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隠滅の森  作者: 箕宝郷
青春ポリフォニー
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作曲家への一歩

 高校時代最初に疑問に思ったことがある。宮崎君からヤマメと言われてから間もなく私のあだ名がヤマメになったことだ。驚くべきことは噂が広まる速さである。数日もしないうちにクラスの半数くらいの人たちからヤマメ君と呼ばれるようになった。ヤマメの意味を私はずっと気になっていた。

 高田先生は私がヤマメと呼ばれている事をいじめではないかと心配していた。しかし、当時の私はヤマメの意味を知らなかったので、「気にしていないので、大丈夫ですよ。」と答えた。高田先生は「そうか、まぁ困ったことがあったらいつでも相談しろよ」と言ってその場を去った。

 その日の放課後、私は部活動をどうしようか迷っていた。私のように音楽科に通っている人たちは音楽に共通する学科を志望するが、私は迷っていた。先輩方の話によれば部活での音楽は授業では学べないような音楽をやる事が多い。その為、マニアックな音楽をやる事が多く、部活内での衝突も発生する事も少なくない。本当に自分の好きな音楽は何か。当時の私はよく分かっていなかったので、部活に入らないことも視野に入れていた。その日の放課後、私はいつものように帰宅しようとすると見知らぬ女性の先輩からビラを配られた。ビラを見ると名前は()()()と言う名前であった。部活名を見た時私は、何かのわだかまりが抜けていく感覚を今でも覚えている。気になった私は勇気を出して先輩に「少し見学していってもよろしいですか?」と声を掛けた。先輩は「あらっ、男の子なのにめずらしいね。是非とも来てください。」と明るい笑顔で案内された。

 案内された場所は教室であった教室を見渡すと5名の女性が各々で電子ピアノと楽譜をいじっていた。すると、留美先輩の姿が目に入った。私はびっくりしたあまり目をそらしてしまった。すると、先輩は大きな声で「みなさーん今日はこの作曲部に見学に来てくださった方を紹介します。」とみんなが振り向いたとき、私は留美先輩と目があった。この時、再び私はキュン爆を起こしたのであった。

 私は自己紹介を済ませた後、留美先輩から声を掛けられた。「据長君、久しぶり来てくれてありがとう。」と声を掛けられた。私は緊張のあまりなんて返せばよいか分からずに「演奏会すごくよかったですよ。」と答えると留美先輩は「相変わらず可愛いね。」とニコニコしながら答えてくれた。周りの部員たちは「留美ちゃんその後輩君と知り合いなの?」と聞かれると、留美先輩は「うん」と答えた。すると口を揃えて、「んじゃあ部活の案内は留美に頼もうかな」と言うと

留美先輩から「据長くんよろしくね。」と言われ僕は留美先輩に部活の案内された。

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