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無限の大地と黒いエイ  作者: きーち
無限の大地と型を破る方法
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② 街から食堂へ

 街が発展する要素の一つに、水辺の近くというものがある。

 多くの種族にとって、水分とは生きるのに不可欠であるし、それが川や湖、海という規模であれば、船を浮かべるだけで便利な流通網になるからだ。

 つまり、そこに水が一定量ある事が重要であり、例えば、周囲が水に囲まれても生きていける種族であれば、水の上で街を作るという選択を取る可能性がある。

「歴史については学ばなければ分からんもんだがね、この国の高い湿度に適応しているであろうガウマ国の人間にとって、野生の獣を警戒する必要性も無くなる、湖の上に集落を作ろうという発想は、やはり有ったのだろうな。そうして、そこに一定の成功体験があったとしたら、そういう街造りのノウハウが出来上がり、発展もしていく。結果として、こういう街が出来上がるわけだ」

 ディンスレイはガウマ国の街並を見つめた。

 湖面に木材が浮かべられ、幾つかの建物は湖底に柱を刺す形で支えられているが、その多くは水の浮力を利用している。

 石作りの建物は殆ど無く、建材の大半が木材や葉と言った植物性のものだ。

 言ってみれば、町全体が移動する事を前提にしていないものの、船の様な構造になるだろうか。

 建物と建物の間の主要通路は湖そのものであり、簡易な小舟で移動する。

 現在、ディンスレイ達は来訪者として一艘小舟を借り受け、そこを移動している最中だった。

 漕ぎ手を雇う事も出来たが、今のところ手持ちの金銭に余裕が無い。ブラックテイルⅡが所有している地図の一部を換金出来はしているが、派手な使い方はしたく無い。

「街の作りについては分かりましたけど、人の印象はどうですか? この船、今日この国に来たばっかりで得体が知れない人であるところのわたし達に、特に疑い無く貸してくれましたよね? 優しい人が多いのかなぁ」

「まだ甘いな、ララリート君。そこはここが、我々の様な旅行客が来る街でしか無いからだ。国全体での判断は出来ん。要は対応が手慣れているという事で、この船も……というか、並ぶ建物にしてもそうだな。長持ちしない様に見える」

 ディンスレイが今、ララリートとアンスィを乗せて漕いでいる船は木造では無く、どうにも植物の葉を重ね、固めた様な質感をしていた。

 耐久性は乗り物として使うに十分であり、軽く使いやすいが、常に水に浸かり続けていれば、耐用年数はせいぜい一年程では無かろうか。

 ある種の使い捨てか再利用かが出来るものであり、船の製作に掛かるコストは安いのだと思われる。

 つまり、持ち逃げされたとしても大した損が無い。賃料は前払いだったので、そこで損が出ない程度と言ったところか。

「その手の船自体、そもそも観光に来た人のため……だったりしません?」

「そこは鋭いぞ、ララリート君。確かに、その発想はある」

 ちらりと道の端を見る。そこには湖から顔だけ出して泳いでいるガウマ国の人間を見た。

 彼らの体型はその姿に非常に馴染んでおり、水中で器用に身体を動かし、顔の位置は一定に、非常に素早く水面を進んで行く。

 大半のガウマ国人がそうしているのを見れば、彼らには少なくとも、街中を移動する手段として小舟は必要無い様に見えた。

「しかし、やはり船という構造は一定、固まって動くのに便利だからな。彼らだって使う時は使うのではないかな?」

「そうですかー。わざわざお客の事を気にしている人達なら、やっぱり優しい人達かもって思ったんですが」

 どうにもララリートは、初対面の人間や種族に好印象を抱こうと努力するタイプらしい。

 警戒心を怠ってはならないと言うべきかもしれないが、むしろこの手のは個人の趣向であり、意外な成長をするかもしれないので見守る事にする。

 個人の意見が偏っていても、他人から話を聞こうとする意欲と環境さえあれば良いのだ。

「船医殿はどう思う、この街を。そろそろ、本格的に情報収集をしようと思っているが……」

 さっそく、他者の意見を聞きたいと考えたディンスレイは、やはり街並を観察しているアンスィに尋ねる。

 学者肌な彼女もまた、未知に対しては好奇心が旺盛なタイプのはずだ。

「あっ……か、艦長。そうですね……ええっと……な、なんです?」

「おっと、話を聞き逃すくらいに観測に集中していたか。すまんな、何に興味を惹かれていた?」

「い、いえ、す、すみません。そ、その……やっぱり、泳いでいる姿……ですかねぇ。みんな水中で生活をしているのを……見ていまして……」

「ふん? それは確かに我々と違って気になるが、そこまで気になるものかな?」

 変わった生態というのは、種族それぞれにあるものだ。例えば他国の人間からすれば、シルフェニアの人間は、兎角飛空船を利用すると言われる。

 活動範囲が広く、それを飛空船技術で支えているのがシルフェニアという事だろう。いわゆる小型から大型の飛空船という区分け、さらにそこから細かく船の種類があるわけだが、そこまで細分化しているのも、シルフェニアの文化として見られている。

