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Next door

なろ

「一体..どうなってるんだよ」


俺はそう呟いてしまう。


「コロ..ス」


もちろん返答はない。目の前の男は化物になったのだ


「アアアアアアアアアアアアアアアアアア」



こいつ..


見た目怖すぎる



目の前で化け物になった男が吠える


暴走(スタンピード)を確認。個体名ベルゼに(終喰)が与えられます。」


なんだ?この声。説明が言ったような気がしたが


「これは私ではなくこの世界のシステムです。マスターがレベルアップしたときにも聞こえたはずですが」


え?あれって説明じゃないんかい


そんなことを考えていると


「アアアアアアアアアアアア」


目の前のおとこから夥しい数の触手が出てくる


「ッ!なんだキモすぎるだろ?!」

同人誌でよく見るような触手…


ではなくすごくゴツい感じの触手が

化物から出てきた


「終喰スキルによるものです。終喰スキルは使用したものの生命力が消えるか全てを倒すまではずっと出てきます。」


「ずっと!?」


驚きながらも確実に剣で触手を斬っていく


「ブレイズシンク」


ブレイズシンクは中級魔法で周りに炎のサークルを展開する技だ。

攻撃にも守りにも使えて非常に有効だ。


「マスター。ブレイズシンクの状態の継続を推奨します。」


継続?でもそれじゃあ俺の魔力は…


と言いかけたとき


「アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


油断した!


「ッああああああああああああ」


俺はあいつの触手に弾き飛ばされて壁に思いっきりぶつかった


くそ!しくってもろにあいつの攻撃を喰らったし痛え…


「なんだ..これ」


ふと俺は自分の腕を見る。


攻撃を喰らった左腕が腐ったように変色している。


「マスターが今くらったのは暴食スキルによる腐食です。

ブレイズシンクで身体への攻撃は少し軽減されましたが精神への攻撃が危ないです」


そうだ。暴食スキルには精神への攻撃が兼ね備えられている


くそ..俺の腕がめっちゃグロい…ちゃんと治るよな?


すると脳内に声が響く


「精神への攻撃を開始します」


その言葉が脳内に響いた瞬間俺は軽い目眩を覚えた。


「なんだ…?急に気持ち悪い..」


だめだだめだだめだ。考えるな。


理由はわからないが突如として腕に視線がいく

いやグロい、、


いやなんんで俺はははは?なんでこんな思いをしないといけないんだ?


なんでだ。急に嫌な考えだけが頭に思い浮かんでくる


「アアアアアアアアアア!!」


そんな俺を気にもとめぅ続けて攻撃が来る。


「っ!」

考えていて反応が遅れた…


俺は男の攻撃をモロに喰らった


ッ死にたくない…



ちげえだろ!!


「くそ!弱気になるな俺!」


どうやっても頭から嫌な考えが離れない


これが精神にくる攻撃なのか…


「マスターの精神の侵略率12%です。100%になる前に片付けましょう」


片付けるって言ったってどうしたら…


死にたくない死にたくない死にたい


「ッ」


精神攻撃が効いてきている。


全く死にたいと考えていないのに死にたいと思ってしまう。

体に力が入りずらい..!


「アアアアアアアアアアアアアアアアアア」


男の口から光線のようなものが出る


「「二重結界!」」


説明が反応できなかった俺より早く下位魔法のニ重結界魔法を使う


「く…そ重すぎんだろ」


「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」


男が叫ぶとさらに重さが増す


説明が焦ったようにいう


「マスター!これ以上は耐えれません!テレポートを使うことを推奨します。」


確かにここでテレポートは最適解だ。


だが


「俺の残りの..魔力は?」


「32%です」


微妙な数だ


果たして残りの魔力で


「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」



こいつを殺せるのか..?


けれど考える時間はない。時間を使えば使うほど魔力は減り不利になる。


「ッ!テレポート」


結界が綻び始めたため俺は仕方なくテレポートを使いダンジョンの淵に身を隠す


「ラストチャンスってところか..」


さっきから精神への攻撃が効いてきてる感じがする


このままだと


「普通に精神が終わって死ぬ。」


本当にそれだけは避けたい。


いくらなんでもそれで死ぬのはチョッチキツイ。


「マスター。死ぬことを考えるのではなく勝つことを考えましょう」


っと確かにそうだ。


「いくか」


これがラウトチャンスだ。


俺は傷ついた体を鞭打って出せる最高速度で走る

レベルが上がっていることによって以前とは比べ物にならないスピードで走れる。


「まじで増田たちに感謝だな..」


あの時黒狼王を倒したことが繋がってうる。


「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


こいつ..完璧に乗っ取られてるだろ


そこまでして俺を殺したいのか


「テレポート!テレポート!テレポート!」


俺は終喰をできる限り避けながら時間を稼ぐ。


あと少し。


あと少しだ。


足りない分の魔力は俺の生命力を代償にする。


「紅蓮剣!」


攻撃をいなし続ける


こいつの触手を喰らうと腐食+精神への攻撃が来る


くらうのは最小限にしたい


だが使う魔力も最小限にしたい。









そして






「はあ、はあ、はあ、はあ」


もう両腕の感覚や両足の感覚はない


くそ間に合わない…


まだ 死ねない… 死にたい?



この世界に来てやりたいことはまだまだある。 本当に?


「アアア」


こいつに殺された人たちを考える。 死んでよかった。


無念だろう。 死ぬべき存在


怖かっただろう。 幸せだっただろう



死にたく。なかっただろう。


….


さっきから頭の中でいちいちうるせえんだよ


もう博錦雄紀とか高校生だとか俺だとかはどうでもいい


「俺..がどめて..えるよ」


こいつだけは確実に止める。


「アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


もう避けれない。


俺の命を奪う攻撃が届く。


だが俺はわかっていた。




【俺は死なない。】


なぜ死なないとわかっていたのか。そんなことはわからない。


けど今の俺には全てのことが可能な気がしていた。





瞬間





周囲の動きが止まったように見える。


「個体名博錦雄紀が瞬間思考を獲得しました。」


スキルの獲得。それはつまり生命体としての進化。


俺は新しく手に入れたスキルを起動する。


「インスト」






時が止まった。


いや止まったように見える、


思考が引き延ばされてる感じだ


そこで俺がずっと待っていた声が響く



「魔力の補填が完了しました」



来たか!


あれからどのくらい経ったかわからない。


精神はとっくに限界だ。


だが


「死んでも..恨むなよ」


「テレポーど」


フラフラする。まともに喋ることを難しそうだ



俺は引き延ばされた時間でスレスレで攻撃を避ける。


残り魔力はほぼないし意識も朦朧としてきている


けれど。この一撃を決めれば勝てる。


「アア..アあ?」


男は俺が何をしようとしているのか本能でわかったのかそれとも今の攻撃を避けたことに驚いて攻撃をやめて回避をしようとしたのか。

逃げようとする。


「にがだねえど」


即テレポートして男の目の前に行く。


お互いの顔の距離は30センチほど。





あの世界にいる時からからずっと思い描き続けた魔法



いつか使ってみたいと思い続けた魔法。


俺を救ってくれる



魔法




そうして俺は放つ。








【エクスプロージョン】





そうして俺は

エターナルスキルを最大限に使った魔法を放った。


3ヶ月ぶりです皆様。これからまた忙しいので次はまだまだ先になりそうですが

一旦スキルのまとめ的なのを作ろうと思います

今後ともよろしくお願いします!

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