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無限の大地と黒いエイ  作者: きーち
無限の大地と火の山の人々
122/165

幕間 ロブロ・ライツの職場見学 後編

 ロブロは暫く、カーリアの後ろを着いて行く雛鳥みたいな状態を続けていた。

 彼女が運ぶ食堂へ荷物を運び、また次の場所へと向かうまでの間、本当にロブロ達は、カーリアの後を追うだけだったのだ。

「ふと思う事として、荷物の一部でも運ぶのを手伝ってくれても良かったのじゃあないか?」

「いえ、僕もそれには気が付きましたけど、そのタイミングが食堂に辿り着いてからだったので、今となるとどうしようも無かったと言いますか……」

 カーリアからの言葉に、ロブロは居心地の悪さを感じるものの、既に目的の場所に辿り着いてしまっているのだから、さっさと去る事も出来なかった。

 食堂からさらに少し歩く程度で、そこに辿り着いた。当たり前だ。そこが食堂から遠く離れていれば非効率極まる。

「見られる面白いものって、食糧庫だったんですー?」

 タイミーの方は、居心地の悪さより前に、疑問を覚えている様子だった。

 確かにこれは、カーリアの仕事のついでに寄る場所……と言えはするのだろう。

 さっきからカーリアはここから荷物を食堂に運ぶ作業を続けており、まだその作業の途中という事だ。

 また、カーリアが食糧庫へと返って来たタイミングで、休憩のために交代作業としているのか、食糧庫の前に立っていた見張りが今度は荷物を中から取り出し、食堂へと向かって行く。

 代わりにカーリアの方が見張りへと付いた。

「見たところ、このやり方もやり方で非効率な気がしますが」

「実際そうだ」

「そうだって……」

「今のところ、この艦は一時の波乱こそあれ、安定した航空を続けているだろう? 結果、作業予定や内容にも余裕が出来る。要するに暇になってしまうわけだな」

「ああ、それは確かに」

 というか、そもそもそれがロブロにとっての悩みだからこそ、他の仕事場を見学している。

「そこでこの手の仕事のついでに、レクリエーションみたいな形ではあるが、訓練をしているわけだ」

『訓練? カーリアは訓練をしているの? だからここで見張りもしている?』

「ああ、そうだスーサ。仕事を割り振りつつ、適宜交代して引き継ぐ。さらに状況をあえて複雑にするため、さっき荷物を運びに向かった前任の見張りの方は、食堂へ荷物を運んだ後、次にはこの食糧庫には戻って来ず、事前に決めていた別の場所へと向かい、そこにいる他の保安要員と仕事を交代する……というのを淀みなく行える様にしているわけだな」

「そんな訓練が艦内で行われたんだ……普段から? 実はずっと?」

 艦内として限られた世界の話なのに、それはロブロの知らない事であった。

 さらに言えば、ちょっとそれはそれえ面白そうだなと思う。

「ブラックテイルⅡでの任務は長い旅になるし、一方で保安部が保安部として働く場面というのが少ない。だからこの手の訓練が考案された。他の仕事をして貢献するついでに、艦内保安部としての仕事が鈍らない様にしよう……とな。誰が最初に言い出したのだったか……あえて複雑に作業をこなすんだ。非効率かもしれんが、それを効率的に出来る様になれば、それが技能の向上に繋がったという事だろう?」

 つまり、その手の訓練が、見せられる面白い事というわけか。

 艦内保安部はどの様な仕事をしているかという回答に対して、普段はやや余裕があるから、作業ついでの訓練をしていると。

(確かに、僕にとってはこういうのを見るのもタメになるのか? 仕事に何かしらの余裕なり暇が生まれた時は、そこに別の……やっぱり何かしら有益となる意味を追加してみる……とか)

 艦内の整備作業というのにも、そういう事が出来るかどうか。考えてみなければ分からないが、考えてみる切っ掛けにはなるかもしれない。

 ロブロがそんな風に考えていたところ、スーサの方は別の意見を持ったらしく、口を開き、翻訳機越しの声を聞かせて来た。

『あれ? 仕事を引き継いでいく事が訓練なら、食糧庫を見張っている事は……訓練じゃないの? それだけの説明だと……食糧庫を見張る意味が無くなる』

「うん? そこからか?」

 確かに、そこからの説明がスーサには必要なのかとロブロは疑問符を浮かべる。

 艦内保安部の仕事として、この手の保管庫や食糧庫の見張りというのは確かにある。

 特に食糧に関しては、人間の欲望に率直に繋がるため、治安や士気の高いブラックテイルⅡと言えども、こっそり食糧一部を盗もうと考える船員が居ないとも言い切れない。

 食糧という物資は重要であるが、旅が始まったばかりの現段階では貴重と言える状況では無いため、これもまたレクリエーションみたいな気分で盗難をしてしまう船員というのは出がちだ。

 食糧そのものが目的というより、それを盗む事への度胸試しみたいな事がたまにある……というのは、飛空船乗りの中ではありがちな話だった。

(そういう行為を未然に防ぐために、艦内保安部が定期的に見張りをしている……っていう事が分からないくらいに、スーサの理解っていうのは鈍いものなのか?)