 つまり、興味深い特性というのは、特筆する程では無いくらいに、どんな種族にもあるのだ。

「わ、私が気になっているのは……い、今は彼らの医療技術でして……」

「ほう」

 アンスィは自身の今の仕事は忘れていない。その事に感心しつつ、ディンスレイはアンスィの話を引き続いて聞く姿勢を取った。

「こ、この湖……街が作られるくらいの大きさはありますけど……非常に大きい……というわけでもありません……よね?」

「確かに。街は湖の端の方にあるが、そこからもう一方の端が見えるな」

 果てが発見されているから海では無く、さらに言えば街に近づいた時点でディンスレイ達が湖だと判断出来たくらいに、一見してそれが分かる規模という事だ。

「規模が大きく無いのが、医療に重要なんです?」

 ララリートの方も首を傾げた。アンスィが何に拘っているのかで、今後の方針だって変わりそうだった。

「か、感染症が流行った場合……蔓延しそうな環境ではある……と思う」

「ああ、なるほど。水というのも媒介になるか……」

 湖の規模が相応に大きければ、まさに水流や水量で希釈されるだろうが、街という形で人がひと塊になり、湿度もあって大半の人間が水を通して繋がっているのであれば、ある種の感染症が発生する可能性は高いかもしれない。

「か、環境的に……暮らし難い暮らし易いは、あ、安易に言えませんけど……か、感染症が発生し易い街を作る文化があれば……い、医療の発展は……するかもですねぇ……?」

 もしかしたらディンスレイ達が求めるものがあるかもしれない。アンスィの深刻そうな表情に反して、希望が持てる話であった。

「じゃあじゃあ、これからお医者さんを見つけるために、手分けして頑張らなきゃですねっ」

「いや、それは出来ん。今回に限って言えば、我々三人がそれぞれの役割を担うから、固まって動かなければならんだろう?」

「た、確かに、わたしが居ないと、お二人とも言葉が分からなくなっちゃいますもんねっ」

 それにアンスィが居なければ医療関係の知識が不足するし、ディンスレイが居なければそもそも交渉が出来ない。なので非効率的かもしれないが、今回の旅は今居る三人が共に行動し続ける事になるだろう。

