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3話 攻略キャラ

「…調子はお戻りになられましたか?」

「えぇ…ありがとう」

「では、戻りますか…」

「……そうね」

あぁ、お腹痛い…

転生とかって聞いた事はあるけどまさか御嬢様が転生者だなんてっ……!

っていうか本当にあったのかよ!?

性格は良くなった気がするけど、残念度は上がった気もする…。

オウマイガッ!!



「あっ、先生」

「もう大丈夫か?」

「はい。ありがとうごさいます」

「では、席につけ」

「「ハーイ」」

よっこらせ

ふぃぃぃ…

さてさて、取りあえず御嬢様にはできるだけついていた方が良い気がします。

攻略キャラについても知っておくべきでしょうし…。

それと、主人公にはあまり近づかない方が良さそうでしょう。

あぁ…。どうしよう…

「起立っ!」

!?ガタガタ

「礼っ!」

ちゃんちゃんちゃーん

あるぇ?終わった?

うわ、終わった…。

で、御嬢様は?

「おーーい!!」

「はい?何でしょう」

「一緒に帰ろっ」

「あの~、エル君とは…?」

「?あぁ…。エルワン・ブレイヤ。ショタっ子担当で見た目は可愛いけど腹黒くてかっこかわいいのっ…!リアル天使!!」

「…なる程?ブレイヤ家のご子息様の事でしたか。いつも、黄色いウサギのぬいぐるみを持ち歩いてる」

「そうそう、あのぬいぐるみは気持ち悪いけど」

「ですね。ピンクでは、ダメだったのでしょうか…?」

「黄色担当だからね…」

「はぁ…?では、寮に戻りましょう」

「おうっ!」


寮まで徒歩10分。

御嬢様の体だと15分前後…。

歩くのが遅いうえに今日は立ち食いをするのか。

前世は庶民って言ってたし。懐かしいのだろうから良いけど、他の子達がジロジロ見ているのだが…。

「シリル・ベストワーゼってしってる?」

「はい。学校全員の名前は一応覚えていますから」

「そう。その子は要注意人物だから、気をつけて」

「?そうなんですか。裏表の無くて人望もあつい人と言う情報もありますし見ていても優しい人です」

「実際は裏表がある腹黒だから。それで、この店の裏の通りでイベントがおこるから。もしもの時脅せるようにしときたいからねぇ」

……顔が悪いです。

ドンっ

「きゃぁっ」

「…っ。ごめんね。大丈夫?」

「は、はい。ありがとうごさいます!!」

「いえいえ。ってこれなに?」

「へ?あっ!ちょっ……」

「お菓子の詰め合わせに漫画も…。同じ学校のようだけど持って来たらダメだよね?」

「…うぅ。はい」

「くすくす。ちょっと手伝って欲しい事あるから手伝ってくれたら内緒にしてあげる」

…良い人のような気がしなくも無いけど。

??って…

わーお。ベストワーゼ様がこっち見てるよ…。

「何してるのかな?カメラ持って」

「あ、あのこれには訳が…」

「ふーん?」

「ヤーイヤーイ!は・ら・ぐ・ろ~」

「!?御嬢様」

「んなっ!?」

「しってるんだぞぉ~!宿題をさせる気だろ~!!宿題も自分で出来ないのかよっ!ばーかばーか!」

「あぁ!?テメーの方がバカだろうがっ!しってるんだぞっ!数学のテスト7点だっただろうがっ!」

何この。低レベルのケンカ…

本当にお前ら良いところの子か?

というか、7点だったのかぁぁぁ!?

「……ふふふふふ。ぬかったなぁ!テストの点数は先生と自分しか分かんないはずだけどなぁぁ…」

「あっ…」

「先生と仲良いのかな?あぁ!カメラ撮ってたー!ばーか!帰ろ~」

「………はい」

えっ。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怒らせるべきじゃないよ…!

っていうか低レベルとか言ってごめんなさいっ!

ベストワーゼ様は低レベルだけど、御嬢様は高レベルですね…

いや、ベストワーゼ様が低レベルなだけか…?

エルワン・ブレイヤ


甘えん坊でぶりっこキャラ

黄色というか金髪のような髪

背は、155ぐらいの低め

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