 スーサが艦内を動き回り、見学等を行い始めてからだって期間がそれなりに過ぎている。わざわざ尋ねなければならない程、艦内を見ていないという事も無いはずだが……。

「あー、多分なんですけどー、スーサはそもそも見張りをする意味が分からないって言いたいんじゃないですかー?」

「いやいや、タイミー。そんな根っこの話からはさすがに―――

『そう』

「そうらしいです。カーリア船員」

「なんだお前達のそのノリは……。すまん、タイミー。スーサの感情を汲み取るのが上手いのは既に承知しているが、もう少し噛み砕いてくれるか?」

 そういえば、タイミーがこの前に外出したのは、スーサの世話をするためでもあったと聞く。

 そこに同行していたカーリアは、タイミーがどうスーサに接しているのか直に見て理解したのだろう。

 確かに、このブラックテイルⅡ内部において、タイミー以上にスーサの思考に合わせられる人間は居ないはずだ。

 艦長から命じられたからか、本人の波長が合ったからか知らないが、スーサとは仕事抜きにしても、良く雑談に興じたりするのが彼女だ。

「ええと……スーサは結構難しい事も言ったりするんで、私が説明するってなると少し意味が変わるかもですけどー……スーサって、多分、一人きりで行動する事に慣れちゃってるっていうか、それ前提で私たちの事も見てるせいで、見張ってないと他人……っていうか仲間が物を盗むって、思い付かない感じ?」

『ブラックテイルⅡの中には敵がいない。敵がいないなら、物を盗まれるはずが無いし、見張っている必要も無い。他に船員じゃない何かが艦内に居たりする?』

 タイミーとスーサ。両者の言葉を聞いて、ロブロも合点がいった。

 スーサの感性は未だに、シルバーフィッシュを上手く動かせないし、ロブロ達にとっての当たり前を、当たり前として認識出来ない部分があるのだ。

 それがここで発見出来たのも、別の仕事を見学し始めた結果か。

「悪意が分からない……というわけでは無いか? 敵味方の判断はある様だが……つまり、味方なら完全に味方だろうと、そういう考え方なわけだな?」

「っていうか、多分、友達とか知り合いとか? そういうの、自分の身体の延長みたいな認識になっちゃってるんだと思いまーす。試しに聞いてみようかな。スーサはさ、私を味方だと思う?」

『うん。いろいろ話を聞いたり助けてくれたりするから、味方』

「うんうん。じゃあ、そんな私が、スーサをグーで殴ろうとしたら、どうする?」

『有り得ない』

「どうして?」

『わたしが痛い。なら、タイミーが損をする』

「とまあこんな感じ?」

 理屈としてはいまいち分からないが、感情としては理解出来そうになるのが、タイミーの話の妙なところである。

 自分の右腕は自分を殴りかかって来ない。だってそれだと生き物として意味が分からないからだ。

 そこの考え方はスーサとロブロ達で変わらない。変わるのは、仲間とか身内と言った物に対する認識なのだろう。

「つまり……スーサは、仲間意識が極端だと?」

 カーリアのその言葉は、正確では無いとロブロは感じる。もっと正しい表現があるはずだ。

 そう感じた以上、ロブロもまた口を開いた。

「どっちかと言えば、集団行動というものへの経験不足や無知から来てると思いますよ、彼女の言葉は。仲間っていうのは、そういうものじゃあないんだ、スーサ」

『なら、どういうもの?』

「うーん。なんというか……利益を与えてくれる事は多いけど、時々不利益も与えて来る」

『そんなのは……本当にあるの?』

 曖昧な言葉だといまいち分からないらしい。

 タイミーの方を見ても、彼女も上手い表現が浮かばない様子で、顔を顰めていた。

 状況を打開したのは、やはり頼りになる船員の先輩、カーリアである。

「共生関係というものは……知っているか?」

『共生……亀の甲羅に生える苔と、苔を食べる亀みたいな?』

「まあ、なんだ。ちゃんと伝わっているかは分からないが、その手のものだ。どっちも自分達が生きるためにしているが、その生き方が、平均すると双方の得になる。仲間とは根本的に、そういう関係性を言うわけだ」

「ええー、カーリア先輩ったら、結構冷血ー!」

「冷淡な言い方になったかもしれないが、冷血じゃない。確かに友情だの愛情だの、我々の関係性というのは変わるし湿っぽいものかもしれないが、根本となるのはそこだろう。共に生きる上で、結果的に得が多くなければ、社会なんて築こうとも思わん」

 つまり、人間と人間の関係性における、基礎みたいな話なのだろう。

 基礎的な話をまさに欲しているスーサにとっては、聞き入れやすい話……となるのだろうか?

