繋ぎの一話『朝の日課』
『繋ぎの〜話』系の話は長い話の後息抜きみたいな短い話です。本編との絡みは少ないので読まなくても問題ありません。でも読んでくれると嬉しいかも。
『ぴんぽろぺんぺんぽんぱらぴ〜』
よく解らないリズムかつ間抜けな音で目覚まし時計が喚きはじめた。
『ぴんぽろぺんぺんぽんぱらぴ〜』
まだ喚いている。
まぁスイッチをきっていないんだから当たり前だが。
『ぴんぽろぺんぺ』【ガチャッ!!】
おもいっきり目覚ましを叩く。
「ん〜」
起床完了〜。
とりあえず…おもいっきり伸びる。
ベットいっぱいに伸びる。
これでもかと伸びる。
掛け布団を蹴飛ばしてまだ伸びる。
朝の日課。
「おはよ〜…ふぅぁぁあ」
誰もいないリビングで朝の挨拶をする。
そしてあくび。
「おはよぅ」
今は亡き家族の写真に挨拶する。
そして洗面所に行く。
朝の日課。
朝食を作りながら今日の予定を考える。
今日はめんどいからお茶漬け。
「あぁ、今日は雫の歓迎会だった…」
朝の日課。
「いってきまぁす」
誰もいない家に向かって……。
朝の日課。
『繋ぎの〜話』系の第一話はどうでしたでしょう?これ系の話は読み手よりむしろ作者の息抜きかもしんないι前書きのとおり本編との絡みは少ないんで読まなくてもいい話です。その代わり主人公たちのことがわかったりギャグ系の話だったりします。こーゆーノリは好きなんでこれからも本編の一話ごとに入れていく予定です。つまり本編で一話やったら繋ぎで一話やるみたいな感じかな。まぁあくまで予定ってことでι読んでくれてありがとうございましです。




