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6話 ルリシアの秘密

今回は会話文が多めです。

「お前らスパイだろ?」

「「!?」」

「ちょっと先生何言っているんですか?」

「・・・お前らは二人っきりになるとお嬢様って呼ぶだろ?そこが不思議だったからな。ちょっと調べさせて頂いた」

「…っ。僕達をどうするつもりですか?」

「ルリシア王国を倒してもらう」

「「はぁぁぁ!?」」

「驚くのも無理は無いと思う。だが権利があるとでも…?」

「そうですね…。分かりました」

「「え!?」」

「お嬢様!母国を捨てるのですか!?それに、国王陛下を切るという事ですよ!?」

「分かってるわよ。まず私、日本人だから。外出てないからどんな国かも知らないからね。お父様には感謝してるけど本当の両親だとは思ってないから」

「いや、でも…!?」

「・・・正直、今回は生きたいのよ」

「?」

「貴方がついてくるか来ないかは貴方次第だから」

・・・お嬢様につくか国王陛下につくか。

どっちみち死ぬと思うけど。

でも、僕はお嬢様の召使い…。

それに、何か訳があるような言葉使いだったから。前世何かあったのか知るためにも……

「分かりました。ついて行きます」

「ありがとう。ボンドエル」

「・・・もう一つ大事なことがあります」

「なんでしょう?」

「ルリシア・エリオーヌ。貴方実はコグアナ王国の姫なんです」

「「・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」」

「えーとですね。王子と双子で産まれた貴方は赤子の時行方不明になったのです。ルリシア王国のスパイが盗んだという事は分かったのですがどこにいったのか分からず王子一人だけ産まれた事になっていたのです」

ちょっと待って下さい。

お嬢様の目が点です…!

ゲームでもなかった設定なのでしょうか?じゃなくて、超展開すぎで頭が追いつかないです。

「な、なるほど?」

「お嬢様、絶対分かって無いですよね?」

「いや、大体分かってるよ。ゲームではそんなストーリー無かったけど多分、私を生け贄にして仲良くなろうとでもしたんじゃない?」

「どういうことですか?」

「だから、私がこっちでぐぁぁぁぁ!って暴れてるのをルリシア王国が助けて仲良くなろうとでもしたんじゃない?」

????よく分からない。

前までの王女だったら暴れまくるでしょうが能力が少ないのにどうやって暴れまくるのでしょうか?

「言ってなかった?能力が上がるのはルリシア王国の魔力を大幅にあげる薬を大量に飲んだから」

「聞こえてる!?」

「声に出てた」

「ぐっ…。でも、何故民間人じゃなく王族を誘拐したのでしょう?」

「そんなの簡単。脅しよ脅し。実はお前の子供なのだ!助けってやったぞオラオラって感じじゃない?」

「なるほど、分からん。です」

「簡単に言えばお父様に使われたのよ。許すマジ」

「国王陛下…。では、お嬢様。作戦会議を」

「そうね。じゃあ先生さようなら」

「さようなら」

やっと、動き出したぁ…。

お待たせしました!ツッコミは各自でおこなってください。

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