 スーサの表情を見れば、単純に分からないという風では無く、考え込み始めたそれ。

『いま、ここで見張りをしているのは……盗む仲間がいるからで、良い?』

「実際に言われるとおかしな現象だが、そういう事だな」

 本当に、ロブロが聞いてもおかしな話である。少なくともブラックテイルⅡ内部にいる人間は皆、正真正銘仲間と呼んでおかしくはない。

 そういう船員として選ばれたのだから当たり前なのだが、当たり前の状況で、時にそれぞれがそれぞれに対して、悪い影響を与える時がある。

『いけない事だと思う。効率的じゃない』

 そう、効率的ではない。だが、ロブロの常識においてはこうも言える。その手の非効率さは、どうしたってあるし、どこにだってある。非効率を楽しむ事すらあるのだ。

 改善はする必要があるかもだが、受け入れる必要だってある。人間であるならばそういうものだろう。

「そうか……スーサとはその時点から違うから……その部分の実感が必要なのかもね。理屈を言えば受け入れはしてくれるから、次はその後」

『わたしも、分からないままはいや』

 それを問題視出来る様になっただけ、今回の他の仕事場見学は良い影響があるのかもしれない。

 そう、こういう行為こそ、他の損があったとしても、結果的には得が多い、受け入れるべき関係性というやつだろう。

「長い話になりそうだな、これ。仲間は居た方が、短期的には損があったりするけど、長期的にはやっぱり得の方が多い。その手の実感は、文字通り、長期的に付き合う事でしか分からないしさ」

「んー? そう? けど、すぐに体験出来て、分かりやすいのがあるでしょー?」

「分かりやすい事?」

 タイミーの言葉に首を傾げるロブロ。カーリアなら分かるかと目を向けてみても、彼女も肩を竦めた。

「もー。そこの二人はスーサの事を馬鹿に出来ないくらいに、人間関係に疎いんじゃないのー?」

 そう言われると、どこまで反論できるか怪しいので心が痛くなる。これでも、最近は交友関係を広めるべきかと悩んでいるのだぞ。

「そこまで言うのなら、その分かりやすい場所に案内出来るのか、タイミー看護士」

 カーリアの方もムキになっている様子だが、そんな彼女に物怖じしない胆力がタイミーにはあるらしい。いや、もしかしたらカーリア相手にも慣れ慣れしさを発揮し始めただけかもしれないが。

「丁度良い時間だし、みんなで行っちゃう? カーリア先輩も、休憩時間とかありますよねー?」

 言いながら、タイミーは廊下の先を指差す。

 それは、さっきロブロ達が通って来た廊下の方向であった。




 つまり、食堂がタイミーの言っている場所だったらしい。

「その心はなんなんだよ」

「食糧庫を見張るのも、食材をそこから運ぶのも、料理をするのだって、それぞれの人間にとっては見返りの無い行動なんだから、損でしょ? けど、ここでこうやって料理を口に運ぶ瞬間の得があるから、みんなで協力してるってわけ。私達もそう」

 なんとも理屈が通ってそうで滅茶苦茶な様なタイミーの言葉。ロブロは既に頼んでいた辛めのパスタを食べながら、そんな彼女の話を聞いていた。

『なんとなく、わかる』

 それでも、一緒に食事を続けているスーサには伝わっている様子で、彼女はしげしげと自分が頼んだ料理、分厚い肉を野菜と共に煮詰めたものを食べている。

 その料理とて誰かの損というか労働による手が入ったものを、美味しいと感じて食べているわけだから、少ない損で大きな得を得ている関係性……という事になるのか?

