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1話 転生者

『悪役令嬢は恋をした』ってやつと一緒に見たら分かり易いかもです。

シラリナが主人公の話です。

勿論、こっちだけでも分かるように頑張ります。

はぁ…。

なんとか御嬢様を入学式に連れてこれたけどなんかビクビクしてるし…。

本当にどうなさったのだろうか。

ボローレ……ボローレ……

やはり、なんか聞いた事のある名前だ。何故だろう。

昔、そんな名前の人と会っていたのだろうか…?

懐かしい…。名前を言うだけでドキドキする。

うむ、不思議な現象だな…。病院には行っておくか…。

っと入学式が始まってしまっていた…。

編入学生の挨拶か…。

「こんにちは。ボローレ・マリー・ジョルジュです」

!?ボローレ。

ちょっ、待って。

御嬢様!?って、顔が真っ青じゃねーか!大丈夫ですか!?

保健室に連れていかないと…!そして、話を聞かないと意味分からん。

「あっ、先生」

「はい。どうしました?」

「エリオーヌの調子が悪い様なので保健室に行って良いですか」

「本当ですね。先生が連れて行きますよ」

「いえ!僕が行きます!」

「?そ、そうですか」

「はい。…エリオーヌ。保健室に行こう」

「う、うん」


御嬢様を寝かせて話を聞きますか。

「エリオーヌ…いえ、御嬢様。どういう事ですか?」

「……ここは…ね?乙女ゲームの世界なの」

「乙女ゲームとは…?」

「女の子が主人公でイケメンな男子とあんな事やこんな事をするゲーム」

「……なる程?で、その乙女ゲームの世界なのですか?ここは…」

「うん。ボローレが主人公で私が悪役令嬢、貴方が攻略キャラ…。他にも攻略キャラがいるけど」

「……ん!?待って下さい!なんとなく察してましたが、僕達も関係あるのですか!?」

「そうだよ?ちなみに貴方は私に呆れて心優しくて女子力が高い主人公にキスしたり「マリーさん。僕と愛の逃避行しませんか?」ってカッコつけて言うの。とても面白かった…じゃなくて、かっこよかったわ」

「……」

「ちなみに貴方は隠れキャラで、攻略するのに時間がかかったわ…」

「………僕の説明はいいです。御嬢様が悪役令嬢ってどういう事ですか!?」

「あぁ。私は、悪役令嬢で「私をバカにした罪を償いなさいっ!」って言って攻撃するのだけどへっぽこ魔法だから、反撃されて死んでしまうの…」

「んなっ!?そんな…」

「別にいいわ。前世はベッドから落ちて死んだもの…。こっちの方が倍かっこいいわ」

「…そうですね。じゃなくて!御嬢様は僕が守ります」

「大丈夫よ。前世は二階建てベッドだったけど今世は、落ちても大丈夫だもの」

「じゃなくて!」

「あっ、ちょっと待て!御嬢様は僕が守りますってもっかい言って?」

「え?御嬢様は僕が守ります?」

「もっとキリッと!」

「はい…。御嬢様は僕が守ります!!!」

「おぉ!大人気声優のボイスゲットっ!」

……はぁ。前世の御嬢様はどのような方だったのだろう?

ベッドだってしきりがあるでしょうし…。

「じゃなくて!そのようなストーリー壊しましょう」

「そうね。貴方がいることだし」

「有り難き御言葉」

「あっ、もう一回言って?」

「……有り難き御言葉」

「ありがとう」

何故、残念なかんじがするのでしょう……。

シラリナ・エリオーヌ


シラリナ王国の第三王女

前までは性格は最悪だけど見た目は世界一…嫌宇宙一可愛い。

ちなみに背は147で小さい。バストもAカップ…。

白い髪はおろすとお尻まであるがじゃまなので基本はポニーテール。

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