三匹の龍
ほんとすみませんでした。(┳◇┳)
テスト明けで、ゆっくり書いていたら、まさかの文化祭の準備!? という感じで遅くなりました。
また、遅くなると思いますが、どうかあたたかく見守ってください(∋_∈)
生きるものすべてに感情があり、考えがあり、想いがある。
それはみな同じものではない。
神の使者 龍よ。神の命により 我らを見守るものよ。 想死生の元に 我らはあなた方に 想死生を預ける事を誓う…。
「想死生てなんだ?」
「言葉の通り。想い・死・生のことだ。そして三匹の龍を表す。」
我らの心を全てしる龍 ユリエニアよ
想いを紫に例え 我らに赤のような怒りや 青のような悲しみを教えよ
我らの死を全てしる龍 ディエオよ
死を漆黒に例え 生涯の終わりの時まで我らを見守り続けたまえ
我らの生を全てしる龍 クィシスよ
生を純白に例え何色にも染まらぬ 真っ白な生を授けたまえ
「これが三匹の龍と五匹の竜の話なんだが…今、竜と龍の様子がおかしいのだよ」
「どうおかしいんだ?水がなくなって来ているとかか?」
「いや、そんなのじゃない。その逆に元気が良すぎてな…泉の水が溢れたり…いきなり火山が噴火したり…他にも色々あってな…理由を聞いたら、ギルドで女二人と奇妙な男を連れてこいと言ってきてな…勘だがおまえ達のことかとおもってな…」
王様が勘って…国は大丈夫なのかよ…
「ああ~、ん~、たぶん俺たちかも…」
死神居るしね…。
一応女神だけど…。
「まぁ、その神の使いが会いたいと言ってるんだが、会いにいかんか?」
んー、どしよ?
リン 会いに行く?
行っといた方が良いんじゃない?この世界に詳しいから色々訊けるでしょ
それもそだなぁ~
じゃセランにも言っといて
分かったわぁ~♪
「居場所は大丈夫なんですか?」
「あぁ…ただ風のサムヒィーは放浪としているから分からんが…龍や竜たちが捜してるのがお前なら、きっと自分から会いに来るだろう」
めんどくさぁ~い
てか 竜来れるのかよ…町が破壊されるの間違いじゃ…
「どうやって会いに来るんだ?」
「確かに、竜本来の大きさなら町が壊されるかもしれんが…人の姿になれるらしいが…まぁ儂もどんな姿かは見たことはないが…」
「へぇ、でも見たことないなら竜か分からんじゃん」
「儂もよくは分からんが、たぶん自分から名乗ると思うが…」
「そか…、ならまぁいいや」
ドタドタドタ バタバタバタ
「なんか五月蝿くね?外」
「…。い…いや、気のせいじゃないのか…たぶん…」
「王様。此処に来るとき誰かに話した?」
「………」
「たぶん、兵の方々だねぇー、あの足音王様を捜してるみたいに聞こえるんだけど」
「……レンヤ……ついでに頼みがあるんだが……、儂を逃がしてく「兵の皆さーん、王様此処に居ますよー」レンヤ見捨てるのか!!」
バタッン!!!!
「陛下コンナトコロで何をしてイラッシャルンデスカ?」
「ひっ…いや…あの…大事な話をレンヤとしてたんだよ…なぁ レンヤ」
うゎ~王様なんかすごく訴えようようとしている…めんどいな…。
「陛下大事な話は書類が全部終わってから…と言いましたよね…」
ニコッ
「あ…あぁ…そうなんだが…「言いましたよね」はぃ…言ってました…」
こぇー、王様弱
この子怒らせると恐いな…
「失礼ですが。あなたがレンヤさんで間違いないですか?」
「あぁ、レンヤ・ソウジョウだ。あんたは?」
「わたしは、シェリル・ノーズと言います。王様の護衛兼第一番隊副隊長を勤めています。今回の兵と隊長の態度については、本当に申し訳ありませんでした…。私がいない間に…。彼らに止めさせる事が出来なかった…だからあなた方には、とても感謝しています。陛下がお邪魔して申し訳ありませんでした…コレは連れて帰ります。また城にお越し下さい。今度は最高のお持て成しをさせていただきます」
王様をコレ呼ばわりか…それでも頭もいいみたいだし、体術の経験もあるみたいだな…後胸がで……いや、リン…まだ何も言ってないぞ。鎌の音が聞こえるが…構えてないよな?冗談だよね?この子仲間に欲しいなぁ~えっ!?私達が居るでしょ!?いや、指揮が良さそうだったから…
「やらんぞ」
ちっ 来んなときだけ勘が鋭いな…まぁいいや今度自分で聞こぉ~
「てか、コレ(王様)のせいでご飯まだなんだけどもう食って良い?あぁ、コレはすぐ連れて帰っていいから」
レンヤは、言いながら王様をみる
「そうだったんですか!!ホントにすみません。ほら、王様早く帰って書類を終わらせますよ!」
「おまえ達さっきから儂のことを馬鹿にしているだろ!!儂は王だぞ。」
うゎ~、醜い…
「王様。そんなのはわかっています。この国に居て知らぬ人などいないですよ。何、当たり前なこと言っているんですか?」
「だったら何故さっき儂をコレ呼ばわりしたんだ!」
「書類の量が多すぎるからと、誰にも告げず城から出た方が何を言ってるんですか?コレ呼ばわりされたくないなら、ちゃんとして下さい」
「うっ…」
王様が、可哀想に見えてきた…
「では、レンヤさんこれで失礼します。今度来たときは、武術や魔術など教えて下さいね。ほら、王様生きますよ!!」
「わ、わかっている。レンヤ、またな…」
バタン
ふぅ~、やっと帰ったな…あれ、あんまり腹減ってない?どういうことだ?リンわかる?
あぁ~それは、レンヤは1ヶ月ぐらい飲まなくても食べなくても良いようにしたから♪
かなり、便利だな…まぁ、食わねぇーならいいや。リン俺の分セランと食べていいぞ
やった♪
なら、俺は寝るわ~おやすー
おやすみレンヤ