表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/202

アタシの、本当の、気持ち(29)

 「お父さん、口では『自分は高卒だ』と言っていたけど、


  筑波大の理工学群を卒業していたから、


  ウチの工場の製品や、生産システムについて、


  ちょっと勉強するだけで、すぐに営業に生かせるようになったの。


  だけど、ちっとも偉ぶるところがなくてね。」


 「だから、母さんはオヤジに惹かれたんだ。」


 「でも、お父さん、最初は律子さんに一目ぼれだったのよ。」


 えっ、リコさんのお母さんの方?


 「ああいうスレンダータイプが好みだったのよ。


  だから、そっくりなリコさんがウチに来たとき、


  ものすごく動揺しているのがわかったわ。」


 「えっ、オヤジ、オッパイ星人じゃなかったのかよ? 」


 「そりゃ私とつきあって好みが変わったのよ。


  どうだ! 」威張られてもなあ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