第二十二話 大精霊たちを召喚
分かりずらくなってしまいました。
書き直そうと思ったのですが、上手い表現が思いつきませんでした。
神殿の関係者が集まってきたので、不可視モードから優しい光をまとうイメージで通常モードに切り替えて現れてみたが、どうやら受けたようだ。
聖女さんや巫女さんが、手を合わせてる。
日本人のせいか手を合わせられると死んで仏になった気分になるな。
神なんだけど。
そういえば、日本で死んでるから仏でもあるのか?
そのせいで、ストイックな性欲無しなのか?「違いますよ。」とは、エレー様。
アホなことばかり考えていても迷惑なだけだな。
精霊たちを召喚する儀式を進めるとしよう。
根田 「皆さん、そろそろ属性の大精霊達を召喚したいと思いますが、よろしいですか?」
キダチ 「少しお待ちください。拝殿の周りに近づかないように手配していますが、確認させていますので。」
根田 「わかりました。お手数をおかけしてすみません。」
キダチ 「神の為に働けるのです。これほど幸せなことはありません。神や精霊に拝謁することができ、さらに会話することができるなど、神官として神殿の歴史に残ることです。」
根田 「そう言って貰えると神として、嬉しい限りです。」
アカメ 「拝殿の周りの確認が終わりました。根田様、召喚を始めて頂いて大丈夫です。」
根田 「有難うございます。拝殿には入れないようにするのと音が聞こえないようにしますね。それほど時間は掛からないと思いますので。」
大精霊たち来てるし、聖都の周りに問題が無いのも分るから大丈夫だろう。
問題が起きるとしたら自分のスキルの暴走だからな。
後は、大精霊たちがどんな演出するかだけど、こちらが困るようなことはしないだろう。
さあ、召喚ショーの始まりだ。
根田 「それでは、属性の大精霊たちを召喚します。」
厳かな雰囲気をイメージして、演出だ。打ち合わせしたセリフを言わないと。
根田 「属性の大精霊よ、世界樹の精霊よ、我、ネタの神、根田太郎の名において、光の大神殿に召喚す、我が求めに応じ、顕現せよ!」
召喚のセリフに合わせて、タイミングを計っていた大精霊たちが、派手な登場の演出をしつつ現れた。
土の大精霊は、大きな大理石が現れて、それが彫刻されるように形が変形して、ギリシア彫刻のような女性の形状になったと思ったら、生身になってご登場。
水の大精霊は、水柱が立ったと思ったら、裸の女性のような形状になり、その後、女神様たちと同じ服装をまとって生身になりご登場。
風の大精霊は、つむじ風が起こったと思ったら、「キャッ。」と言いつつミニスカートみたいになった古代ギリシアの男性が着用している感じのキトンのような服装の裾を抑えつつ、ご登場。
何故か13歳ぐらいの少女の姿だ。
火の大精霊は、赤い火柱が立ったと思ったら、火の鳥のようになって、「クワーッ。」と鳴いたと思ったら、青白い炎が人型になって、生身になりご登場。
闇の大精霊は、原油というかコールタールのような物が床に浮き上がったと思ったら、ボコボコと湧き出すような感じになり、それが人型に変形、生身になってご登場。
世界樹の精霊は、桜の花びらが舞う桜吹雪が、つむじ風で巻き上がった中に人型の影が見えたと思ったら、花びらが無くなって、中からご登場。
演出いらないと言ったけど、結構派手な登場してくるな。
おっと、そんなことを考えるのは後回しだ。
根田 「大精霊の皆さん、初めまして。異世界日本より召喚された神 根田太郎です。お忙しいところ、こちらの都合でお呼び出ししてすみません。ご迷惑をおかけしますが、こちらの世界の見聞を広めるためご協力お願いします。」
そう言って頭を下げた。
チラッと見たら、属性神の大神殿から派遣されてる巫女さんたちが、感動して涙を流してる。
後で、属性の大精霊に一言声をかけてもらおう。
土の大精霊 「太郎様、頭を上げてください。我ら精霊は、神の部下であり、手足となるものです。太郎様にそのようにされると恐縮してしまいます。申し遅れました。私は、土の大精霊です。何なりとお申し付けください。」
土の大精霊は、笑顔で優雅に礼をした。
根田 「これから、よろしくお願いします。土の大精霊様とお呼びすれば、よろしいですか?」
土の大精霊 「太郎様、敬称は不要です。光の大精霊と同じく名を頂ければと思います。」
根田 「わかりました。後で紋章を作っていただきますので、その時に。他の大精霊の方も紹介していただけますか?」
光華 「太郎様、私が紹介しましょう。こちらから、水、風、火、闇の大精霊です。世界樹とは少し話したので、ご存知ですよね。」
