともと賢い子じゃない限り、少し書いただけで覚えられるわけないじゃないですか!

 しかし、後悔してももう遅い。とりあえず今からでもやらねばなりますまい。なんとか平均レベルまで。

 というわけで、この機会に漢字力底上げを徹底的に行うことにしました。


 ところで私が小学生の時は、みっちり一つの漢字についてノート1ページを埋めるのが宿題でしたけど。(皆さんもそんなものじゃなかったですか?)

 子供なんて、そこまでしないと絶対に覚えないものだと思います。(やっぱり、ゆとり反対)



 さて今回、長男に漢字の覚え方を教えるにあたって、過去の私の恩師、小学三、四年生時の担任の先生を思い出しました。

 仮にS先生とします。


 私、この先生大嫌いでした。むしろ憎んでいました。

 私の人生で初めての敵はこの先生と言っても過言ではありません。


 S先生の特徴その一。

 決して、生徒を褒めない。

 自分も褒められたことないですし、友達が褒められていた記憶も一切、ありません。


 S先生の特徴、その二。

 水泳の授業は、体育館で。


 雨天だから、気温が低すぎるから、ということではありません。夏真っ盛りの晴天の日に、水着を着て体育館に集合するのです。

 何をするのか、ですって?


 エアー水泳だよ!


 ひたすら、体育館の床の上でクロール、平泳ぎの型、息継ぎの練習(鼻から息を出して、ウーン  水面に浮かぶ時に パッと口を開く……そうすると自然に上手く息が吸えるのだとか。 略してウンパ体操)をするのです。


 水泳の授業の度、他の学年の子が楽しそうにプールで戯れているのを尻目に蒸し暑い体育館で汗じっとりと水泳の型に励む日々。

 みんなのフラストレーションが溜まってくるのは仕方がありますまい!

 そして、やっとプールに入れたのは夏休み近い残り3回ぐらいでしたな。しかし、その時もほとんどは息継ぎの練習、水中でのウンパ体操で授業が終わりました)

 でも、これで距離の差はあれど、なんとクラス全員が泳げるようになったんですよね。


 S先生の特徴、その三。

 漢字ループエンドレス地獄。


 宿題に出された漢字を一文字でも間違えたり、一文字でも汚い字で書くと、そのノートのページを次の日に全てやり直して提出。もちろん、次の日にも違う漢字が宿題に出されますので、きちんとこなさないと、エンドレスにひたすら宿題のページが増えていくことになります。気が狂いそう。


 たまに、放課後にそれをやらされることもありました。

 合格しないと帰れない。

 合格した人から帰宅を許され、教室からどんどん人が減っていくのをみると、居残り組は非常に焦り、プレッシャー、ストレスを感じたものでした。


 嫌いで嫌いで嫌いすぎて一生忘れられない先生ですが、でも今になって思うんですよ。

 S先生、いい先生だったなあ、と。

 放課後に時間を割いてくれたことが、既にありがたい。熱心に教えてくれてたんですね、と。


 あの時、絶望的にカナヅチだった子は、泳げるようになって。


「先生のおかげでホンマに泳げるようになった」


 と、何年か経った後、感謝してましたし。

 私自身も息継ぎのコツが分かって平泳ぎならいくらでも泳げます。


 漢字が苦手な子も


「S先生の時に習った漢字なら絶対書けるねん」


 と、中学の時に言ってましたし。



 漢字の宿題方法も、S先生の指導したやり方は今思うと、完璧。


 漢字ドリルをまずそのまま丸写し。(音読、訓読、書き順もです!)書いている字を、ひたすら声に出して書く!(書き順の時は一、二……と画数を数えながら。見ながら声を出して、耳で聴いて、書く、というのが一番覚えますもんね。)

 ドリルの熟語、例文を写したならばそのあとは仕上げに。

 ドリルに使用されている熟語以外の熟語を数個、書く。そしてそれを使用した例文をいくつか作成して書く。それで1ページを埋める。

 つまり絶対に辞書を引かないと出来ない宿題なわけですね。

 ドリルや教科書に使用されていない言葉も知ることが出来て、応用力もつく。


 今、思うと完璧でしたわ。


 書き順に関しては、多少違っていても問題はないのでは、と私は思うところですが(有名な 右 と 左 の正しい書き順を知らなかったとしても特に問題は無いと思います)。

 やっぱり書き順が正しい方がバランス良く書けるような……気がします。



 S先生のことを思い出しながら、息子に


「声を出しながら書け、言うとるやろ!」


 と、注意するこの頃なのでした。




















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