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第八話 神々と謎のポイント

関係者集合です。

この作品には、神話の神様などが出てきますが、作者の独自設定になっていたりするので、伝承と違うのは、ご勘弁を。

根田が創造神エレーの世界を見聞するのに関係する神様たちが集まったので、それぞれ紹介される。


エレー 「こちらが、ネタの神担当になる予定で日本から来られた根田太郎(ねたたろう)さんです。こちらの世界を見聞してから就任する予定なので、協力するように。根田さん一言お願いします。」


根田 「ただいま、ご紹介に与りました、根田太郎です。自分にとっては、異世界である、こちらの世界を知るために、皆さんよろしくお願いいたします。今まで日本で人として、地上にいたので、自分が神族であるというのは、信じられない状況ですが、よろしくお願いします。実を言いますと、敬う対象である神様の皆さんを前にして、平伏したい気持ちでいっぱいです。ですが、先ほどエレー様から、注意を受けたので我慢しています。ネタの神担当になった時には、神界のことをご教授お願い致します。」


エレー 「根田さんは、無理やり連れてきたような形ですので、不自由が無いように協力してください。根田さん手前から紹介しましょう。私の部下の光の大精霊、土の女神、水の女神、風の女神、火の女神、暗黒神です。私の世界の性質を管理する担当者です。私は、創造神で主神と光の神担当になってます。あ、知恵と知識の神が来ましたね。」


根田 「皆さん美男美女ですねぇ。流石、神様です。エレー様は、本来の姿にならないんですか?(知恵と知識の神様は、生物的な見た目じゃないけど)」


エレー 「神たちは、私の本来の姿を知ってますが、威厳がある方がいいので、おっさんの姿で良いんですよ。案内役として、光の大精霊を付けますね。光の大精霊よ、頼みましたよ。」


光の大精霊 「お任せください。バッチリ、ご案内いたします。根田太郎様よろしくお願いいたします。」


光の大精霊は、優雅に礼をした。

ちなみに暗黒神以外は、女性で古代ギリシアのキトンとヒマティオンのような服装をしている。暗黒神は男性でエレー様と同じで、キトンのような服装だ。

担当している性質を象徴する色なのか、それぞれ服の色が違う色になっている。

光の大精霊は白、これは、エレー様も同じだ。暗黒神は漆黒、土の女神が土色(明るい茶色みたいなの)、水の女神が水色、風の女神が象牙色(アイボリー)、火の女神が深紅で、それぞれの服と髪の色が同じだ。ただ、エレー様と光の大精霊は金髪で風の女神は、銀髪だ。

全員見た目は、彫りが深い白人みたいな感じだ。これは、失礼かもしれないが、皆さん顔が濃い。

……なんとなくコスプレっぽく感じたのは、気のせいだろう。問題は、この神様たちじゃない、知恵と知識の神様だ。どう見てもロボットだ。何というか野球選手の名前の高校を舞台にした漫画のキャラっぽい見た目だ。ただ、足がキャタピラだ。

そんなことを考えながら、光の大精霊に返答した。


根田 「こちらこそ、よろしくお願いします。光の大精霊様とお呼びすればいいですか?」


光の大精霊 「こちらの神界では、エレー様以外は、担当している仕事が呼び名になっていて、固有の名前が無いのです。太郎様が、名付けていただけますか?」


根田 「自分が名付けてよろしいのですか?エレー様がお付けになった方がいいのでは?後、自分のことは、根田で良いです。ネタの神担当予定ですし、美女に名前で呼ばれるのは緊張しますから。」


エレー 「根田さんが名付けてください。独自の形式で構いませんので、儀式によって命名すれば、使徒として縁が結ばれるので、お互いに特殊な情報共有などができるようになります。」


根田 「わかりました。光の大精霊様、頭に手を置かせて貰いますね。それでは、『我、根田太郎の名において、汝を命名する。汝の名は「光華(こうか)」なり。』」


名付けた瞬間金色の光が、2人を一瞬包んだ。


エレー 「縁が結ばれたようです。光華よ、どうですか?」


光華 「はい、太郎様を通して日本がある世界の情報を閲覧できるようになりました。太郎様、名を下さりありがとうございます。」


根田 「根田でお願いします。後、様付けもいらないです。自分の方は、変化が良く分からないですね。光華様を通してこちらの情報がわかる感じも無いですし。」


エレー 「ああ、それは、根田さんが、これから地上に行くからだと思います。」


光華 「地上に行けば、スキルとして追加されていると思いますので、確認できると思います。あ、私は、太郎様の使徒ですので、光華とお呼びください。敬称は不要です。」


根田 「では、地上に行ってから、いろいろ確認しましょう。後、根田でお願いします。自分も『光華さん』とお呼びしますので。この世界での先輩を呼び捨てはできないです。」


光華 「では、先輩権限で『太郎様』は、譲れませんね!」


光の大精霊である光華は、満面の笑顔で言った。

根田は困ったなと思ったら、見た目が2次元の人になった。

しかも字描き歌の『つるさんはまるまるむし』の顔になった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


1分程すると元に戻ったが、神様たちは、噴き出して笑っていた。


根田 「何ですかこりゃ?エレー様が付けたスキルですか?それとも使徒にした効果がこれですか?」


エレー 「いや、私が付けたスキルではないです。使徒にした効果でもないです。固有スキルだと思います。地上に行ってから、確認してください。」


笑いを堪えながら、創造神エレーは、言った。


根田 「嘘は、言ってないって、何故かわかるんですよね。わかりました。地上に行ってから、確かめます。嘘かどうかわかるのってスキルですか?」


エレー 「いえ、神の持つ能力の一つです。根田さんは、私より神格が高いので、この世界の者に対しては、嘘かどうかは、確実にわかります。」


根田 「そうだったんですね。自分が神族と言われたのが嘘だと思ったら、真実だって確証のようなものを感じるので、何だろうと思ってたんです。ちょっと待ってください。頭の中に変な声がします。

OP(オイシーポイント)を、5,000獲得しました。』

オイシーポイントって、何ですか?」


エレー 「私も聞いたことないですし、私の設定ではないですね。地上に行ってから、確認をお願いします。」


気になることだらけだが、地上に行ってから、確認することが多いので、その辺を詰めることにした。

創造神エレーが会議用の机と椅子を出したので席について、神様たちと話を詰めた。

話の中で、数え方が「人」になってますが、気にしないでください。

光の大精霊と根田さんは、神様的なポジションですので「柱」にしようかと思ったのですが、自分の中で違和感があったので人として扱いました。

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