表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/202

それぞれの選択(5)

 シュウさんと陽子さん、一緒にここまで迎えに来た。


 陽子さんはリコさんの車を運転し、


 私とリコさんは、シュウさんの車に乗る。



 リコさんの車と型は同じだが、真っ赤な車である。



 運転するシユウさんの横、助手席に私、


 私の真後ろにリコさん。



 「よく、ホテルの名前だけで迎えに来れたな。」


 リコさんがそう言うと、


 「私たち、よく利用いたしますので。」と、シュウさん。



 全く表情が変わらず、いつもながらクール。


 恥ずかしいという感情がないのかな。



 古河市に戻り、


 私の家の前に来た。



 下りて、家に入る。


 「おかえり。」母さん、それ以外、何も言わない。


 まあ、なんだかんだで疲れているから、何も言われないのは

 助かる。



 ただ、2階に上がるとき、


 「避妊だけはしときなさいよ。」結構大きな声で、恥ずかしかった。



 「大丈夫。『アフターなんとか』というのを


  リコさん、事前に用意してたから。」


 「やっぱりね。ほんとに、ぬかりないわ。」





 無表情だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