「肝心のスーサの理解が進むっていうのなら言う事は無いけどさぁ、料理が人間関係や仲間関係の縮図? 的な表現をされるっていうのはどうにも」

「なにー? 言う事あるじゃない。こうやってみんな顔を揃えて食事をするっていうのも、人間関係にとって大切だと思うんですけどー」

 ジト目で睨んで来るタイミーの方は、パンとスープと卵料理。昼食としては在り来たりなものである様子。

「ちょっとそれは意味が違って来てないか? スーサの理解もそんな方向で良いのかどうか……」

 本来は共生関係のおける損と得の話だった様な……。

「話題を端から聞いていると、子育ての方針で悩む親みたいだな、お前達の話は」

「ええー!? やめてくださいよカーリア先輩! だったらこいつと夫婦って事になっちゃうじゃないですかー!」

 今回はカーリアもまた、都合良く休養時間だったので、共に食堂で食事を取る事となった。ちなみに彼女が食しているのは、彼女自身が食糧庫から運んでいた干魚を戻して味付けをしたものである。

「仲が良さそうな表現だと思うが……」

「それはちょっと……僕も不本意ですね」

『親子……血は繋がっていない』

「だからお前達のその独特なノリは何なんだ」

 頭が痛くなりそうな表情を浮かべてくるカーリアであるが、夫婦だとか家族だとか不気味な事を言い始めるからそうなる。

「個人的な交流っていうのもしてはいますけど、なんて言うんでしょう。僕達三人は……あれです。仕事上の関係ってわけです。こうしてるのも艦長の指示からですしね」

「そんな味気ない関係性にも見えないが……いや、仕事上の関係性というやつも、シルフェニアにおける人間関係というのを実感するのに、適した関係なのかもしれないな」

 カーリアの言う通り、仕事という共通の目的のために、それぞれの損な部分を受け入れた上で、それでも相手を仲間だと認める関係性も、人間関係の基礎と言えるのかもしれない。

『仕事なら、わたしも、何か、損な事をするべき?』

「いやー、あえてする必要は無いでしょー。普通にしてても、誰かの迷惑になってたりするかもだけど、それだって受け入れてちゃんとしてれば、迷惑を越えて誰かのためになってたりするんだってー」

 さすが自分の仕事は一定しつつ、余った時間で楽をしようとする女の言う事は違う。

「実際、スーサ。お前は既に我々に短期的な損を、そうして長期的な得をもたらしてる……かもしれないぞ」

『それはどういう?』

 意味深なカーリアの言葉に、言われたスーサ当人が首を傾げている。

「第三眼……だったか?」

 カーリアはただ、スーサの額にある宝石状の器官を指差し、それを第三眼と呼んだ。

 第三眼……?

「なんですそれ。造語?」

「造語じゃない。翻訳機越しではあるが、一応、先日接触したジュウゲンジャを名乗る集団が言っていた言葉だ」

 確かカーリアと、そうしてタイミーも直接接触していたというドラゴンゲートの住民達か。

 この場においては、むしろロブロだけが会っていない事になる。

「彼ら、離れた場所にある竜……というか、強大な生命の動きを感覚的に察知できる力を持っていてな」

「なんかいろいろ、奥深い種族だったって話は、聞き及んでます」

「嘘ばっかり。むしろ話が出来た私が羨ましい羨ましいって興味津々だったじゃん」

「それは! タイミー、お前が艦長と一緒に仕事が出来たって事に対してだなー!」

「話を元に戻すぞー」

 また話題が明後日の方に向かいそうになったタイミングで、カーリアが声を上げて来た。

 なるほど。タイミーとスーサ、二人と一緒に仕事をしていると、何時の間にか、どうしてこんな話をしているのだろうみたいな状況になる時があった。その原因がこれか。

「兎に角、ジュウゲンジャにはそういう能力があり……そうして、あくまでそれは現状、退化したものだそうで……元はそういう目に見える形の器官があったらしい」

 カーリアの言う、そういうもの。

 スーサの額にある宝石状の器官……第三眼だったか? それがスーサにあるというのなら、スーサもジュウゲンジャなのか。

 いや、しかし彼らの額にはもう、そういうものが無いのだとしたら……。

「スーサは退化する前のジュウゲンジャ? みたいになるんですかね。それ」

「分からん。もしくはもっと違う理由があるかもしれないが、艦長なんぞはそこに興味を持ち、そうして次に向かう場所も示されたと言っていたな。現在、このブラックテイルⅡはそこへ向かっている」

 カーリアのそれは、食堂で聞かされる話では無い気がして来た。

 だが、いずれは辿り着くのだろう。それがスーサにとっての、損と得に繋がるというのか。

『これからわたし達は、ジュウゲンジャの人達の……故郷に行くって聞いている』

「私も聞いたー。そこでスーサにも何か……変化があるはずだーとかなんとか?」

「それ、やっぱり食堂で食事中に聞かせられる話じゃないよ……」

 スーサがこれから、ロブロ達……いや、ブラックテイルⅡ全体に対しても、損となるか得となるか。その結果が出る場所へと今、向かっている。

 そういうのは話がちょっと違うんじゃないか?

 そんな事を思いながら、ロブロは辛いパスタを口に含んだ。




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