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大学生活のスタート(9)

 「わずかながら、効果がでてきている。

  ゴールデンウィーク過ぎには、

  『大名行列』は、

  『教授回診』レベルに、

  梅雨の時期には、

  『小さなコミケ』くらいの規模になるだろう。」


 リコさん、相変わらず楽観的だ。


 リコさんのログハウスにつくと、

早速、勉強の話だ。


 『趣味・勉強』の『男』に、ブレなどない。

 (『オッパイ星人』であることは、リコさんと私の間だけの、ひ・み・つ。)


 「講義についていけてるか。」


 「大丈夫よ。むしろ、びっくりされている。」


 「どうして? 」


 「私、普通に書いてるつもりなのに、

  めちゃくちゃ高速で書いてるみたいに思われてる。」

 

 「そりゃそうだろう、3年間、アタシがみっちり鍛えたんだ。

  処理速度は、常人レベルではないはずだ。」


 「周りが、ひいちゃってる。

  おじいさん教授なんか、

  『ムナカタシコウ先生の版画彫りみたいだ』って言われた。


  『ムナカタシコウ』って、誰? 」


 リコさん、吹いた。



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