【第7章】ページ速度の火山
〜高速で動ける者だけが生き残る、炎の修行場〜**
バックリンクの闘技場を後にし、
あなたとセオは赤く染まった空の下を歩いていた。
遠くの大地が熱で揺れている。
時折、ゴォォォ……と大きな唸り声のような音が響く。
セオが指さす。
「あれが、次の修行場――
ページ速度の火山(Speed Volcano) じゃ。」
火山は絶えず炎を吹き上げ、
その周りの空気すら歪んで見えるほど熱い。
「勇者よ。
どれだけ良い記事を書いても、
“ページの読み込みが遅ければ” 誰も読んでくれぬ。」
その表情は、これまでで一番真剣だった。
◆ 火山のふもと:遅さの魔物たち
火山のふもとに降り立つと、
そこにはゆらゆらとした黒い影がうろついていた。
セオが説明する。
「これらは“遅さの魔物”。
ページを重たくしてしまう原因たちじゃ。」
影が3体、ゆっくりとあなたへ迫ってきた。
❌ 魔物①:巨大画像(重たすぎる石像)
どーん!
目の前に巨大な石像のようなモンスターが落ちてきた。
「これは 高解像度すぎる画像 が原因じゃ。」
・1枚の画像が数MB
・スマホで開くと重い
・ページ全体が遅くなる
セオが言う。
「画像は大きければ良いというものではない。
勇者よ、Webは“軽さ”が命なのじゃ。」
❌ 魔物②:無駄なコード(絡まった糸の塊)
次に現れたのは、
糸が複雑に絡まった巨大な毛玉のような魔物。
「これは 無駄に長いコード や
複雑すぎるスクリプトの化け物じゃ。」
・消し忘れのコード
・使ってないCSS
・複雑すぎるJavaScript
こうした“余計な荷物”が
ページを遅くしてしまうのだ。
❌ 魔物③:弱いサーバー(休みがちなゴーレム)
三体目は、うつろな目をしたゴーレム。
歩くたび、ぐらぐらと倒れそうになる。
「これは サーバーの性能不足 じゃ。」
・アクセスが増えると落ちる
・反応が遅い
・読み込みに時間がかかる
セオがため息をつく。
「どれほど勇者が強くても、
足場となるサーバーが弱ければ力は出せぬ。」
◆ 火山を登るために必要な“3つのスキル”
火山の入り口には、石碑が立っていた。
そこにはこう刻まれている。
秘術①:画像を軽くせよ(Image Optimization)
石碑にはこう書かれていた。
「大きすぎる荷物は置いていけ。」
・画像を圧縮する
・サイズは必要最小限に
・WebP形式にする
セオが言う。
「画像を軽くするだけで、
ページは一気に速くなるのじゃ。」
秘術②:余計なコードは削れ(Code Clean)
火山の熱で石碑の文字が赤く浮き上がる。
「使わぬコードは邪魔になる。」
・無駄なCSSを削除
・不要なスクリプトを止める
・シンプルな構造にする
それはまるで、
装備の重量を減らして身軽になる勇者のようだ。
秘術③:強いサーバーを選べ(Server Boost)
最後の秘術はこう記されていた。
「土台が弱ければ、速さは生まれない。」
・安定したサーバー
・速度の速い環境
・キャッシュ利用
セオが言う。
「勇者よ。
火山を登りきるには、
力よりも“軽さ”が必要なのだ。」
◆ 火山の中へ――耐久の試練
あなたは火山の入り口に足を踏み入れた。
中は灼熱。
空気が重く、熱で視界が揺らぐ。
炎の間をくぐり抜けながら、
あなたは軽くした画像、整えたコード、
強固なサーバーのありがたみを感じていた。
「軽い…!
足取りが前よりずっと軽いぞ!」
セオが後ろで微笑む。
「そうじゃ。
高速なページとは、
勇者が余計な鎧を脱いで走るようなもの。」
◆ 火山の頂上:速度の宝玉
火山の頂上に辿り着くと、
中央に冷たい光を放つ宝玉が置かれていた。
火山の熱とは対照的な、
美しい青い光。
あなたは宝玉に手を伸ばす。
その瞬間――
冷たい風が吹き、身体が軽くなるような感覚がした。
《ページ速度の宝(Speed Core)》
セオが言う。
「これでページの速度は確実に上がる。
勇者よ、これでまた一歩強くなったな。」
**《高速化マスター Lv1》
ページを軽くし、読者にも検索王国にも
“速さ”という信頼を与えられるようになる。**
火山を降りると、
遠くに――大きな神殿が見えた。
白い柱が空へ向かって伸び、
神秘的な光が周囲に漂っている。
セオが言った。
「最後の修行場が見えてきた。
『サーチコンソールの神殿』
真実を知る者だけが入れる場所じゃ。」
あなたは宝玉を握りしめ、
次の目的地へ歩き出した。
SEOの冒険は、もう終盤へ差し掛かっている。




