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僕と妖怪の日常  作者: タチバナ
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プロローグ

初投稿です。


僕だけ人と違っていた。


何度も嘘つきと言われた。友達もできなかった。


いじめられることはなかったが、いつも一人だった。


両親も段々と僕と話さなくなっていった。


()()()ことがとても嫌で、何度も見えなくなることを願った。


でもみえなくなることはなかった。ずっとみえていた。


他に僕と同じように()()()人がいればよかった。


でも少なくとも僕の周りにはいなかった。


やっと高校を卒業して、春から一人暮らしをすることになった。


県外の大学に行くので僕のことを知る人は誰もいない。


普通の人と同じような生活がしたい。





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