「それと……医者を探す前にやる事もある」

 言いながら、ディンスレイは船を漕ぐ手を止めた。都合良く、ある建物に繋がる桟橋に船も止まった。

「や、やるべき事……ですか?」

 アンスィもララリートも、真剣な表情でディンスレイの方を見つめて来るも、ディンスレイはその表情に笑って返した。

「まずは腹ごしらえ。二人とも空腹のせいか視野が狭まっているぞ? あの看板は明らかに飯屋のそれだ」

 せっかく新しい街に来たのだ。例え切羽詰まった目的があったとしても、楽しむところから始めても罪はあるまい。

 特に食事は、今後の活動に関わっている事だし。




 ガウマ国の食事というのは、独特な料理が出されるものであった。

 湖の中にあるだけあって、魚類や貝類と言った水産物を主に調理したものであるというのは予想出来たが、なんと生で食べるものが多いのだ。

「ど、どうですか……? と、獲れたてで新鮮……ですか? と言いますか、た、食べて大丈夫ですか?」

 店に入り案内されたテーブルに並べられた何種類かの料理、その幾つかに舌鼓を打ったディンスレイに対して、アンスィが恐る恐る尋ねて来る。

 そんな彼女に対してディンスレイが返す言葉は一つ。

「なかなか美味い。食感がぐにぐにとしていて、ソースがぬるっとした食感を際立たせている」

「ぜんぜん美味しそうに思えないですよ、艦長?」

 ララリートにすら疑わしげに見つめられるものの、悪くないと感じたのは本音だった。

 ある種の貝類だと思うが、それを生で切り、辛めのソースと幾つかの調味料で味を調えたものである。

 言う通り独特な食感が面白く、異国に来たのだと強く感じさせるもの……とディンスレイは評価出来るのだが、他二人はまだ食事が進んでいない様子。

「旅先で変わったものを食べる機会はこれまでもあったろう? これの見た目で食欲が無くなるというのが意外だが……」

「だ、だって……な、生ですよ? 大丈夫なんですか……?」

「この後、腹痛になったりはしないかと心配しているのか? なら、今ここで船医殿が居るから問題無いさ。なあ、ララリート君」

「なるほど……はい! わたしも、船医さんを頼って頑張ります!」

「ああ、ら、ララリートさんは、そ、そんなに無理しないで……」 

 勢い良く料理を頬張り始めたララリートを眺めながら、それでもまだ抵抗があるらしいアンスィのために、ディンスレイは別の話題を始める事にする。

「食事が終われば、本格的に我々の仕事を始めるわけだが、二人とも、今のところ気になった事はあるかな? 取っ掛かりがあればそれから始めるが」

「ええっと……そ、そう言われましても、ま、まだ来たばかりですから……ねぇ」

 この店に入る前には、この国の医療技術についての予想を話していたアンスィだから、他に何かあるかと期待していたが、今のところ収穫は無さそうだった。

 一方でララリートの方が勢い良く手を挙げる。そのまま咀嚼を続けつつ話を始めなかったのは偉い。

「……良し、ちゃんと飲み込んだな。意見を言っても良いぞ」

「ん……はいっ。すみません、艦長。わたし、気になったのは、街の中央にある建物です。艦長は気付きましたか?」

「中央……ああ、あれか。確かに他から浮いているなあれは」

 ディンスレイはララリートが言っている光景を思い出す。

 湖の中に浮いている街。それがこのガウマ国の街並であるのだが、街の中央付近にだけ、幾つか石作りの建物が見えたのだ。

「う、浮いているというか……し、沈みませか? あ、あれ……」

「確かに。水に浮く石を作っているのか、別の仕組みがあるのか……どういう物かは伺い知れんが、それを調べてみるのも手だろうか」

「そうなんですか? もしかして、病院を現す物だったり?」

 ララリートの問い掛けにディンスレイは首を軽く横に振る。

「見てすぐに分かる程度には、私もこの国を知らんさ。だが、ああいう他と違った外観の建物というのは、総じて富裕層が関わる建物だ」

 自らの立場は他者とは違うという事を、手っ取り早く示すのに、暮らしている場所に金を掛けるというのは良くある行動だろう。

「ふ、富裕層が、医療に関わるものかは……ぎ、疑問符があります……が」

「だが、医療というのは基本、金が掛るものだろう? 船医殿」

「ひ、否定は出来ません……」

 アンスィが船医をしているブラックテイルⅡの医務室にしても、潤沢な予算がついているからこそ実現しているものだ。

 人の命だけでなく、人の病や怪我の治癒だって、値段が高く付けられているわけである。

「立派な病院というのは、往々にして立派な場所にあるものさ。そっちの方が便利だしな」

「なんとも世知辛い話ですね。探している側としては、見つけやすくて助かるかもですけど……」

「そういうものでは無いさ、ララリート君。安定して金を落としてくれる者がいるなら、金を出せない者相手にだって慈善が出来る……という……もの……でも……」

「か、艦長?」

 弾み始めた話題が詰まり始める。だが、言って置かなければならない事があったので、ディンスレイは無理に口を開いた。

「ら、ララリート君」

「な、なんでしょう、艦長? えっ、というか大丈夫ですか!? 顔色が急に悪く―――

「料理……食べるのを止めろ。恐らくこれは……当たったな」

「か、艦長!? ふ、腹痛ですか!? ああもう……な、慣れないものをもくもく食べるからっ……」

 アンスィが椅子から立ち上がり、慌てて駆け寄って来た。一方のディンスレイは、椅子から転げ落ちそうになるくらいに腹が痛くなって来ていた。

