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 リコさん、私を担いだまま、


 猛スピードで外に向かって駆け出した。


 「シュウ、陽子、後は任せた。」と、小声で言い残して。



 リコさん、外へ出ると、


 私をいつもの車に放り込み、


 すぐに走り出した。



 「ちょっと、どこに行くの?


  主賓がいなくなっていいの? 」



 「実は、キミの母親から


  『いつでも娘を連れだしてくれ。


   いや、いつになったら

   

   かっさらうつもりだ。』と


  せっつかれていた。」



 車は西に向かって進んでいく。


 「どこに行くの? 」


 陽はどんどん傾いていく。



 「着くぞ。」




 栃木市のはずれの


 ラブホテルだった。



 「関東平野が一望できる、人気のホテルだ。」




 車は、どんどん進んで、駐車場に止まる。




 夕方から翌朝まで、


 私たち、お猿さんでした。





 さすがに朝食抜き、睡眠抜きはバテました。



 昼食食べて、


 それからまたお猿さんして、


 ちょっと寝て、


 夕方、執事シュウさんたちに、迎えに来てもらいました。




  

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