何だろう、”以下同文”って省略されてる感じが、すごくするんだけど、この場では適切な対応のような気もする。
ちなみに、大精霊たちの服装は、万年青で見た上司の神と同じだ。世界樹の精霊は、植物の精霊のイメージのように緑色じゃなくて、萌黄色の服装だ。桜吹雪の演出だったから、桃色の服で「ピンク色の憎いやつ!」とどこかで聞いたようなキャッチコピーを付けてやろうかと思ったのに。
…なんとなく男性用性具に付いているコピーのような感じが、しないでもない。
おっと、いい性格を披露してる場合じゃない。
根田 「それでは、皆さん、神域空間を拝殿に作りますので、後の打ち合わせはそちらで。あ、神殿の立ち合い者に、皆さんの大神殿から派遣されている巫女たちがいます。信徒である彼女たちに、声を掛けてあげてもらえますか。」
涙を流すほど感動する信徒に、気遣えないなど神失格だからな。
属性の大精霊たちが、巫女さんに声をかけている。
巫女さんも大精霊も笑顔だ。良かった。
と、自分の役目を果たさないとね。
根田 「聖女さん、大神官長殿、騎士団長、朝まで拝殿の祭壇に神域空間を作って作業を行います。神域空間の音や光は、地上に漏れませんので安心してください。我々は拝殿の様子はわかりますから、不審者が侵入したら捕まえておきますね。あ、騎士団長、朝は混んでいるでしょうから、冒険者ギルドへはお昼前に行こうと思いますが、どうでしょうか?」
ベラ 「わかりました。拝殿の戸締りはしておきますね。侵入者は拷問してくださって構いません。」
根田 「拷問ですか?遠慮しておきます。捕まえたら、騎士団長に引き渡しますね。まあ、神殿の怒りを買うような馬鹿者はいないとは思いますが。」
キダチ 「それがたまに居るのです。儀式で使用する銀食器などを盗もうとするような不届き者が。魔法の使い手や錬金術師を抱える神殿の物に泥棒対策がしてあるのは当然なのですが、そのような行為をする者は、無知ですので、何も考えないで盗もうとして捕まるのです。他国の間者は、拝殿には儀式用の物しかないのを知ってますから、立ち入りません。」
根田 「盗みなどする方が自身にとって、損だということを理解しない者がいるのは、どこの世界も共通なのですね。神殿に侵入できるほどの者なら冒険者として斥候職で名を立てることもできるでしょう?」
キダチ 「根田様の言う通りですが、馬鹿なことをする者は、そこまで考えが及ばないのでしょう。」
アカメ 「根田様、冒険者ギルドへ向かう件ですが、昼前にこちらへ私が来ればよろしいですか?」
根田 「いえ、朝の祈りが終わったら、外の広場にいますよ。神官や騎士の訓練を見学してますね。皆さん以外の私への認識を神殿関係者にしますので、問題は無いと思います。」
アカメ 「わかりました。時間になったら、声をおかけします。」
根田 「よろしくお願いします。」
キダチ 「根田様、大神官の身分証です。大精霊様たちの分も作っておきました。」
ベラ 「私も冒険者ギルドのギルドマスターへの手紙を書きましたので、お渡しします。」
根田 「お手数をおかけしてすみません。」
身分証と手紙を受け取った。身分証は、4名分だ。同行するか本人と調整するが、一応念のために作ってもらった。
同行する場合は、名付ける必要があるだろうから、名前は考えておいた。
世界樹と闇の大精霊以外にも名付けることになるとは、思わなかったけど。
本人を名付けるときは、一応ボケてから、身分証にある名前を告げようと思ってる。
そのくらいは、ネタの神として、やらないといけないだろうからね。
属性の大精霊たちと巫女さんの話も済んだな。
神域空間を作って作業だ。
根田 「それでは、神域空間を作りますので、拝殿の戸締りをお願いします。精霊の皆さんもよろしいですか?」
皆さん了承のようだ。
さてさて、女性の中に男が一人だ。
はたから見ればハーレムなのかもしれないが、この状況は、男にとってある意味地獄なんだよね。
サラリーマン時代に女性ばかりの部署で仕事したこともあるから、経験上知っているんだ。
女性は感情が優先する傾向があるから、男にとっては仕事がやりずらい相手だ。
まして、数で勝ればどうにもならない。
今回は、精霊さんだしね。何とかなってほしい。
ただ、男相手のが気が楽とはいえ光の上位精霊みたいに、ふんどし姿のおっさんは勘弁だけどね。
次回更新は時間がかかるかもしれません。
この時期は忙しいもので。
ストックがあればよかったのですが、すみません。