 実際、椅子をガタンと鳴らしてしまった。そのまま転んで腹を抑えて蹲ったりしなかったのは、単にディンスレイの意地が強固だったからに過ぎない。

 店の客達の目を惹く結果になったため、どれほど意地が役に立ったか知らないが。

「悪い、船医殿……なんとか……ならんか……あと、ララリート君は無事かどうかも……確認を……」

「む、無茶言わないでくさーい! こ、この国の食事で当たった……という事は、こ、この国の病気である可能性もあって、すぐには……え!?」

「ፍነፎፖ኷ዦጮደ2ጯፚY? Uጣቿ፼኎ኲቹkጪብJረ!」

 突然、霞む視界に知らない男の顔が映った。

 外見の特徴からガウマ国の人間だと分かるが、白衣をマントみたいに羽織る恰好は、他に見ないものだ。

 彼はディンスレイと目を合わせ、次にディンスレイの腹部を触り始めた。

「な、何を……」

「あ、あの……ሌ኷ጄጫኤተዴመ……?」

 これは男が発したのでは無く、ララリートが話したものだ。

 ガウマ国の言葉。それをディンスレイの腹部を触っている男に向けていた。

 男はララリートへ返答するより視線を向けて、また喋り始めた。

「ያአቜ዆ጜኌቕቧፌ、Nሡyሦ」

「ጪ、ሎጒፃ」

「ኅደኸ፵ዣኮኡፖ?」

「ዺሧTwሻኈኦ኷ለጢፆዐዖ፷ቺ፽、፞2጑i጑ዢቧ」

「አሖኳሦ」

 ララリートと男は交互に、真剣な表情を浮かべながら話続ける。また、その度に男がディンスレイの身体に触れる箇所を変えていく。

「いったい何を、話して……」

「艦長っ、触れられて痛い箇所があれば、痛いって言ってください!」

「だからどうして……痛っ」

 男が強く押したわけでも無いだろうが、横脇腹あたりに鋭い痛みが走った。その声を聞いたララリートは、また男に向けて言葉を発する。

「ጹዜኗዛዎ!」

「ጹዜኗ2጑i጑ዢ? ዂጯ!」

 男は白衣のポケットを探り、何やら丸められた紙を取り出す。

 どうやら包装紙の様で、紙を剥がすと、黄色がかった丸い粘土の様な物が現れた。

「ዛዎፎኝ」

「飲め! だそうです、艦長!」

「飲む!? こ、これをか……? いったいこれは……」

「今の症状を治すお薬だそうで……この方、お医者さんなんだそうです」

「い、医者か」

 なんという偶然か。探そうとしていた対象が、向こうから現れた形になる。

 だが、それを幸運とディンスレイは言えなかった。何せ今、病に苦しんでいるのはディンスレイ自身だ。

「あ、あのあの、お、同じく医者として、よ、良く分からぬ医療行為を……文化も分からぬ他国で受けるのは……どうかと……」

「いや、船医殿……ここは……挑むべきタイミングだ」

 ディンスレイの体調からも、今後の展開を考える上でも、ここでこの国の医者を名乗る男に従った方が良い。

 ある種の賭けにはなるだろうが、そういう賭けをこれまでだってしてきた。今回はたまたま、飯屋で食べ物に当たったタイミングだったに過ぎないのだ。

(恰好の付かないタイミングだがな……ええい!)

 ディンスレイは男が差し出した薬、大きさ的には丸薬になるだろうそれを口に含み、飲み込んだ。

「随分苦い……が、す、少しばかり、マシになった……様な?」

 気のせいと言われればそう思ってしまうくらいの変化。だが、悶絶しそうな痛みが、それ以上に酷くなる事は無かった。

「ዒዺሧTwሻ、ውዝሔቾችጙጸሶ。ፓኚፘአሖኳሦፍ፲አክ」

「飲んだら徐々に効いて来るそうなんで、痛みが引くまでは暫く掛かるそうです」

「なるほど。なら、暫く耐えるか……」

 耐えられなくなる前に症状の悪化は止まったらしいので、ディンスレイはやはり意地で姿勢を正した。

 その行動が、ガウマ国の男に何かを感じさせたのか、やや呆れた様な表情を浮かべられる。

「G3ኪዳ1ጪኻ、ዉ8፾጗ቁcHኪፌዶ቉vኛሹኤቃ」

「心配だから、これからこの人の診療所に来いと、そういう旨の事を言っています」

「そうか……それは……」

 答えを返す前に、ディンスレイは横に立ったアンスィの方を見た。ディンスレイが何か言葉を発する前に、アンスィは意図を察してか、頷いて来た。

「こ、これから何をされるか……け、見学しますね、はい。ら、ララリートさん? 私も医者で、心配だから横で見ているって伝えてくれる?」

 せっかく実地でガウマ国の医療が見られるのだ、観察しない手は無いだろう。

 呻いているのはディンスレイだけで、肝心のアンスィは無事なのであるし。

「分かりました。ዝጪ፱ዜቫቃኑቓ፶ዥጘ、ሟቼጫኽሚሶኝ኷ቚሤ፹ሩፔ?」

「቎ጕቭኰቩሪሦርሤዌጂጰዕ、ክሰታኔጅጻኻኙ」

「いいから大人しく付いてくる様にと」

「暴漢に言われれば全力で反攻するが、医者に言われたら形無しだな。二人とも、悪いが肩を貸して……おっと」

 ディンスレイがアンスィとララリートへ指示を出すより先に、男がそれをしてきた。

 ガウマ国の人間らしく、ディンスレイに比べて小柄であるが、それでも力強さがそこにあり、ややバランスが悪いものの、ディンスレイはなんとか体重を預けながら歩き出す事が出来た。

「本当に大丈夫ですか? 艦長?」

 心配そうに顔色を伺ってくるララリートに対して、ディンスレイはなんとか言葉を返す。

「これが良い出会いであれば、大丈夫と意地も張れるんだがなぁ……」

 そこに関しては、これからの状況次第であった。

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