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8話 恋

おは…ようございま……す……。

えっと、朝起きたら束縛されてました。

そういう属性は無いので勘違いはなさらないで下さい。

なんとなく予想出来たのがまた悲しいです。

皆さんに様子を説明しますとですね。

男子生徒大集合してます。

あっ、特別学級の男子ですよ?

数百人もの男子に囲まれたらさすが怖いし嫌ですもん。

「メディー・ボンドエル。お前を…殺す」

「・・・。お嬢様はどこに?」

「部屋にいる」

「部屋とはお嬢様な自室か?」

「あぁ」

「何かしたりしてないだろうな」

「部屋に入れないからしてないが。マリーがなにかしているかもな」

「もし、僕が殺されたとしてお嬢様にはなにかするのか」

「そりゃあ、あれほどの魔力量は見たことがないからな」

奴隷か…。それならば皆殺しか、逃げるか…。

全員、魔力量が多い奴ばかり、それで戦うとなると確実に負けるな。ならば道は一つ。どちらも、低確率だが…

「そうか。ならここを逃げるだけだな」

「逃げれるならにげてみ「ボンドエルッ!!」…ルリシア・エリオーヌ」

「・・・コグアナ・アベルか。強敵ですが、私に勝てるとでも?」

「魔力量はあるが体力が少ない…。それで五分五分だろ?そしてこの人数だ」

「お前ら……我女子ぞ?女子ぞ?まぁ、ルリシア家特製体力アップステッキがあるし全員かかってきてもいいけど…ちょっと待ってね」

お、お嬢様?えっと、なぜギャグテイストになさったのですか?

って虫!?なぜ…あぁ、コグアナ様虫苦手なのね。

おぉ…大混乱なう。

「だどっ、でばずぐえなやなわは」

「アベル!落ち着け!!あれはおもちゃだ」

「はへ?・・・ッルリシアァァァ」

「プギャァァ笑笑我に勝てるなど百年早いわ」

「あぁ!?今すぐ殺せぇぇ!」

「ざ~んねん☆さっき私の名前を叫ばれたでしょ?先生来てしまいしたわよ?」

「コグアナ…。はぁ、全員こっち来い」

「バイバ~イ」

「二人ともだ。ジル、ボンドエルの紐をほどけ」

「はーい」

当たり前ですけどめんどくせぇ。

僕、とても被害者ですね。はぁぁぁ

って跡出来てしまいました。

「ボンドエルゥ、大丈夫?」

「お嬢様も大丈夫ですか?」

「あはははは。そりゃ指一本触れられてないからね」

「それは良かったです。・・・お嬢様、その瓶は?」

「へっ?あぁ、なんでもなガンッ」

「落ちましたよ。……胃薬ですか」

「急展開すぎて胃薬が…ね?」

・・・はぁぁ。

そこまで減って無いようですし、あの慌てようですと心配なさってて下さったのでしょうか。

「お嬢様、一生仕えます。これからよろしくお願いします」

「うんっ!ってばれた?」

「勿論です」

急展開すぎて胃薬…。

お嬢様にまた胃薬を飲ませることになるかもしれませんね。

お嬢様、好きです。

仕える者の忠誠心ではなく一人の男として……。

そろそろ旅をさせたいですね…。

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